青玉大門中央高等学校は蒼藍王国藍蒼市に所在する国立高校である。
正式名称は、国立藍蒼学院付属藍蒼大学付属青玉大門高等学校である。また略称として青大央という呼称が使用されている。
この高校はリンを除く王国主師全員の母校となっている。

常時は統合生徒会を頂点として、普通科、実業科、高等学術科、医療科、高等士官科がそれぞれ生徒会を有している。
統合生徒会本部は代々王族のみが付いているが、王族がいない年度もある。そのときは本部代行という名で、普通科生徒会本部が、統合生徒会の頂点に立つ。

基本校則

基本的に校則は非常に緩い。また、短文で意味が不明瞭なものが多い。これは、学生の99%以上を占める蒼藍族の性質によるものである。蒼藍族は遵法意識が非常に高く、法を遵守し、自発的に自分の中に国家が定めた法令よりもさらに厳しい持戒を定め行動をすることがかっこいいという意識が有る。
そのため、アルバイトに関してはすべて自己責任であり、何があっても学校側は責任を負わない代わりに学校からの許可、学校への届け出は一切必要ないとされている。これを利用し、アルバイト先という名目で、神子が、遥夢から金を借りて設立したのが3Cである。
なお、校則は校内に居るすべてのものに適用される。特徴的なものをしめす。

「現代文化を軽んじてはならない。」

短文かつ意味不明瞭な一文。これが、頭が固く知識が偏ったものには非常につらい規則となる。この校則には米印がついており、その先には「本項目の根拠として、「現代電子遊戯文化ならびに、電子工作文化等の促進に関する法律」の規定に基づいて、罰則、および規定などを定義する。」と有る。
これは簡単に言えば、ゲームや「コンピュータのソフトウェア、ハードウェアの自作」に関わる人口の増加とそれに関する文化の発展深度掘り下げを目的として、自発的な学習および工作を行うために勉学や就労に従事するものを補助する制度が、この「現代電子遊戯文化並びに電子工作文化等の促進に関する法律」通称「自作パソコンおよびゲーム振興法(神子命名)」には定義されている。
要はゲームを創ったりパソコンの自作などを通しコンピュータのシステムを理解するために、アルバイトをしたり図書館に通うものにはその交通費や、自作時に発生した費用などを国費で補助するという制度である。
この制度を定めた法律は、蒼藍王国の電子文化立国化を目指した法律であり、先王(ラーニャラムージャ=ラルストムージャ王朝第二代目 遥夢の父王)の時代に制定された。この法律ではゲームを遊ぶことはゲームの構造やプログラミングに興味を持つ大事なこととして奨励されている。
 前述の法規定を根拠とする、本則はゲームを目の敵にする頭の固い教師連中にとって、非常に分厚く、とてつもなく高い壁となっている。
ゲームを文化として認め国一丸となって創るものを育成しようという思いから、産まれた先進的な校則である。ちなみにこの校則を作れと学校側に突き上げたのはなんとPTAの父母達である。

「発生してしまった就労の責任を最善を尽くさぬまま、他者に求めてはならない。」

これまた、短文である。が言いたいことはたった一つ。
「アルバイトをしてもいい。むしろ大いにするがいい。しかしアルバイト中に起きた事件事故などに関わる責任を学生だからと言う理由や、友人という理由で何もせずに、学校や教師同窓生などに押しつけようとしてはならない。アルバイトをするからには一人の社会人としての自覚を持ち、自分のやったことの責任と自己防衛をしっかりととれる覚悟を持て。でなければアルバイトなんてするな。」である。
 良くも悪くも無責任だが、まあ、社会に出たら大体は自分を守れるのは自分自身というのは当たり前だ。まあ、とはいえ、学校もできる限り手を尽くした者を見捨てると言った無責任ではない。高校生なのに風俗でバイトなんて馬鹿なことを見過ごすはずがなく。バイトをしている者のすべての名簿を持っており誰が、いつ、どこでどんなバイトを何曜日の何時から何時まで行い、時給はいくらで、就業態度や、勤怠実績など、以外と細かく見ている。
 これはもし雇用者側が、給与の出し渋りや、未払いした場合や上司、先輩からのパワーハラスメントなどがあった際それが、公序良俗に反していない就業先だった場合、生徒に変わり学校が対応するためであり、相手が高校生だからといって舐めてかかると学校の運営者である国家・政府と争うことになり、最悪の場合営業停止強制倒産などの処置を執られることもある。現に舐めてかかって、前述の措置を執られる外資が年に2,3社はある。これが、超多国籍企業などの大手だろうが一切関係なく容赦なく星間連合などを通じて、すべての国の対象企業の現地法人をたたきつぶしにかかる。
 「責任は自分でとれる限りとりなさい。それでも取り切れない場合は君たちの権利は、我々が持てる力手段を総動員して守る。もしどのようなアルバイトをすればいいか。自分にはどんなアルバイトが向いているか。わからなかったら遠慮無く先輩や先生に相談しなさい。よいバイト先を紹介しよう。アルバイトも勉学の一つと思い大いにやりなさい。でも何もしないで助けを求めるのはやめなさい。何もしないで助けを求める野であればアルバイトをするのはやめなさい。あなたにとって意味が無いことだから。」
これは、毎年4月の入学式とその前日の1学期始業式に全生徒に対して校長が毎年言う言葉である。
 バイトをしたければするがいい。だが、自分の責任を自分の力で果たすことのできる範囲で果たさない者にアルバイトをする資格はない。
 アルバイトは許可制ではなく報告制とするこの学校ならではの校則だろう。

「廊下を飛ぶな。」「上階から飛び降りるな。」「SFJ以外でのゲーム、漫画のまねごと禁止」

簡潔かつ、人間からすれば、「できるか。」とか、「当たり前のことをかくな。」と言いたくなる。がこの学校の全職員生徒の99.9825%は上記の三つが全部幼い頃から可能な民族総中二病罹患者とその王が自虐る、世界に名高いハイスペック種族
蒼藍族だ。詳しく長く書けば伝わらないの典型か。廊下を飛べば、飛行技術が未熟故墜落し怪我をする心配も有るし無関係な者を巻き込むかもしれない。「上階から飛び降りるな。」も同様である。まあ、LSNの本部の一番高いところから落ちても怪我一つ無くけろっとしている幼稚園児だらけの蒼藍族。むしろ誰が一番かっこよく早く地面につくか競争を始める始末だ。
3つめはまあ、言わずもがな。実際にゲームキャラの能力を再現できるものが多いから。場合によってはけんかで、学校施設が破壊されかねない(実際に破壊どころか、壊滅させた女子2名も居る。)
全部、上記が可能な蒼藍族が生徒、職員の99%以上を占めるこの学校らしい校則である。

「図書館でのSFJ禁止。」

言わずもがな。図書館では静かにしましょう。SFJなんてもってのほかです。

「SFJ以外での普通科敷地内での能力使用禁止。」

これもこの学校らしい。まあ、暴走してたら仕方ないけどね。

SFJ

生徒間、生徒対教師間、教師間のトラブルや、諍いが、話し合いなどの温厚な手段で解決しない場合の解決手段。血の気の多い若者のガス抜き手段である。要は、異種格闘技で、買った者の意見が通るという者であり、詳細なルール、実行要項、管理要項を、熟知した、SFJ管理委員会と警備委員会によって、厳しく管理されている。必ず対戦者が、同じ形態で行わなければならず、相手が集団であれば、こちらも集団で。相手が個人ならばこちらも個人で行わなければならない。

通常

何で戦うかは試合を申し込まれた側に決定権があるが、、故意に試合を申し込んでくるよう仕込んだり、、虐めを行い相手を逆上させ試合を申し込んでくるように仕込んだりした場合は、決定権は申し込んだ側に移る。まあ、そんなことやるのは非蒼藍族だが。(蒼藍族はフェアプレーや、遵法行為こそ最高にイかした行いであり、虐めや違法行為は、ナンセンスでイケてないものだという。)
また、試合中に興奮するのは大いにかまわないが、開始前から興奮状態にある場合はその試合は無効となり、警備委員会裁定判に決定権が移行する。これらの簡単なルールは毎月はじめの全校集会で両委員会から通知される。

SFJM

上記とは別に純粋な、何でもありの異種格闘技として行われる試合もある。これは、SFJMと呼ばれ、マッチポイントと呼ばれるポイントが、試合の勝者に加算される。自分と同じ科の者としかSFJMは行えない。

SFJT

3学期の2ヶ月を丸々利用して行われるのが、青大央最大のお祭りである、SFJTである。年間SFJマッチポイント20以上のものが参加を許されるこの戦い。トーナメント形式で行われ、各課上位32名が本戦に出場する。そして何故かその年の統合生徒会長か、統合生徒会が組織されていない場合、普通科生徒会本部が優勝する。何でかわからない。ひょろひょろでがりがりの本の虫としか言いようのないひ弱な成年が、なぜか、屈強で、いくつもの猛者が巣くう大会をくぐり抜けてきた者達の屍の上にぴかぴかの汚れ一つついていない制服を着て、きょとんとした顔で正座している姿を見たとき、主師7人が、あのリンでさえ、笑いすぎて腹筋の肉離れを起こしたほどである。

SFJCTAF

8年毎(前回開催から数えで8年。開催年次を含めると10年に1回)、3年度丸々利用して行われるお祭り。もちろん、試験や、部活。修学旅行と言った年中行事は行われる。だが、授業はすべて自習となり、図書館や寮。サーバのある教室棟1,2階や管理棟。医療科以外の場所でなら、いつどこでSFJMを行ってもいい。ただし、校則に反しない範囲で。
これには、可能な限り、過去の上位ランカーも参加するよう同窓会から通知が届く。そして、大体遥夢が優勝する。毎回数多くの歴代ランカーが飽きもせず遥夢に挑戦する。遥夢に惜敗するランカーもおり、遥夢の試合は、いつも賭博の対象となる。
かつて、遥夢に勝ち優勝したのは綾女、鳴滝、正規、神子、涼子、若菜、四月一日の7名のみ。それも何度もである。特に遥夢対綾女の試合は毎回、両者同率となる。
さらに、出店や屋台も営業し、課題を終わらせた生徒にとってはまさに天国。まだの生徒にとっては、目標となる。

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最終更新:2024年01月20日 23:33