用語集
あ行
- アレッサンドロ・デル・サルト
- アンダードッグ
- 「負け犬」を意味するスラングだが、本作品においてはCR:5最大の敵である「アンダードッグ」を指す。
- 余談だがミスジャンでのカラーひよこ達のイベント名称が「負け犬たちとの邂逅」なので、無印における彼らは「負け犬」らしい。
- イーサン
- イヴァン・フィオーレ
- オメルタ
- イタリアンマフィアにおいて重要な鉄の掟。破れば組織から恐ろしい粛清が待ち受けているため絶対である。
か行
- カポ
- カラーひよこ
- ヴァルター、ランドルフォ、リッカルド、テシカガのこと。名前の由来は悪卵でジャンが彼らに初めて給金を支払った際の「コニーアイランドのひよこじゃないんだから(肌の)色で価値は変わらない」という発言から。
- 狂犬チワワ
- デイバン・マフィア戦争で犠牲となったNYマフィアの妻子達合計14組のうち息子達の方。
- 元はNYマフィア達に家族を人質に取られジャンを殺害するよう強要された子供達だったが、リングに操られた?バクシーがうっかり連れ帰ってしまったため現在はロックウェル在住。
- バクシー曰く「タマに毛も生えていない美タマボーイズ」とのことから10代半ばの可能性が高い。
- 銀鉄
- 「Night of the Galaxy Way」に登場する不思議な列車。元ネタである宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」にちなんで呼ばれている。
- 故人が大量に乗車しており、その最終到達点は死者の輪廻転生であると予想される。輪廻転生以外にも異なる世界線に人を運んだり、全滅エンドを「やり直し」させてくれたりする。現在のラキドが半ファンタジー作品になったのは間違いなくこの列車が原因。
- 乗車する人は「切符」を所有している必要があるが、切符の入手には条件がある。幹部達は全員切符を所有している状態で銀鉄に乗っていたが、仕事とはいえ大量殺人をしているジュリオでギリギリだったらしいので、悪事を働きすぎると入手できなくなる様子。
- 他方、ジュリオと同じくらい殺人をしているであろう悪卵バクシーは「サイモン」という老人の命を助けることで切符を入手しているため、罪滅ぼしをすれば悪人でも切符の入手は可能なようだ。
- ジャンが所有している切符は作中で「特異点」と呼ばれる特別製で、緑色に黒い唐草模様が印刷されたデザインである。(なおこのデザイン自体が「銀河鉄道の夜」に由来する。)この切符があると「どこにでも行ける」らしい。
- カルロ(ジャンの伯父)が「灯台守」として列車内の治安維持や乗客の管理をしていたり、ジェルソミーナ(ジャンの実母)が乗車客の命運に大きな影響力を持っていたりと、ジャンの家系は銀鉄と浅からぬ縁があると思われる。
- ちなみにこの特別製の切符を「使用」すると手のひらにシミのような汚れが付く。ジャンが手のひらの汚れを気にする意味深な描写は作中で何度か登場しているが、2025年に公開されたSS(day laborer days)でも出てくる辺り、銀鉄にまつわる物語はまだまだ続きそうだ。
- 2025年現在、主要キャラの中で切符の所有が確認されているのは無印のCR:5全員と悪卵バクジャンの合計7名。SecretM特典SSではカラーひよこ達が銀鉄に乗車できない(下ろされた?)と見られる描写がある。
- コーサ・ノストラ連合
- イタリア系マフィアの連合組織。CR:5は弱小ながらも、名を連ねている。なお「コーサ・ノストラ」はイタリア語で「我らのもの」を意味する。
さ行
- CR:5
- デイバン市を拠点に活動しているマフィア。血統を重んじ幹部のほとんどはイタリア系であるが、実際は兵隊の大多数を非イタリア系が占めている。それでいて非イタリア系はベルナルドが「彼らにいい思いをさせていない」と明言する程度には冷遇されており、割と組織としては危うかったりする。
- ジャン・ベルナルド・ルキーノ・ジュリオ・イヴァンのメイン5人が籍を置いている組織。
- 元々は「トスカニーニ一家」という名称で、トスカニーニ一家の幹部だったアレッサンドロがボスに就任すると同時に改名された。
- 正式名称は「カポ・レジーム・ファイブ」で「5人の幹部」を意味するが、設立経緯を踏まえると「4人と1匹」の方が適切かもしれない。
- 2000年代の時点では役員会の後身である「デイバンカンパニー」だけを残して、組織としては無くなった様子。(Scripted or Notのイヴァンパート参照)
- GD
- CR:5の敵対組織「Grave Digger」の略称。デイバンの西隣のペンシルバニア州にあるロックウェル市を拠点とするギャング組織。
州全体で見るととても力を持った組織だが、デイバンではCR:5に追い出され続けている。
ボスのイーサンはCR:5の先代カポ・アレッサンドロとなにやら因縁がある模様。
- ボスのイーサンが政治や交渉を得意としないためか、実は無印でも悪卵でも割といつもピンチだったりする。悪卵では内部紛争により一時壊滅寸前となった。
- 鉱山都市であったロックウェルにおいて、労働者達のストライキを鎮圧するために雇われた荒くれもの集団がルーツとなっている。
- ジャンカルロ・ブルボン・デル・モンテ
- ジュリオ・ディ・ボンドーネ
- スカイスル・ジャック
た行
- チート
- ジュリオ及びバクシーのこと。尋常な人間ではありえない力を持つ2人の戦いには何人たりとも手を出せない。
本来はズル、騙すなどの意味だが突出した能力を持っている者に使用されることもある。ジャンのラッキーもチートと言える。
- デイバン
- デイバン・シェーディング・ピクチャーズ
- CR:5のフロント企業。通称「DSP」。表向きはB級映画を連発するファッキンな会社だが、実際はわざと赤字を出すことで組織内の帳簿整理や資金洗浄を行っている。
- 基本的にクソ映画を乱造しているが、「火星のアマゾネス少女」という映画で大ヒットを飛ばしたこともある。
- デイバン・マフィア戦争
- 悪卵におおいてギャング団DGがデイバン市で引き起こした一連のマフィア・ギャングの虐殺を指す。百人単位で人が死んでいる。発生は大体1932年の10月~12月。
- NYやシカゴ等デイバンで好き勝手していたよそ者集団が主な標的であるため、CR:5構成員及びカタギには殆ど被害が出ていない。
- カネと演説で民衆を焚きつけてギャングと戦わせるという、やっていることはアンダードッグと殆ど同じだったりする。
- 天使
- ジャンカルロ・ブルボン・デル・モンテのこと。ファンの間の通称であったが、ついに公式までもが2011年のバレンタインデーSSにて天使であることを認めた(Angel has passed)。偉大である。
- トスカニーニ一家
- CR:5の前身組織。アレッサンドロが「薔薇の粛清」を行ったことによりCR:5となる。
- DG
- 正式名称は「ドッグ・グレイブ」。悪卵において急きょジャンがデイバンで立ち上げたギャング団。ボスである「バッドドッグ・ジャンカルロ」とその恋人バクシー・クリステンセン、右腕のマックス、及び幹部であるカラーひよこ4名が主要メンバー。現在は解散済み。
な行
は行
- バクシー・クリステンセン
- バッド・ドッグ
- 悪卵におけるジャンの通り名。意味はそのまま「悪い犬」「病犬(やまいぬ。悪い癖のある犬、狂犬)」等。
- 薔薇の粛清
- アレッサンドロが昔行った組織内紛争。多くのものが粛清された。
- ビッグ・ボス
- スカーフェイスとも呼ばれた実在の人物、アル・カポネのこと。マジソン刑務所に収監された際ジャンに命を救われており、以降彼のシンパ(カポネの残党)はジャンに友好的である。
- ヘーデヒ
- LHL及び+badeggに登場。卵にデカイ口した憎いあいつ。元々は幼児のジャンが卵に描いていた単なるラクガキだったようだが…
- ベルナルド・オルトラーニ
ま行
- マフィア
- 犯罪組織。この作品ではイタリアンマフィアのことを指す。イタリアのシチリア島を起源としているためイタリア本土を本家として扱うことも。
- マンマ
- イタリア語で母親を意味する。イタリア男は大体皆マンマに頭が上がらない。
や行
- 役員会
- ボンドーネ家を始めイタリア系の名家や資産家から構成されている、CR:5を資金的に援助する組織。
- CR:5が何かする度に口を出してくるが、組織の財布を握られているも同然のため影響力は絶大。本編・派生ともにジャン達に起きるトラブルの殆どは役員会のせいだと考えていい。
- 2000年代の頃には「デイバンカンパニー」という後身の組織を残して消滅している様子。
ら行
- ラーヌ
- 本作のマスコットキャラクター、のはず。ニコロが立ち上げた某社のキャラクターで、イヴァン・フィオーレはタンクトップを愛用している。現在ラーヌの版権はCR:5が管理している。
- かつて実在したフレンチブルドッグで、当時まだ存命だったニコロに拾われた。とっくに故人ならぬ故犬のはずだが何故かアレッサンドロとイーサンには今でも姿が見えるらしい。ちなみに「CR:5」で触れた「4人と1匹」の1匹はこいつのこと。
- ラグトリフ・フェルフーフェン
- ラッキードッグ
- ラッキードッグ1
- らっきーどっぐ「わん」。犬の鳴き声。別に続編があるわけでもない。が、実質続編と言って差し支えない派生作品は大量に存在する。
- ルガー
- 無印及び悪卵におけるジャンの愛銃。独特な機構の動きから、「尺取虫」の愛称で呼ばれることもあった実在の拳銃。
- 無印ジャンのルガーは38口径でルキーノから貰ったもの、悪卵ジャンのルガーは45口径でイーサンのお古。ちなみに45口径のルガーはかなり貴重品らしい。(イヴァン曰く初めて見た、マックス曰く狙っていた)
- 「Crawling Egg」でルキーノルート以外でもジャンがルガーを貰っていることが判明した。なお、同小説では何故か敵対組織であるGDのボス・イーサンか45口径のルガーをジャンに贈呈している。
- 45口径のルガーは威力は抜群だが反動が凄く、また特殊な構造をしているため上記「Crawling Egg」ではベルナルド曰く「当たるものも当たらない」、ルキーノ曰く「使いづらい、当たらん、不格好の三重苦」と散々な言われようだったが、ジャンが撃った時はレコードの穴のように的のど真ん中に当てることができた。
- 無印では倉庫の肥やしとなった後に撮影用のプロップにされる様子。
わ行
最終更新:2025年03月14日 19:36