概要
試験的に実用化された
ラグランズ級航空母艦の改良型として開発された大型原子力空母。
ラグランズ級と比べると、アイランドが若干大型化しており、大規模艦隊司令旗艦としての運用も視野に入れられている。
また、効率化された新型原子力タービン推進を採用して出力向上を図った。ケーブル類を極力少なくし、光ファイバーで電子機器をつなげることによって軽量化と省力化を図っている。
自衛用にVLSを装備し各種対艦対空ミサイルなども一通り運用できる。このため搭載機数は前級よりも若干減少している。
一方で、新型であるものの原子力タービンの性能は大陸の物と比べて大幅に劣っており維持コストも莫大になることから三隻で量産計画は終了し、
次級からは再び
通常動力型空母が配備されるようになった。開発が遅延したこともあり、正式配備は予定より大幅に遅れることとなった。
またCVN-06デュランダルが事故のため早々に退役し、原子力艦再利用プログラムが適用される始めての大型水上艦となった。
同型艦
マーカス級のネームシップ。艦名は大陸の開拓者、マーカス・アルベントから。
マーカス級二番艦。艦名は旧
フィーリア連邦共和国第一代大統領、デュランダル・ブレアストンから。
※事故により退役。原子力艦再利用プログラムに基づき解体。
マーカス級三番艦。艦名は旧ニューフォーリア共和国代表、ツガル・懐郷から。
最終更新:2011年03月24日 15:49