読み方はシラカワ リュウセイ。
神座原市の商業区にあるホストクラブ『コスモ・ミッドナイト』のNo.1ホストで、神座原のホストクラブのトップに立っている。そして神の勢力の一人で商業区歓楽街の実質的な支配者。
桔梗院 麗華に惚れ込んでおり、彼女からも容姿と実力故に気に入られており、神よりも彼女の命令を優先して行動している。
しかし、麗華は宮守 静空に惚れているので、流星は静空が大嫌い(静空自身は神に心酔しているため、麗華も流星を相手にしていないどころか鬱陶しくさえ思っている)。
また、子供が嫌いで人前でなければ容赦なく八つ当たりとも言える理不尽な暴力を振るうほど。

優れた容姿を持っており、自分自身もそれを鼻にかけていて『女はすべて自分を楽しませるためだけに存在し、他の男はすべて自分以下のくだらない存在で自分の引き立て役に過ぎない』と考えている。
自分の容姿と自らの契約魔獣の魅了の能力を使い営業成績を上げ、客などの女性を食い物にしている。
そして恋人がいる男や女性型魔獣と契約している男性契約者がいれば、魅了で好んでその恋人である女性や女性魔獣を奪い取り、「ハーレム」と呼ばれる集団に引き入れ、自分のほうが男として優れているから彼女は私を選んだんだよと嘲笑するのである。

ハーレムとは彼が能力で奪い取った女性たちで構成された集団であり、彼の寵愛を受けんと自らの犠牲を厭わずに行動している。流星に害をなそうとする存在がいればあらゆる手段で競うように潰しにかかるのだ。それが魅了という能力の結果であることを彼女ら自身わかっていないため、流星はそんな彼女たちをも『バカな女どもだ』と嘲笑っている。

契約魔獣は彼の周囲に浮かぶ呪いの鏡、ナルキッソス。
魔力を反射させるほか自身以外の鏡に影響を与え、それらの鏡越しに対象と流星の目を合わさせることで、対象を強力な魅了状態にする。
魅了は女性にしか通用しないが、強い魔力耐性を持っていたり魂がないなどの特殊な場合でない限りかかってしまうほど強力なもの。
一度かかってしまえば流星に強烈な恋愛感情を抱き、他に愛する男がいようが流星がすべてと言わんばかりに彼に全てを捧げようとしてしまう。
解除するには流星、あるいはナルキッソスを倒すしかないのだが、流星の魅了による恋愛感情を上回る強い想いがあれば、魅了状態を打ち破ることができるようだ。

戦闘においてはハーレムの女性たちに戦わせ、自身はその後ろから鏡による反射特性を利用した魔力弾の乱舞を放つ。この魔力弾は彼女たちに命中することを厭わず、これに命中し怪我を負おうが死のうが気にしないどころか、「私のために死ねることを光栄に思ってるだろうよ」と笑うほどの外道。
また、彼自身の戦闘力は並の人間を圧倒できる程度だが鏡に写った自分自身の体を変化させることにより肉体を強化し戦闘力を上げることもできる。が、この形態は『美しくない』としてあまり使いたがらず、この形態を見た相手は必ず殺すほどである。








最終更新:2012年02月13日 21:14