|
+
|
Ver3.5（VerRe:3.2） |
| Ver3.5（VerRe:3.2） |
| 身長 |
風が速ければ速いほど |
| 体重 |
風が強ければ強いほど |
| 妻 |
イーリス |
| 義妹 |
三人 |
| 司るもの |
西風 |
| もたらすもの |
春 |
| イラストレーター |
|
| フレーバーテキスト |
イーリス、風の知らせが届いたよ。
君たち姉妹が知りたがっていたことが、ようやく分かったんだ。
…でもね、それはあまり良くないことだったんだ。
このことを知ったら、君も義妹たちも、きっと悲しむだろう。そう思うと、僕も胸が痛むよ… 知ったところで、今は確実な手立てが無いからね…
だからこのことを君たち姉妹に伝えるべきかどうか、僕は迷っていた。
本当に、本当に迷っていたんだ
けれどね、やはり思ったんだよ。
あらゆるものに、いつか春は訪れなければならない。春は吹き荒れる嵐に乗ってやってくる… けれど君たち姉妹なら、きっとどんな嵐でも乗り越えられる――僕はそう思ったんだ。
だから僕は、このことを西風に乗せて義妹たちにも届けるつもりだ。
あの子たちのことだから、これを知ったらきっとすぐにでも追いかけるだろうね。
でも、心配しないでイーリス。僕はいつだって、義妹たちを見守っているよ。
あの子たちが倒れそうなときは、僕の風で支えてよう。
あの子たちが迷ったっときは、僕の風で背中を押そう。あの子たちが過ちを犯しそうになったら、僕の風で押し戻そう。
だからイーリス、あの子たちがすべての闇を乗り越えたその時には、君のステキな虹をみせてあげておくれ―― |
|
