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優木せつ菜

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登録日:2022/08/08 Mon 00:19:30
更新日:2024/07/25 Thu 19:11:06
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プロフィール

CV 楠木ともり→林鼓子(未作成)
誕生日 8/8
身長 154cm
3サイズ B83/W56/H81
血液型 O型
星座 獅子座
イメージカラー スカーレット
トレードマーク 稲妻マークの入ったガイコツマイク
肩書き ????→本気
所属ユニット A・ZU・NA


概要

同好会初期メンバーの1人。特に物語序盤における最大のキーパーソンと言え、同好会の「過去」に深く関わる人物である。

黒髪ストレートの右側を1房括り、スクールアイドルでは珍しく黒い瞳をもつ。

元々個人でスクールアイドルとして活動しており、知名度も高かった模様。かすみが同好会に入って彼女がいると知った時は驚いたという。
しかし謎の多い人物でもあり、アイドル活動の多忙さからか「校内で彼女を目撃したものはいない」と噂されており、同好会メンバーすら部活動外の彼女は一度も見ておらず、学年すら分からないという。
さらに 公式の集合絵やスクスタの初期衣装も彼女だけ制服ではなく衣装姿 であり、その一方で初登場まで他の旧メンバーは名前しか出なかったのに対して彼女だけはシルエットが何度も出てきたりする。
性格に関してはかすみ(未作成)曰く「可愛い顔してダンプカーみたい」、彼方曰く「(スクールアイドルが)大好きって気持ちを世界中に広めたいっていう熱意に燃えてた」とのことで、かつての同好会においてはメンバーを引っ張っていくリーダー的な存在だったようだ。
スクールアイドルとしての実力も同好会内トップクラスだったようで、メンバーの尊敬を集める存在だった様子。
一方で生徒会長の中川菜々からは「彼女が同好会に亀裂を入れた」と名指しで批判されている。


人物像

周囲の評価通りの、非常に熱い性格の持ち主。
「好き」という気持ちを表現する熱意は誰よりも高く、自分の「好き」に向かってひたすら突っ走る暴走機関車。
重度のオタク(未作成)気質であり、彼女に好きなものを語らせるとマシンガンの如き勢いで話し出し、周囲を置き去りにしてしまう。彼女自身は自制を心がけているのだが、ついつい「好き」を伝えたい気持ちが先走ってしまうようだ。
一方で早口ながらも「どこがどう面白いか」「誰のどんなところが魅力的か」といった要点はしっかりと捉えた解説になっており、また「彼女自身が心からそれを大好きでいる」ということを全身で表現する様子も手伝ってかその解説に惹き込まれる者も多く、実際に様々な人物に対し布教を成功させている。

またスクールアイドルの他にアニメ・ゲーム・ラノベオタクでもあり、時折熱いトークを始めたり後述の事情もあってメンバーの家に押しかけてアニメの鑑賞会を始めたりと、その「好き」はとどまるところを知らない。
ゲームについてはコンピュータゲームに留まらずボードゲームやTRPGも嗜んでおり、TRPGに至っては自作までしている。……しかし、自作したシナリオを「あなた」に見せたところ、やりたいことが先走りすぎてしまい他人からは訳がわからないものになってしまっていた様子。

そんな熱血という言葉を体現したような人物であるが、妙な思い込みが激しい一面があり、あらゆる物事を好きなアニメに例えたりなんでもない物事でも変な深読みを始めたりしてしまうことも多々。
イベントストーリーにて突拍子のないイベントが始まる際に彼女が登場する場合は、たいてい彼女が言い出しっぺのことが多い(スケート対決とチョイ悪チャレンジ)。


なお身長は154cmと小柄であるが、これは前々作、前作におけるにこや黒澤ルビィ(未作成)と同じである。ただ、ある部位においては彼女達と大きく異なり、かなりデカい。
メンバー内で比較しても璃奈に次いで下から2番手の身長とかなり低いもののスタイルや顔立ちはかなり大人びたもので、シリーズ歴代の低身長キャラと比べるとその対照ぶりが際立つ。
そんな彼女だが、笑うと一転してあどけない印象を持たせる。
その純新無垢な満開の笑顔は特に印象的で、いつしか⁄/*イ`^ᗜ^リ ペカー擬音付きの顔文字で表現されるようになった(ちなみに公式把握済み*1)。


これを同好会のみなさんに
食べてもらうのが楽しみです!!
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画像出典:ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS,ブシロード/サンライズ/マイネットゲームス, 2019年9月26日配信開始

実はメシマズ(未作成)。しかも果林のように「味覚は正常だけどメシマズ」というのではなく*2、「自覚がないタイプのメシマズ」である。
その腕前はというと「上手ではない」「独創的」と言われるほどで、にじよんでも歩夢を自身の作ったチョコで気絶させた。このレベルは同じ料理下手の星空凛よりひどいことがうかがえる。
スクスタにおけるイベントストーリーでは、彼女が作ったスイーツを食べたルビィを一口でダウンさせていた(しかも、『何か問題がありましたか?』と言っている)。
一応、ちゃんと監視役を付けてレシピ通りに作らせればちゃんとまともなものができる。しかし「適量」など具体的な分量が書いていない部分で好き放題やってしまう悪癖があるらしく、画像の惨劇もそれによって産み出されたもの。


電撃オンラインの公式4コマでは当たり前だが正体はばれていない。何事にも熱心で真面目な性格をしており、かすみの悪行も良い方向に捉えるという純真無垢な一面を持つ。

オタク系の趣味はこの頃から健在。もちろんメシマズ属性も既に確立されている。






はい……私がせつ菜です


正体

本名は 中川菜々 。そう、同好会にメンバー探しを言い渡した虹ヶ咲の生徒会長その人である。「優木せつ菜」という名前は、彼女のスクールアイドルとしての芸名だったのだ。ちなみに、普通科の2年生。要は生徒会長特有の(未作成)ポンコツぶりは(未作成)健在だったということである


菜々としては真面目で厳格な人物という印象を持たれており、かすみなどはかなり苦手意識を持っている様子だった。曰く「ロボットみたい」とのこと。

当然別人を演じるにあたって変装はしているのだが、髪型をストレート→三つ編みおさげに変え、伊達眼鏡をかけるだけと簡単なもの。
それだけに周囲からの驚愕は大きく、しずくも「気づかなかった自分がショック」と発言するほど。
そんな旧メンバー達を前に果林は「全校集会で見ているはずなのに気づかなかったの?」と突っ込んでいたが、おそらくは容姿もそうだがそれ以上に上述の性格の違いが大きかったのだと思われる。
ちなみに素の性格は概ね「優木せつ菜」として表に出している方だが、割と生真面目な一面もあり「生徒会長・中川菜々」もあくまで彼女の一つの側面を切り出しただけとも言える。


かつての同好会が失敗したのは自分に責任があると考えており、「自分の『好き』をみんなと共有したいあまり押しつけが強くなってしまい、メンバーとの仲がぎこちなくなっていくのが怖かった」とのこと。
部員集めを命じたのも、「それだけの情熱を持った人がいてくれれば、今度こそ上手くいくんじゃないか」と考えたため。


実家がかなり厳格で、それ故に趣味に関しては制限の多い私生活を送っている。
アニメや漫画は一切禁止で、家では好きなものを隠れて楽しむことしか出来ず堂々と「好き」をさらけ出せるのは部室や友達の家だけとかなり窮屈な思いをしている。
当然スクールアイドルも認められてはおらず、しかし「高校生になったら絶対スクールアイドルをやる」と決めていたため、芸名を用いて両親にはアイドル活動を隠している。
生徒会長になったのは、両親の望む存在になりたいという思いもあるが同好会で帰りが遅くなるのを怪しまれない為の「隠れ蓑」でもあった。
この通り両親の教育方針が完全に裏目に出て育ってしまった状態で、両親のことは大好きだが自分の好きなことを認めて貰えないことだけを残念に思っていた。
そうした我慢が限界に達し、両親の無理解に反発して家出を決行したことも。


芸名として名乗っている「優木せつ菜」の名前は、好きなライトノベルの登場人物である「ユウキ」と「セツナ」から取ったとのこと。

なお「人間関係」欄にて詳述するが、同好会とは逆サイドから彼女をよく知る生徒会の面々からも(せつ菜のファンがいるにも関わらず)その正体には長らく全く気づかれる様子がなかった。


活躍

スクスタ

First season

First seasonの虹ヶ咲を描いたシナリオでは、序盤は最後のカギを握る謎多き人物・後半は予期せぬ挑戦状を叩きつけられ自らの本質を問われるキーパーソンと全編通して物語の中心核となる。

前述の通り、その正体が明るみになるまで「せつ菜」の姿は徹底的に隠され、菜々として登場することになる。
同好会の廃部阻止を訴えに生徒会室へ直談判しに来た「あなた」とかすみに対して、その熱意は受け取って「10人の部員を集めること」を条件として*3提示する。
そうして同好会が9人*4まで増えたのを見届けた後、(元々の計画からは逸れた形ではあったものの)自ら正体を打ち明けて復帰した。
そうして、過ちを繰り返さないべく同好会を見事再建した「あなた」に対し部長になってもらうよう依頼。
残り8人の全会一致も得て、ここに新生同好会が発足したのだった。

それからしばらくして、栞子が襲来。
彼女から叩きつけられた挑戦状により、生徒会長の立場が揺らぐだけでなく、再び同好会を存続の危機に晒してしまうことに。
栞子の確固としたビジョンや任期満了前にも関わらず再選挙が承認されるという前代未聞の異常事態に後手後手の対応となってしまい、自分が生徒会長でありたい理由を見つめ直すことになる。
そうして「大好きなことに打ち込める学園」というビジョンを掲げるが、公開討論会において栞子に「生徒会長の仕事も、大好きなことも、どちらも中途半端になっていないですか?」と図星を突かれてしまう。
それを受けたせつ菜は同好会を離れ、生徒会長再選に向けて専念する道を選ぶも、栞子には「他の大好きなことを守る為に自分の気持ちを殺している」ことを見透かされてしまっていた。
結果として選挙には敗北。生徒会長の座を降ろされてしまったのだった……。
「みなさんに合わせる顔がない」とそのまま同好会を抜けるつもりでいたが、「あなた」とメンバーの必死の説得を受け、同好会に復帰して同好会の廃部を掲げる栞子と戦う決意を決める。

しかし一方の栞子は学校説明会における部活動紹介の方針で独自の方針を推し進めようとした結果孤立してしまっていた。
そんな状況を間近で見ていたせつ菜は、彼女への協力を提案した「あなた」に同意。
渋々ながら同好会へ体験入部ことになった栞子の刺々しい発言を諌めつつも、彼女をサポートしている。
そんな彼女をはじめとした同好会との触れ合いが徐々に栞子の認識を改めさせ、SIF実現へ動いてゆくことになる。

2nd season

ランジュの設立したスクールアイドル部と、そこへ同好会を勧誘……というより編入させようとする強引なやり口によって、同好会が分裂。
部室を奪われ、練習にも妨害が入る等活動にも支障を来す事態を憂いていた。

その一方で、「部」に加わったことによりレベルアップした果林と愛のパフォーマンスも認めている。
それでも一番であることを絶対とする「部」の方針は彼女の望む環境ではなかったため加入は辞退したものの、「部と同好会、どちらがベストな選択か」という二択に対しては結論を出し切れずにいた。
そんな折、こうした緊急事態に対し協力を買って出たμ'sとの合同練習、そしてにこ(未作成)に提案されたゲリラライブといったヒントも得られたことで、状況が好転していく。

「部」と同好会との親睦を図るため、またせつ菜に挑戦する機会を求めて愛が企画したトーナメントライブでは、その事実上の挑戦状に真っ向から応えての参加。
そうして愛との直接対決が叶った準決勝にて、先攻の愛によるステージを見たせつ菜はその気迫を感じ取り急遽予定を変更、ステージを目一杯使ったハイテンションな愛のパフォーマンスとは真逆を行くアカペラでの歌唱を選択する。
果たしてその采配は功を奏し、ランジュの待つ決勝へ。……しかし、部と同好会それぞれの代表者による一騎打ちという形となったことがせつ菜にとってプレッシャーとなってしまったのか、優勝はランジュの手に渡ることに。

そうした悔しさを抱えながらも教育実習生として学園にやってきた栞子の姉・薫子の持ち込み企画「スクールアイドルエキシビション」とその前段階となる校内オーディションに向けて、再び合宿へ。
愛と果林がDiverDivaを、かすみ・璃奈・彼方・エマがQU4RTZをとメンバーが続々とミニユニットを結成する中、置いていかれまいと焦る歩夢にその場にいたしずくと共にユニット結成の誘いを受ける。
ところが当初せつ菜としずくは「自分にユニットは合わない」と考えていたことに加え、性格も好きな物もまるで違う3人ゆえにコンセプト決めから難航することに。
しかし「誰かの好きな世界観に絞るのではなく、全部詰め込んだ『テーマパーク』を作る」という歩夢のアイデアにより、バラバラな3人でありながらそれぞれの個性を全て同居させた「おもちゃ箱」のようなユニット「A・ZU・NA」が実現したのだった。

ランジュが「部」を解散して同好会に合流した後は、校内オーディションに向けて本格的に進みつつある中で自らの同好会における立ち位置に疑問を抱き始めた「あなた」を案じるとともに、自身の原点を振り返る。
思えば、かつて大きな挫折を味わい夢を諦めかけていた彼女が再び立ち上がれたのは、ひとえに「あなた」の助力あってこそだった。
それだけに留まらず、両親との衝突をはじめとした彼女に纏わる問題の数々も、「あなた」なしではこれほど上手くは行かなかっただろう。
そうした全ての想いを打ち明け、「今の自分のことが大好きです!」と心からの言葉で感謝を告げた。

テレビアニメ

第1期

アニメ版では、彼女が原因であることがスクスタ版よりも強調された事情になっている。
ラブライブ出場を目指していた同好会だったが、せつ菜があまりそれにのめり込み過ぎてメンバーにハードワークを強いていた(&熱さを求め過ぎた)為に、かすみから「こんなの可愛くない。自分はもっと可愛い感じでやりたい」と反発される。
その発言から、自分が仲間に「自分の好きを押し付けていた」ことを思い知った彼女は、自分がいては仲間の不和を招き同好会の為にならないと考え退部とスクールアイドルからの引退を決断。生徒会長の立場を使って同好会を廃部にする。なお廃部にしたのは、自分が抜ければ部員は四人になってしまい、同好会の要件を保てなくなるからである。
そこから彼女達が、自分抜きの同好会を復活させてくれればいいと思っていた*5
それからはスクールアイドルへの想いを『優木せつ菜』と共に封印し、生徒会長『中川菜々』として過ごそうと考えていたせつ菜だったが、せつ菜に戻ってきて欲しいという部員達の想いを背負い、自身もせつ菜にスクールアイドルを続けて欲しいと思っている侑から説得を受ける。それでも、『自分がいたら、彼女たちの為にならない』『自分がいたら、彼女達はラブライブに出られない』と戻るのを拒否していたが、侑に『だったら(せつ菜が幸せになれないなら)、ラブライブなんて出なくて良い』『みんながいて、ファンがいる。それだけで十分』とさらに説得され、『(スクールアイドルの優木せつ菜が)好き。そうさせたのは貴女』の言葉で、ついに陥落

分かっているんですか?
貴方は今、自分が思っているよりもずっと、すごいことを言ったんですからね!


結っていた髪を解き、眼鏡を外して、中川菜々から優木せつ菜へと戻るのだった。このシーンは胸熱なので必見。
侑とはスクールアイドルが好きという共通点(と自分がスクールアイドルを再開するきっかけとなったこともか)からよく一緒に行動することがあるが、それが歩夢を嫉妬と独占欲に追い詰めてしまい、彼女をある行動に駆り立てることになる……。


第2期

二期でも引き続き生徒会長とスクールアイドルの二足の草鞋で活動している。
スクスタでは当初対立関係にあった栞子も登場したが、こちらでは最初から良好な関係となっている。
また、髪は解いているが眼鏡をかけているというせつ菜と菜々の中間のような姿も登場したが、この時は相対する相手によってどちらの立場でいるか変わる様子。
なお、生徒会長としての任期は2学期末までで、次期の選挙には立候補することなく、後任には栞子が就任している。こちらもアニメでは円満な形で交代したようである。


第2回スクールアイドルフェスティバルの開催に向けて奮闘し、生徒の負担を考慮した栞子の提案で文化祭と合同開催という形になったが、参加希望団体が増えすぎてキャパオーバーとなってしまい、やむなく生徒会長として合同開催を白紙とし文化祭のみを開催し、フェスティバルは延期にするという決断を一度は下す。
同好会メンバーにもこのことを伝えるが、彼女達からは一人で抱え込んでいることを見抜かれ、生徒会長としても同好会メンバーとしても、もっと周りに頼っていいと気づかされた。

そうして周りの人達の力を借りていき、遂に 複数校合同による文化祭とスクールアイドルフェスティバルの同時開催 という形に落ち着く。


そして、彼女自身にも心境の変化があったのか、前夜祭において重大な発表をする。

もう今の私は、『大好き』を隠す必要はないんだって、気づくことができました。
だから今ここで皆さんに、生徒会長の私と一緒に
スクールアイドルの私も紹介しようと思います!

人間関係

他人称は基本的に二人称・三人称問わず「名前+さん」で統一。
ただし登場当初の栞子がそうであったように、それほど親しくない人物に対しては「苗字+さん」で呼ぶようだ。
またデフォルトネームの無い「あなた」は例外で「あなた」あるいは「あの子」。
菜々モード・せつ菜モードで態度が変わる場合もあるが、どちらの時でも原則誰に対しても敬語で話す(未作成)。(ただ、流石に母親など家族に対しては中性語を使う)

基本的に性善説を信じているようで、自分とは意見の合わない、立場上敵対しているような人物であってもその人物全てを否定することは決してなく、必ず分かり合えると信じている。
ゆえに上手くいかない現状に怒ったり、理性的に判断して「間違っている」と考え訴えることはあっても、その人柄そのものを悪く言うことはほとんど皆無。
栞子との登場当初のやり取りなどはせつ菜のこうした美点がよく出ていると言えよう。

  • 「あなた」
一度は失敗し、スクールアイドルの夢も諦めかけていたところに突如現れた新生同好会の名部長。
当初は生徒会長として彼女に接する日々が続いたが、初対面の頃から彼女の熱意は買っており廃部の道を辿っていた同好会の再建を条件付きで認める。
そして見事条件を果たした際には「私の見込んだ通りですね!」と「菜々モード」であったことも忘れて部室に飛び込み、またその成果を評価して部長に任命した。

キズナストーリーにおいては自分の趣味を理解し、受け止めてくれる存在として認識しているようで、時折彼女を(半ば積極的に)暴走に巻き込み振り回している。

作曲をはじめとした活動内容に関する問題に留まらず生徒会としての業務も積極的に手伝ってくれるなど常日頃から献身的に接して貰っており、それゆえにせつ菜も彼女を深く信頼している。
「スクールアイドルになれない自分がこのまま同好会に居てもいいのか」と「あなた」が身の振り方に悩んだ時には、「いてもらわないと困るんです!」と断言したほど。

アニメ版における「あなた」であり、せつ菜こそが彼女をスクールアイドルの道に引き込んだ張本人。
同好会の再建に尽力した彼女を信頼し同好会に欠かせない存在と捉えているのは「あなた」と同様だが、こちらでは部長には任命していない。

かつて同好会が辿った顛末から当初はアイドルから身を引く決意を固めていたものの、「(せつ菜がいては出られなくなるのなら)だったらラブライブになんて出なくていい!」という侑の強い説得を受け陥落。かすみ達との相談の元、ソロアイドルとしての活動という新たな道を見出すことになる。

またせつ菜が初めて見せたステージは侑がピアノを始め、ひいては音楽の道に進むきっかけになっており、ピアノの練習をする姿にたびたび遭遇している。
それゆえに1期終盤で侑の中に芽生えた「夢」についても彼女がいち早く耳にすることになったのだが、それがちょうと歩夢が不安定になりかけていた時期と重なっていたことでトラブルの遠因となってしまったのは間が悪かったとしか言いようがない。

ユニットの相方その1。チョコを「おみまい」(未作成)された犠牲者その1。
彼女のもつまっすぐさ・ひたむきさは勿論せつ菜も認めるところ。
また時折彼女が発揮するリーダーシップに救われる場面も度々あり、特にユニット結成は彼女がいなければ成し得なかっただろう。

アニメ版では(半ば巻き込まれ気味に)修羅場に関わることとなってしまったが、本人にその自覚はなかった模様……。
ただ、身の振り方に思い悩む歩夢を真摯に受け止め、「始まったのなら、貫くのみです!」と彼女らしいアドバイスを送ってその背中を押している。

同好会最初期からついてきてくれたかわいい後輩その1。
せつ菜が旧同好会の顛末に責任を感じていたのは上記の通りだが、特にそのしわ寄せを一身に受ける形にしてしまった彼女に対しては特に強い負い目を覚えていたらしく、ゲーム版では後に彼女に対し謝罪している。
それゆえなのかは定かでないが、メンバー間では恒例となっている「かすみ弄り」に直接的にはほとんど加わらない。
大先輩から受け継ぎし超音速枕布団(マット)に沈めたことはあったけど

その一方で彼女のスクールアイドル一筋の姿勢や努力人としての側面を最も評価しているのもせつ菜であり、それゆえか同好会の方針に関わることでは真っ先に彼女に相談することも。
また「カワイイ」や「萌え」の分野では彼女が一番であることはせつ菜も認めるところのようで、後述の校内フィルムフェスティバル編にあたっては自分に求められたキャラクター像を把握するべくかすみを質問攻めにして思わず逃げさせてしまう一幕も。

なお、スクスタ版とテレビアニメ版とで同好会の空中分解に対するかすみの見解が大きく異なっており、アニメ版では「せつ菜のやり方についていけなかった」ことがかすみの回想から明かされているが、スクスタ版では菜々の「せつ菜が同好会に亀裂を入れた」という見解に真っ向から異議を唱えていた。

もうひとりのユニット仲間にして、初期からのかわいい後輩その2。
「普段は丁寧な物腰で穏やかな性格だが、好きなことが関わると誰よりも熱い」という二面性を持っている点で2人は非常に似通っており、A・ZU・NAの方向性はほぼ2人によって決まっていると言っても過言ではない。
そんな似た者同士とも言える関係であるがゆえに、しずくの「『演じる』ことへの気持ち」を誰よりも肯定し、アイドルのしずくは勿論舞台女優としてのしずくをも心から応援している。

ゆえにこの2人が結託すると最早誰にも止められず、A・ZU・NAが暴走列車と化す原因の一つでもある……。

同好会によって接点のできた同級生。彼女からは「せっつー」のあだ名で呼ばれている。

せつ菜自身同好会内でもトップクラスの実力を誇るだけあり仲間からも「ライバル筆頭」として見られることが多いのだが、彼女は特に強く「目標」「超えるべき壁」としてせつ菜を見ている。
スクールアイドル部との分裂期に愛が「部」へ行った原因もここにあり、愛はせつ菜を超えるべくより高いレベルでの練習ができる環境を目指してランジュの軍門に下り、また同好会との溝を埋める意図もあってトーナメントライブを企画する。
せつ菜はこの真っ向勝負に勿論受けて立ち、また愛の「部」での頑張りを見てきたせつ菜は「生半可な気持ちではできないこと」と評している。
……しかし、部の優れた環境を存分に活かした猛特訓を経ても尚せつ菜を上回ることは叶わず、結果として悔し涙を流すことに。
しかし愛は元々「多くの物事を楽しむが、何か一つだけに打ち込むことはなかった」人間だった。
そうまでして超えたい存在となったという点で、せつ菜の存在が愛を変えたと言えよう。

アニメ版ではせつ菜によるパフォーマンスが愛をスクールアイドルの道へと駆り立てた形になっており、こちらでも愛を変えた存在として描かれている。

エマの手引きもあって新たに加わった先輩。
クールでセクシーな姉御肌、しかしポンコツの気あり……という彼女だが、その機転の良さ・頭の回転の速さはせつ菜も認めるところ。
一方でウブなところがあるせつ菜は果林にとって弄りがいのある相手の一人でもあり、毎度ではないものの度々セクハラの憂き目に遭うことも。

アニメ版では果林がせつ菜の「正体」にいち早く気付いた形となったが、そのことについてせつ菜は「もともと隠し通せるとは思っていなかった」とのこと。

  • 近江彼方
活動初期からの仲間であり家庭的でよく寝る方の先輩。
その独特と言うほかないライブスタイルはある意味せつ菜とは正反対なものと言え、その独自の世界観は「私には決して真似できないもの」と好意的に見ている。
ところ構わずすやぴする彼方の「お世話係」は基本的にしずくかエマが引き受けているのだが、たまにせつ菜も巻き込まれることもある模様。もちろんせつ菜の膝枕も堪能済み。

アニメ合宿回ではその料理の腕をもってせつ菜の壊滅的な手料理(未作成)をコッソリ手直ししており、悲劇を未然に回避する超ファインプレーを発揮。りなりーは犠牲になったのだ……

  • エマ・ヴェルデ
こちらも初期からの仲間であり家庭的でよく食べる方の先輩。
旧メンバー内でも特に仲間想いな性格ゆえにせつ菜が同好会を離れてしまったこと・「菜々」が「せつ菜」に戻るつもりがないことに対して深く悲しんでいた。

スクドルマニアの同志でもあり、2人で情報交換や座談会などを行っている様子も度々みられる。

  • 天王寺璃奈
同好会の新生によって新たにできた後輩。シチュー(…なのかどうかもわからないナニカ(未作成))を「おみまい」された犠牲者その2。
アニメ版では愛と共にせつ菜の『DIVE!』を観たことがきっかけで、彼女のようになりたいと思い同好会に入部する。

元々インドア派ゆえアニメやゲームの話題にもある程度詳しく、せつ菜のオタトーク仲間という側面もある。

  • 三船栞子
スクスタでは生徒会長としての彼女に挑戦状を叩きつけた人物として、アニメ版では逆に菜々を支える立場としての初登場と、媒体で初期の立場が180°異なる人物。
その後、スクールアイドルの後輩にして生徒会長の座を託すことにもなる、同好会と生徒会両方で傍につく頼もしい存在という唯一無二のポジションへ変わってゆくのは両媒体とも同じ。

しかしアニメ版は勿論スクスタにおいても、当初より彼女を頭ごなしに否定することはせず、その「正しさ」は一貫して認めており「敵と思ったことはありませんよ」とのこと。
結果的に生徒会長の座を取って代わられたことについても彼女なりに納得しており、「自分よりも栞子の方が向いている」と考えている。
それゆえ、新生徒会長としての政策に早くも暗雲が立ち込めてきた際には、同好会内でもいち早く協力を買って出ている。

アニメ版では栞子がスクールアイドルに対して特に悪感情を持っていないことや菜々の手腕に疑問を抱くこともなかったため、菜々に「自分か生徒会長である意義」を問わせることもなくなっており、単なる先輩と後輩という関係に落ち着いた*6
そしてSIF実行委員の纏め役という大役に進んで取り組み、見事その任を果たした栞子を強く信頼することになる。
なお彼女も両媒体共にせつ菜の正体には気付いていなかったものの「何かを隠している」ことには勘づいていた。
第2回SIF実行委員長としての任を完遂した後、菜々は彼女に生徒会長を継いで欲しいという思いを打ち明けた。

『にじよん』では敬語キャラゆえに堅苦しさが拭えずファンとの距離が埋められないことに悩んでいた彼女にタメ口の練習を提案。
慣れないうちはいつでも自分で練習するよう相手役を買って出るが、何気ない瞬間に放った「行くよ!」の一言が不意打ちの形でせつ菜のハートにクリーンヒット。この時のオタっ気全開のデレ声は必聴。

ランジュと共にやってきたNY育ちの天才トラックメイカー。
「部」時代は基本的に裏方として活動していたこともあってかせつ菜と顔を合わせる機会が少なかったため、本格的に交流を持つのは同好会への合流後からになる。

  • 鐘嵐珠
自分たち同好会のパフォーマンスに心惹かれた「スクールアイドルとしての後輩」でありながら、異なる道を選んだライバル。創作中華を「おみまい」された被害者その3。
当初の横暴とも言えるやり方には不満を抱いていたものの、その圧倒的なパフォーマンスはもちろん、舞台演出や音響といった裏方へのこだわりや自らに課す厳しいトレーニングなども見ており、そういった妥協を一切しない姿勢などから「迷いがなくてまっすぐな方」と評した。

ちなみに、手料理をモロに喰らって暫く悶え苦しむ羽目になったランジュだが、決してせつ菜のせいにすることはなく「次は完食できるように、これからは胃腸も鍛える」とのこと。
その結論に至るのは凄いけど今回ばかりはそういう問題じゃない気がする……。

  • 佐藤右月・左月
生徒会の同僚である双子。
当初はランジュの設けた「活動監視委員」として、同好会の活動を制限する立場だった。
しかし実は彼女たちも同好会のファンであり、わざとゲリラライブが終わる頃合いを見計らってやって来る等ランジュの思惑とは異なる動きを見せていた。
それもそのはず、彼女らを委員に任命したのは栞子であり、ランジュの強引なやり口に同好会を案じての一策であった。
程なくして監視委員の任を解かれた際には2人揃って胸を撫で下ろしていた。

彼女たちもせつ菜のファンではあるが、どうやら最推しは栞子らしく、主に栞子をサポートしている。
2人にとってせつ菜は「栞子が越えるべき壁」という認識が強いらしく、せつ菜を越えるスクールアイドルになって貰うべく様々な「作戦」を立案しては栞子を振り回している。

なおアニメ版の生徒会にも彼女たちと思しき姿のよく似た2人組が登場するが、クレジットに名前がない上容姿が微妙に異なるなど同一人物であるかは微妙にぼかされている。

  • 生徒会副会長
こちらはアニメ版にのみ登場。
当初はスクールアイドルに対し興味を抱いていなかったものの、SIF開催にあたって自分なりに調べてみた結果、見事にハマってしまった模様。
ちなみに最推しはせつ菜であり、その溢れるせつ菜愛を生徒会の席でぶちまけた際には菜々の表情が引きつっていた。まさかの布教大成功である。

なお彼女もお約束通りせつ菜の正体には一切気づいておらず、せつ菜にやたら詳しい菜々の様子も「菜々もせつ菜のファン」と誤解し納得していた。
そして第2期、せつ菜が自らの正体を公に明かした際には、驚きのあまりオタクの汚い声悲鳴を上げ、その直後のライブ後には、感激して号泣していた。
以降せつ菜の「大好きは隠さない」に応える形で”せつ菜ラブ”に100%振り切った姿は、まさにガチ勢のそれ*7

ソロ楽曲

楽曲傾向

全体的な傾向としてはロック系の曲調が多く、熱血なせつ菜の『大好き』を叩きつけるような激しい楽曲が基本。
そのため、ライブにおいてはハイテンションな楽曲が並ぶ愛と並んでブチ上げ担当に位置づけられることも多い。
歌唱難易度も全体的に高めの傾向にあり、同好会内トップクラスの実力を誇るせつ菜の、そして演技を務める楠木ともり女史のパフォーマンスを存分に味わえる。
一方で『MELODY』のように落ち着いた曲調の楽曲もあり、こちらも歌唱力の高さを感じ取ることができる。

彼女のライブシーンにおけるお約束として、ほとんどの楽曲でどこかしらに入る熱いシャウト炎が吹き上がるステージ演出が印象的。
特にシャウトに関しては『CHASE!』ラスサビに挿入されたものが、アルバム収録版ではバックコーラス扱いだったのがリアルライブでのパフォーマンスを受けてかテレビアニメ版ではなんと逆転。メイン歌唱をかき消すほどの音量まで上げられた一件などは語り草。

楽曲一覧

CHASE!

作詞・作曲:鈴木エレカ・JOE

1stアルバム「TOKIMEKI Runners(未作成)」収録。彼女のデビュー曲にあたる。
デビューソングらしくこれから歩む道程に少しの不安と大きな期待を込めてステージに立つ、そんなせつ菜の心境をストレートに歌い上げる王道な仕上がりになっている。
その一方で先の展開を匂わせるような歌詞も……。

アニメ版でも第1期第1話挿入歌に採用され、物語の幕開けを飾る一曲となった。
ライブステージにはダイバーシティ東京にあるユニコーンガンダム立像広場前の階段、旧ガンダムカフェ付近の踊り場が選ばれた。
この場所は虹ヶ咲が初の顔出しイベントを開催した場所であり、アニメに限らずニジガクにとって始まりの地である。
そのためゲーム・アニメ問わず度々登場する場所であり、スクスタでもSIFステージの一つとして用いられている他、その後13話のアニメ版SIFでも再び登場。
かすみ・しずく・せつ菜による寸劇が繰り広げられている。
OVAでも登場し、実際にメンバー達の口から「ここが出発点」と認識している旨が語られている。

フルコーラス全てが描写されたわけではないものの、本作の既存ソロ曲としては唯一ラスサビまで描写されるという超高待遇を受けており、第1期で用いられた既存曲は、本曲ただひとつ
ライブ終盤にはせつ菜の固有結界せつ菜の「熱さ」が視覚化された炎熱滾るパフォーマンスが描かれ、侑が「ッ…全にときめいちゃったーー!!」となるのも納得である。
この曲は侑を変えた一曲として彼女の中で象徴的に扱われ、その後も度々ピアノの練習に本曲を弾く様子が見られる。

その経緯上、少なくともアニメ版の時間軸では「本編開始前から存在していた楽曲」ということになる。

▷MELODY

作詞:鈴木エレカ
作曲:鈴木まなか・Hiroki Sagawa

2ndアルバム「Love U my friends」収録。
母とのすれ違いによる人生初の家出から和解を経て生み出された、「分かり合おうとすることの大切さ」を描いた一曲。
せつ菜の持ち曲としては珍しく比較的落ち着いた曲調で、ロックサウンドは健在ながらピアノも用いられており、彼女の本心をしっとりと歌い上げる。

本曲もテレビアニメ版第2期最終話のライブを飾る一曲として、他メンバーのライブダイジェストと共に披露された。
この時に生徒会副会長が上げる黄色い雄叫びは、まさに「せつ菜推しの代弁者」を象徴している。

▷LIKE IT! LOVE IT!

作詞:鈴木エレカ
作曲:鈴木まなか・Hiroki Sagawa・要田健

3rdアルバム「Just Believe!!!」収録。
テーマはズバリ「あらゆる『大好き』の全肯定」
活動を通じて寄せられたファンレターの数々に込められた、千差万別の『大好き』から着想を経て制作された一曲。

他メンバーの同アルバム収録曲はそのほとんどがファンクラブでの出来事を通して制作されたものとなっているが、彼女は「一部の人だけを優先したくない」という想いから個人のファンクラブを作らないことを選択している。
一方で日頃から応援してくれるファンへの「お返し」となる曲にするべく、彼女に寄せられるファンレターに少なからず寄せられる「書き手の『大好き』」を受け止める曲として制作を開始するも、仮作成したデモテープには違和感が……?

ヤダ!

作詞:Akira Sunset
作曲:Akira Sunset・菊池博人

4thアルバム「L!L!L! (Love the Life We Live)」収録。
校内フィルムフェスティバルに参加するライトノベル研究部の作品のテーマソングとして制作した楽曲。
映画のテーマが「お姉ちゃんが大好きな妹の大冒険」であり、一言で表現するなら「『萌え』という概念の凝縮体」とのこと。
それに合わせて、せつ菜には「萌え」という感情を呼び起こすトリガーになってほしい、というのが彼女に寄せられたオーダーだった。

従来のせつ菜の曲にはなかった「かわいさ」「あざとさ」が存分に盛り込まれた挑戦作。
音数も多く、また合いの手も所々に入るなどそれまで見られなかった要素のオンパレードで、せつ菜の新たな魅力を再発見できる曲に仕上がっている。

▷DIVE!

作詞:Ayaka Miyake
作曲:MOMIKEN

テレビアニメ第1期挿入歌シングル第1弾「Dream with You/Poppin'up!/DIVE!」収録。第3話『大好きを叫ぶ』挿入歌。
ステージになったのは東京ビッグサイト西展示棟3階、会議棟の中央広間を見渡せる張り出し部。かつて練習場所として使っていた場所でもあり、その後も度々練習風景に登場することになる。

せつ菜と菜々という2つの顔を持つ彼女の「二面性」がテーマに盛り込まれており、赤と黒の異なる衣装を半々に織り交ぜたような衣装、「静」と「動」のメリハリを効かせたダンス、水と炎という相反する要素を混在させたライブ演出と、せつ菜という人物の持つ2つの側面を見事に表現したライブシーンは必見。
また、上述の『CHASE!』で用いられた演出を思わせる要素も組み込まれている。

作曲者のMOMIKENはSPYAIRのベーシストとして知られる人物。
作曲を務める機会こそ多くはないが、同バンドの作詞を主に担当している。

余談

  • 上述の通り展開序盤は「正体不明の存在」として描かれていたため、「彼女は何者なのか」という考察がファン間で盛り上がった。
    • その中でも男の娘(未作成)疑惑すら挙がったが、電撃オンライン公式4コマで果林が抱きしめた際は「あれは確かに人間の女の子よ」と公式に否定されている。
      • このほか、ロボットや宇宙人、璃奈の変装という疑惑まで挙がっていた。後に『にじよん』でもこの件を弄られることになるのは、また別のお話……。

  • スクスタにおいては「優木せつ菜」として虹ヶ咲の制服を着ることがなく、校内での格好は「放課後スクールアイドル」というオリジナルの衣装で統一されている。これはせつ菜の正体が明かされ、メンバーの前で姿を偽る必要がなくなってからも一貫して変わらない。
    • 一方でアニメ版においては逆に「放課後スクールアイドル」衣装を着る機会がほぼなく、普通に制服姿で過ごしている*8


  • 担当声優の楠木氏は実際に中学生時代に生徒会長を務めていた経験があった他、同好会ひいてはμ’sやAqours、Saint Snow(未作成)も含めたメンバーの中の人では最年少だった*9


キャスト変更

2022年11月1日、楠木氏が「エーラス・ダンロス症候群(関節型)」という遺伝子疾患を患っていた事を公表。
「関節が過度に柔軟化して骨折や脱臼が起こりやすくなる」という、国の指定難病として扱われるほどの恐ろしい病気である。
この時点でもはやダンスパフォーマーとしての生命が断たれたも同然であったが、それでも当初は「身体に負担が掛からない範囲」で何とかダンスパフォーマンスを行っていた。
しかし、病名が判明した事で遂にドクターストップが掛かってしまい*10、「継続的なライブ活動が困難になってしまった」として、ラブライブ!公式側から「2023年3月31日をもって楠木氏は優木せつ菜役を降板」が発表された。
キャストの降板が発表されたのは、シリーズでは初の事態である。
引き継ぎキャストは林鼓子氏が担当。地味に両者には別のアイドルアニメ「キラッとプリ☆チャン(未作成)」で姉妹(姉→林氏、妹→楠木氏)を演じていたという繋がりがあり、他の虹ヶ咲メンバーもプリ☆チャンで共演している者が複数人いる為、比較的スムーズに引継ぎが出来た形である。
なお林氏は楠木氏より歳下のため、せつ菜役の声優が虹ヶ咲メンバー最年少なのは変わっていない。


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注釈

*1 通称「ペカせつ菜」。

*2 果林のメシマズは、読者モデル故に「カロリー計算」や「栄養管理」を重視しているが故の物であり、果林本人も「お勧めはしない」と周囲に告げている。

*3 本来部活動としては5人から認められるのだが、「既に5人いた部員が1人までに減っているのだから、同じ5人ではかつての二の舞になる」と考えての判断。

*4 「あなた」を含めた計算。「あなた」は自身をカウントしておらず、せつ菜の他にもう一人必要と考えていた。

*5 この件について、担当声優の楠木ともりは、『普通に退部しようとしても、仲間達が引き留めようとするだろうから、あえて憎まれ役になったのではないか』と推測している。

*6 スクスタとアニメ版と見比べればわかるが、そもそも栞子の背景事情に大きくかかわるSIFの開催経緯が異なっており、それに伴い薫子に関する事にも違いがある。加えてアニメ版は1クール全13話の尺であるため、スクスタのシナリオをそのまま持ち込むのは、時間的に無理がある上に、そもそも話の筋が不自然にもなりかねない。

*7 第2回SIFにおいて、スタッフ向けと思われる法被に「せつ菜のフルネームの刺繍」を入れたり、自作と思われる「SETSUNA LOVE」と入った団扇を用意したりという気合の入れようだった。なお「フルネームの刺繍」を見た当の本人は、思わず引いてしまっている。

*8 ただし、アニメの実質のパイロット版「未来ハーモニー」、「無敵級ビリーバー」のPV、アニメ一期のOP、ビジュアルポスターなどではスクスタ同様放課後スクールアイドル衣装を着ている。

*9 2023年現在は『Link!Like!ラブライブ!(未作成)』に登場する「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(未作成)」で村野さやかを演じる野中ここな氏(2023年当時17歳)が更新。ただ、プロジェクト始動時の年齢は楠木氏も17歳と、野中氏と並ぶ。ちなみに両者以外に17歳で『ラブライブ!』シリーズの一員に加わったメンバーとしては、『ラブライブ!スーパースター!!(未作成)』に登場するグループ「Liella!(未作成)」で平安名すみれを演じるペイトン尚未氏(2020年当時17歳)が挙げられる。

*10 なお、病名が判明したのは9月だが、2023年2月19日に配信された「UNIT LIVE! 後夜祭〜ありがとう!A・ZU・NA LAGOON〜」にて、「5thLive! 虹が咲く場所」開催直前だった事が明かされた。