| 名前 |
ゲッツ・〝ディザスター〟・ベーレンドルフ |
| 年齢 |
23歳 |
| 性別 |
男 |
| 身長 |
211cm |
| 体重 |
150kg~(義手込み※可変) |
| 種族 |
ハイランダー種の竜人 |
| 出身 |
ハイランド地方 |
| 職業 |
全方位殲滅師 |
| 操作許可指定 |
名無しも可 |
| 設定操作許可指定 |
名無しも可 |
山岳地帯をルーツとする竜人の一族の出身。
ハイランダーと呼ばれるこの種族は今でこそ高い技術力と身体能力を生かし肉体労働や技術職についているものの、元来血の気が多い種族であり、ゲッツもまたその例には漏れない存在。
幼少時は集落で過ごしていたが、蒼い鱗や暗色の鱗が多い中の鮮やかな赤という奇形を持って生まれ、忌み子として集落を追放された過去を持つ。
その後はとある人間に拾われ養子となり実家の兵器工場を継ぐ筈だった。
しかし、戦いを求める種族の性には抗えなかったのか10の頃に家を飛び出し、着の身着のままで戦場に飛び込んだという経歴を持つ筋金入りの戦闘狂。
かつてはジャンクスと呼ばれる訳ありの者達だけを集めた捨て駒部隊に所属し常に前線で戦い続けていたが、ある戦地で致命傷を負い片腕と内臓の一部を失っている。
その後は部隊の所属を解かれ、現在は冒険者という名目でフリーの傭兵をしていた。
ローファンタジア崩壊後は
フォルテ、
エスペラント、
アサキム達と共に行動中。
なお冒険者としての位は中の上程度だが、依頼を放置したり、事件を未然に防ぐも起こるはずの事件によって破壊されるよりも多くのものを破壊したり、依頼人に暴力を振るうなどの問題が目立つため、評価は決して高くはない、むしろ低い。
それでも、荒事の案件に付いては常識的な範疇での常識外れの実力を誇り、隠密行動や手加減、知能の必要のない単純な殲滅案件に付いては依頼成功率は9割を超える。
力を求める事と戦いに貪欲であり、とある研究所の実験体になる事で失った肉体を補い、並の竜人とは桁が違う戦闘能力を得ている。
それほどまでに力と戦を求める理由は、一族に代々伝わる伝承、いうなれば土着宗教に理由がある。
気高く戦い続けて死んだ者の魂は祀られ、祖神に連なる一柱となる事が出来る、という伝承を心から信じている為ゲッツは命知らずにも見える戦いへの信仰を持っている。
また、そうまでして英雄となる事を望んでいるのは、忌み子という己の出自にも原因があり、己が悪の竜の継嗣ではない事を証明する為でもある。
左腕は義手であり、生体金属と魔導心臓を組み合わせて作られた『永遠に完成しない兵器』である。
義手はゲッツの肉体と完全に融合しており、ゲッツの思いに呼応してその形状を変化させ、新たな機能が追加されていく。
その為ゲッツの戦闘能力は平時では常識的な範疇での強者に収まる程度だが、強さを求め、強敵に叩き潰され、ピンチに陥れば陥る程爆発的な成長力と戦闘力に目覚めていく。
ローファンタジア崩壊事件以降は、心臓に
フォルテの名が刻まれており、それが発端となったのか新たな力に目覚めつつある模様。
なお戦いに関係の無い場ではむしろ気さくなタチであり、やんちゃな気のいい兄ちゃんといった塩梅。
しかしながら、近くで喧嘩や争いが有れば即座に満面の笑みで危険に突っ込んでいくのは間違いない。
あと、戦闘でも日常でも大抵全力な為、よく服が破れたり脱げたりしている事がある。また脱げた。もう脱ぎ芸でいいんじゃないか
好きな食べ物はウサギのローストで、嫌いな食べ物は香りの強いもの。
また酒も好きであり、アブサンなどの癖の極めて強い物を好む傾向が強い。
また車などの機械系も好きで運転も得意だがスピード狂。農道を音速で駆け抜ける。
最近、祖神二人と出会い、会話を交わす。
その中で、ゲッツは何やら思うところがあるようだが……?
因みに、もはや装備品であるかのように日常的に
フォルテを担いで歩いている、決して荷物扱いではない。
彼も又
アイン・ソフ・オウルである事が判明した。
アイン・ソフ・オウルとしての役は、〝災厄〟。明らかに悪性の性質を司る名前を背負っている。
生まれ持ってディザスターの忌み名を与えられたのは、これを予言されていたのだろう。
・ハイランダー種
彼らはおおまかに竜人種と呼ばれているが、竜人の中にも当然人種の違いのように種族差が有る。
ゲッツの属する種は『ハイランダー』と呼ばれる高山生まれの種族である。
彼らは温度変化に強い鱗を持ち、また少ない酸素でも活発に活動できるように低酸素状態に適性を持ち、高いスタミナを持つという高山の主と呼ばれる一族であった。
大昔は高山に集落を作り、狩猟生活を送っていたが次第に周辺地域に国や集落が乱立、戦争が勃発し、彼らも当然のように戦いに巻き込まれる。
だが高山の過酷な環境で狩猟をして生きてきた彼らは戦争となっても優れた戦闘力を発揮したのである。
そうして、狩猟の神を信仰する狩猟民族は戦争を生き場所とする戦闘民族へとその性質を変えていったのである。
各地を放浪し、報酬を受け取り戦地で敵兵を『狩る』ような生活が数百年続き、今ではその屈強な肉体を生かして戦地以外でも彼らは重用されている。
と言っても、総じてあまり頭の良い種族ではないため指揮官など、管理職には向いていないのだが。
それでも個々人の技能や戦闘力、目立つ外見は戦場ではひときわ輝くだろう。
・信仰:多神教『祖神信仰』
祖を人と竜として、聖剣の欠片と竜の心臓から生まれたと言われている彼らは、魔竜ファフニールと聖人ゲオルギウスの力を受け継いでいると伝えられている。
そして、祖である二柱は今も信仰において誇りと力を司る神として祀られている。
ハイランダー種の竜人種は狩猟時代から、祖先の英雄を祀る事を宗教としてきた。
元は優れた為政者や、卓越した狩人などが祀られたのだが、今では戦争で数多の首級を上げた戦士や勇猛な死を告げた者達が一族の慰霊碑の中でも特に大きい慰霊碑に名を刻まれる。
この慰霊碑に名前を刻んで良いのは代々ハイランダー種に継承される神官の証を持つ5人にしか許されていない。
現在も彼らは誇りを持ち、最後まで何にも恥じない生き方で死ぬことが出来れば、その魂が昇華され本物の竜となり神の席に加えられるという信仰を信じ続けている。
そのため、戦場での彼らは命知らずに我先にと突撃していき、一人で百人力の力を発揮する。
一部の者達には戦場で一番強いのはハイランダー種だが、戦場で一番死ぬのもハイランダー種だとすら言われている。
死者はその身を大地に捧げる為に、然るべき処理を施した後に野ざらしにする事が多い。
懇意にしていた者達は、友や家族や恋人の魂や意思を得る為に死体の一部を食する事もある。
現在では共食いは一部の地方で法律で禁止されてはいるが、それでもこの部族の間では未だに無くなっていない風習の一つである。
イメージ画像
魔竜ファフニール
聖人ゲオルギウス
・戦種:全方位殲滅師
中央武術院において制定された、戦場における兵士や武人の特徴から付けられる役割名。
近接、遠距離、人数の多寡を問わず、あらゆる状況に於いて高い攻撃能力を保持し、発揮するクラス。
防御などは得意ではないが、それを補って余りある攻撃力と攻撃手段を持つ。
が隠密技能や工作、指揮官としての技能は多くの全方位殲滅師は所持しない傾向にある。
代わりに、戦闘系技能の大半を取得しており、並の戦闘系戦種では太刀打ち出来ない領域に有る。
弱点は盤外戦術だが、練度によってはその盤外戦術すらも物理でひっくり返されかねない。
それらの特徴から、指揮官などには向かないものの、個々人では最高クラスの戦力を発揮する『最強の兵士』として語られる事もあるクラスの一つ。
また、支援、協力などにも向いておらず、個人戦力に全てを注ぎ込んだからこその強さとも言える。
金の癖毛を後ろに撫で付けた髪型で、伸びている場合は後ろで括る。
眼の色は鉄色だが、戦闘時は瞳孔が収縮し眼の色が濃くなり、光を強く返す。
服装はカーキ色のミリタリージャケットにワークパンツを好み、大抵の場合において動きやすい軽装。
右手には指抜きの黒い防刃グローブ、左腕は義手であるが隠していない。
また背びれと鋭い爪を持ち、鱗は腕と足及び背中を覆う範囲にある。
鱗の色は赤色、尻尾はそれほど長くはなく凡そ1m程。
顔は人間に近いが舌が長く、歯が鋭い。
全身には無数の古傷が有り、心臓のある部分には星型の傷跡が目立つ。胸の傷はフォルテに着けられたもの。
・固有技能:伝統戦術『クレイモア』
高山から生まれ、あらゆる所で戦い続けることで生まれたハイランダー種伝統の戦闘術である。
強くなるために必要なあらゆる要素が組み込まれており、対魔術、対多数、対城塞、対水、対空と、あらゆる状況に対しての対応が取れるように、常に新たな技術を取り入れ続け、未だに進化し続けている。
また戦闘法のみでなく、戦場や野外でのサバイバル術も体系的に取りまとめられている。
それらの理由から、出自としてはかなり古い部類の伝統流派だが、その本質を知るものは『最も古く最も新しい』とすら形容する。
内容は膨大かつ遠大であり、その内容の全てを一般寿命の種族が網羅する事はまず不可能。
そのため、必要な部分を選択して技能として身に付けるという合理的判断が必要となる。
格闘技術に関してはハイランダー種を筆頭とする竜人の尾や翼などを有効活用し身体のバランスを取る術に長ける物であり、爪を活用した打撃と斬撃が得意。
武器術なども有るため、爪のない種族なども技能を身につけることは可能。
全状況に対応し得るため現代に於いてもハイランダー種の竜人傭兵や兵士、警備などにはほぼ必修とされている技法。
ハイランダー種以外の人間や、異種族で有ってもこの流派を修めている者は少なくない。
・固有技能:竜刃昇華
意思に呼応して形を変え機能を追加する武装、竜刃を変形させる技。
その中でも特に止めの形態を取る際にこの名を叫ぶ事が多い。
咆哮で己の意識を開放し、己のイメージをよりダイレクトに義手に伝え力を解放する事でより強力な形態への変化を可能とさせている。
この技は竜刃を持つゲッツの肉体と、変化する己を認識し発狂しない精神力が必要な、ゲッツのみに許されるスキルである。
・固有技能:アスカロン
竜刃昇華した状態で放つ技の一つであり、ゲッツの属するハイランダー種のルーツとされる聖人の持つ聖剣の名でもある。
実際は打撃技でも斬撃でも刺突でもなんでも、近接系の必殺技であればアスカロンと呼ぶ。
全てのアスカロンに共通する点は、後のことも考えずにその時点で出せる力のすべてを使い切る勢いで戦うという点。
体内に溶け込んだ魔力炉心の生み出す膨大な魔力を込めた一撃は幕引きに相応しいものといえるものだ。
ある意味その傍若無人かつ強引な火力偏重ぶりは全方位殲滅師の面目躍如でもあるだろう。
・固有技能:完全竜化
竜刃昇華のバリエーションの一つで、竜化の奥義。
元からハイランダー種の竜人は、限定竜化と言う、一部部位の完全な竜化の技能を持っている。
が、しかし全身の竜化が可能な竜人は、現状ゲッツ以外に確認されておらず、この技は限定竜化の上位互換だと言える。
悪竜ファフニールの血が濃厚なゲッツは、体内に溶け込む魔力炉の力で一瞬で竜化することが可能。
この際の戦闘能力は、数百年級の古竜にも匹敵するとされるが、可能性を突き詰める場合はそれ以上の力も発揮できるようだ。
しかしながらいくつか問題点がある。例えば竜化後の姿は当然のように巨大である為、屋内での変身は家屋の粉砕など、様々な障害がつきまとうということ。
他にも異様に負担が大きいなど、様々な問題点が有るが、発動してしまえばこちらのもの、といったレベルの奥義である
・固有技能?:赫い光
戦意が高揚した場合や、ピンチに陥った際などに全身の傷跡(特に胸の部分の傷)、が発光する事がある。
詳細は不明であり、ゲッツもまたこの現象については特に認識していない様子。
一つだけ確かなのは魔力にも気にも属さない純粋な力によって戦闘力が一時的に上昇する、という点だろう。
・非究極未完成兵器『竜刃』
ゲッツが再起不能に成る程の負傷を折った際に、とある研究者と取引して移植された義手であり、左腕を補っている。
詳細不明だが、生体金属と魔導心臓によって構成され、使用者の意思に依って自在に形を変える事は確認されている。
ゲッツの体内に根を張るようにして融合している為、全身に影響を与えることが可能。
そのためゲッツは平時ですら同じハイランダー種の最強クラスの戦士よりも更に数段頭が抜けたレベルの戦闘力を発揮する。
現在、動力である魔導心臓は肉体に溶け込み、義手との同化度も高くなっている。
また、その他の要因もあるのか義手の変化速度と最大出力も上昇中。
・破れない服(※でも破れる)
ご都合主義的に大事なところだけ破けない服。偉大なご先祖様から授かった。
ちょくちょく上半身裸等になっているが、気がつけば元に戻っている。
防御力もそこそこ有るようだが、このインフレした状況で役立つ筈が無かった。
・防刃・耐火繊維の手袋
ゲッツの愛用品。
市販されていない物らしく、極めて強力な防刃防弾耐火の性能を持つ。
多少の傷なら自己修復するためずさんに扱っても平気な素敵素材。
義手が槍ならば、ゲッツにとってこの手袋は盾であるが、盾なんぞよりも攻撃だ攻撃と言う事で目立つことは無い。
↑ゲッツのテーマ曲的な曲です、曲名はMind Tricks、アーティストはDisarmonia Mundiと言って企画盤でトトロのカバーしてた人ですね。
構成は楽器一人にボーカル三人という良くわからない構成ですが、結構いい曲が揃ってるのでお勧めだったり。
攻撃的なリフや、歌詞の程よい厨二感と暴力感が良い感じではないかと。
・TCG
デュエルマスターズ(以下DM)、及びマジック・ザ・ギャザリング(以下MtG)。
ファンタジー的な異種族の細かい発想や、ゲッツの人格形成のイメージ等に多大な影響を与えています。
イメージとしては、DMであれば火文明、MtGであれば赤のイメージ。
共通するのは争いを好み、原始的かつ強大な兵器と屈強な肉体を持つ文明の感覚です。
文明:火 コスト:5 種族:ティラノ・ドレイク/ヒューマノイド
って感じのイメージです。
他にも色々設定構築の時点でTCGネタは仕組まれています、例えばハイランダーとか。
・川上氏の作品
都市シリーズ、AHEADシリーズである終わりのクロニクル、GENESISシリーズである境界線上のホライゾン等の影響は強いです。
科学とファンタジーの融合したローファンタジーの世界観のイメージは、自分の中では終わりのクロニクルや境界線上のホライゾン等の混沌とした世界観に近いものをイメージしています。
ファンタジー的異種族とオーバーテクノロジーの融合の発想はこれが発端と成っている要素も割りと多いかと。
・ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン
史実に存在する、実在する騎士であり、ゲッツのルーツでもあります。
ゲーテの書いた戯曲、「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」では素晴らしく美化された理想の騎士として描かれていますが、現実はそうではなかったようです。
現実では事ある事に決闘を挑み、争いごとが有れば首を突っ込まずには居られない上に、強引に決闘を挑んでは相手の物を巻き上げたりしたり割りと清々しいほどにダメ人間だったようでしてそれらの要素はゲッツにも多大に取り入れられています。
また、戦場で片手を失ってなお鋼鉄の義手を付けて戦うなどの要素も、またゲッツに形を変えて受け継がれている点ですね。
《凶鋼闘士ゲッツ》
ティラノ・ドレイク/ヒューマノイド
火文明 コスト5 パワー1000+
■スピードアタッカー
■このクリーチャーは、毎ターン攻撃しなければならない。
■このクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。
■このクリーチャーがバトルする時、このクリーチャーのパワーは+[バトルする相手のパワー]される。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、自分のシールドを一枚墓地に置いても良い。
FT-その竜人の鱗は炎で鍛えられ、血で固められた
※対クリーチャーに特化したカードであり、破壊耐性持ちの為場持ちも良い。
しかしながらコスト論に対して強力な能力を持ったため基礎パワーは低く割り振り火力などでは容易く破壊されてしまう。
強敵が相手であればあるほどに強くなっていくゲッツのイメージを能力にしたカード。
《激竜忌神ゲッツ・D(ディザスター)》
進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク/レッド・コマンド・ドラゴン
火/闇文明 コスト6 パワー13000
■進化-自分の、名前に《ゲッツ》とあるクリーチャー1体の上に置く。
■このクリーチャーが場に出た時、このカード以外の自分のクリーチャーを全て破壊する。
その後、相手の場にクリーチャーが居た場合、相手は自分のクリーチャーを一体選びそれ以外のクリーチャーを全て破壊する。
そうした場合、このクリーチャーと選んだクリーチャーはバトルする。
■このクリーチャーがバトルで勝った時、相手のシールドを全て墓地に置き、そのあと相手のマナを全て墓地に置く。
■このクリーチャーがバトルで負けた時、自分のシールドを全て墓地に置く、そのあと自分のマナを全て墓地に置く
■T・ブレイカー
FT-てめェが俺の獲物だァ! 逃げんじゃねェぞ、ぶっ殺すッ! ―― 激竜忌神ゲッツ・D
※極めてハイリスク・ハイリターンな進化クリーチャー。
コストに比してパワーは高いが、バトルに勝てれば良いが、負けた場合のディスアドバンテージが洒落にならない。
また、相手の場にゲッツ・Dよりも強いクリーチャーが居る状態で呪文などで引っ張りだされた場合は間違いなく敗北が見える。
だが出すタイミングさえ間違えなければそのままゲームセットに持っていけるカードである。
イメージとしては全力を発揮した形態のゲッツがモチーフ。後先を考えない全力の一撃を能力にした結果ピーキーな性能となった。
最終更新:2014年02月14日 16:39