エヴァンジェルに夜逃げしてきた
ゲッツと
フォルテは、ゲッツの元師匠であるボルツの店を訪れる。
そこに追ってきた
アサキムが表れ、二人は逃走。
逃げ回るもボルツに捕えられて、店に連れ戻された。
店にはアサキムや
エスペラント達も集められており、ボルツは一行にとある依頼をするのであった。
それは、セレモニーで何かが起こるから街を守って欲しいというもの。
依頼を引き受けた一行は、新教皇就任のセレモニーに赴く。
就任挨拶中、新教皇は全世界の民を救うと宣言し、真の三主神の分身を召喚。(→
三主教-真裏派)
祝賀ムードは一転、阿鼻叫喚の事態となった。
アサキム・エスペラント・ゲッツが邪神の化身を迎え撃つ一方、フォルテは教皇の元に直談判に赴く。
しかし教皇に邪神の声を直に聞かされ精神崩壊寸前まで追い込まれ、終焉の歌を歌いかけるのだった。
ゲッツの声で正気を取り戻し、寸前で思いとどまったフォルテに、教皇は真意を告げる。
この凶行は、自らが絶対悪となり人々を団結させるためだと。
その上で、教皇は再度、神を称える歌を歌えとフォルテに迫る。
それを承知したフォルテが歌ったものは、ずっと人々が信じてきた三主神を称える創世の歌だった。
その歌は人々を団結させ、邪神を鎮める祈りとなって広がっていく。
それに後押しされたアサキム・エスペラント・ゲッツがとどめを刺し、邪神の化身は倒された。
邪神の召喚に力を使い果たした教皇は、意味深な言葉を残して塵となって消える。
こうして、エヴァンジェルの危機はひとまず去ったのだった。
最終更新:2013年02月27日 20:36