文法 krancial'c

  • Lpobsatogaはその特徴的な色を使った単語活用から、色の言語(色語)とも呼ばれている。本ページでもそれに倣い、以下色語と呼ぶ。
  • 色語はリパライン語派生であるために、リパライン語を学習することは色語を習得する上で大変有効です。(歴史)

文字と発音

文字

 文字はデュテュスン・リパーシェをそのまま使用できる他、ラテン文字転写が許容される点もリパライン語と共通である。panageya独自の文字も存在するが、貴族字・岩字・民字(9種)の11種があるため、筆記のページで別途扱う。まずはラテン文字転写で文法を覚えよう。

文字名称と音韻

 色語話者は絶滅してしまったため、正確な音韻は今となっては知りようもない。ここでは研究者が便宜上読んでいた名称と、例文から予想されている音韻を紹介する。順番はアルファベットに準ずる。

母音字

名称 音韻
a akru 日本語のあに近い。
e enklorla 日本語のえに近い。
i ircalart 日本語のいに近い。
o omion 日本語のおに近い。
u uhckei 日本語のうをおの口で発音する。
y yuesleone いの口で唇を丸くする。

子音字

名称 音韻
b belche 日本語のバ行と同じ
c 日本語のサ行と同じ
d 日本語のダ行と同じ
f 日本語のファ行と同じ
g 日本語のガ行と同じ
h 日本語のハ行と同じ
j 日本語のヤ行と同じ
k 日本語のカ行と同じ
l 日本語のラ行と同じ
m 日本語のマ行と同じ
n 日本語のナ行と同じ
p 日本語のパ行と同じ
q kにwを続ける
r フランス語のRと同じか、日本語のラ行と同じ
s 英語のthと同じか、日本語のサ行と同じ
t 日本語のタ行と同じ
v 母音字がaの場合日本語のヴァ。それ以外は日本語のバ行と同じ
w ブレス。息を吐き出す。母音字の発音とほぼ同じ
x 日本語のシャ行と同じ
z 日本語のザ行と同じ
ただし民族ごとに微妙に違ったと考えられている。
この表は我々が習得しやすいように"いいとこ取り"したものだ。

定義

  1. 同じ子音字を重ねることを「促音」と呼ぶ。これは長子音(日本語の[っ])として発音する。
  2. 母音字+wは長母音として発音する。

品詞

品詞はリパライン語に準ずる。

但し次の要素は無い。
  • 単語クラス
  • 緩衝母音
  • 緩衝子音

語順

  1. 全てSOV
  2. しかし後述する色変則によって自由な語順に出来る。
  3. 装飾は必ず色変則するため順や位置は不定。

色の種類

色語で使われる色は9種類あり、序列が決まっている。
序列は数詞にも使われ、その時のみ使う色がある。
色名 序列 色名 序列
影赤 1 光赤(マゼンタ) 6
青赤(紫) 2 黄赤(オレンジ) 7
影青 3 8
光青 4 光(白) 9
影(黒) 5 緑(数詞限定) 0

規則変化

接尾辞

その単語について格変化する。
色名 接尾辞 色名 接尾辞
影赤 主格 -s 光赤(マゼンタ) 部分格 -sta
青赤(紫) 対格 -i 黄赤(オレンジ) 呼格 -sti
影青 属格 -d 話題格 -sci
光青 与格 -c 光(白) 共格 -tj
影(黒) 処格 -l 緑(数詞限定) 欠格 -nerfe

主格と対格の省略

最終更新:2019年12月25日 21:27