パーキッツ

《パーキッツ》

ポップンミュージックシリーズに楽曲提供しているアーティスト。

詳しい時期は不明だがかなり昔からバンド活動をしていたらしく(メンバーが大学時代に結成したらしい)、一度自然解散したものの、後にバンドの中心人物であった片岡嗣実が、同じく結成当初のメンバーであった藤野まなみ(現・ふじのマナミ)に再結成を持ちかけ、1993年にインディーズデビューした。
因みにそのデビュー曲が「水中家族のテーマ」(AC3のケルト)である。

ポプへの参画はAC3からで、元々片岡が「ときメモ」関連の楽曲制作に携わっていたのが縁。
その際、ふじのは単独で「peppermint」(AC3のハートフル)を歌ったほか、前述の「水中家族のテーマ」、そして完全新作である「恋のシャレード」(AC3のマジカルガール)を引っさげてポップンアーティストとして名乗り上げた。
その後もファンの間からは名曲として名高い「Over the Rainbow」(AC4のフレンドリー)を始め、多数の楽曲を提供し続けている。

ポップンに提供する楽曲はまさしく「ポップ&キュート」を前面に打ち出しているパーキッツであるが、アルバム収録曲などを聴くと実は意外に重いイメージの、心に訴えかけてくる感じの曲が多い。好例はさなに楽曲提供したものをセルフカバーした「駅」(「ハミングバード」収録)、菅原祥子に提供した「Stand by You」(「Liquid Melody」収録)であろう。
実際片岡もそうした曲のほうが得意らしく、CS14に収録された「アミュレット」(ウィッシュ)のコメントでそのようなことを口走っている。


「パーキッツ(PARQUITS)」とは箱根土産として有名な「寄木細工」の意味。
名付け親の片岡は「Q」の字が好きで、それが入ったバンド名にしようとしたところ、結成時メンバーが個性的なメンツであったことから「色々な個性が集まっている」という意味合いで決めたという。
バンドの性格は「ピアノバンド」であるらしい。片岡自身がかなりの腕前を持つピアノ奏者であることはあまり知られていないようだが、メルトEXの後半でそれを垣間見ることができるだろう。

なおポプ収録曲の楽曲はいずれも難易度がかなり低く、決定的な差がつきづらいのか熱帯で選曲されることは少ない…が、近年はパキ曲のレベルもやや上昇傾向にある様子。
また、旧来の曲でも「Filament Circus」(キャロル)という罠曲も存在する。

ただし同じ人間が作曲しているからといって、名義が「ブタパンチ」である場合はその限りではない。


グタギト民には色々な意味で縁の深いアーティスト。
何しろキャンディポエットもこいつらの楽曲の担当キャラでありますので…。

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最終更新:2010年07月09日 05:25