《ハイスピード(Hi-SPEED)》
多くのポッパーが使っているであろう、ポップ君の流れる速度を速くするオプション。
「ハイスピ」「HS」「~速」などと呼ばれる。
この数字は「倍率」ととらえている人も多いのだが、実は「速度補正の段階」の意味合いが強く、例えば「HS2だとハイスピードオプションを使用していない時の2倍でノートが落ちる」というわけでは決してない。
なので時々「~倍」という人がいるようだが、正確な意味でそれは誤りなのである。
ちなみに各HS設定の実倍率は以下の通り。
HS1.5 ×1.25
HS2.0 ×1.66
HS2.5 ×2.08
HS3.0 ×2.5
HS3.5 ×2.92
HS4.0 ×3.33
HS4.5 ×3.75
HS5.0 ×4.16
HS5.5 ×4.58
HS6.0 ×5.0
実際はややこしいので、ここまで詳しく覚える必要もない。
HSの数値を倍率に見立ててもそれほど感覚的に差はないので、倍率計算が面倒なら「HS2なら大体2倍速」と思っていても差支えはない(しつこいようだが正確ではない)。
なお
オジャマオプションにも「Hi-SPEED×2(×4)」が存在し、こちらは上の倍率設定に無関係で本当に2倍(4倍)の速さでノートが落ちてくる。
0.5刻みのオプションが導入するまで時折聞かれた「オジャマHSでならクリアできる」などというのも、オジャマのHSとオプションのHSでは倍率が異なるためである。
ちなみに、ハイスピードオプションをつけずにプレイすることは、等速 もしくは NS(=
ノーマルスピード)と呼ばれる。
とにかくノート落下速度が上がることでオブジェとオブジェの間に隙間ができ、画面内に一度に表示されるオブジェの量が減ることで、譜面を判別しやすくなる。
これをうまく使いこなして適正な速度を知ることが上達の第一歩。
しかし欠点もあり、
HSを利用して上達すればするほどこうした課題が常に付きまとってくる。
これらの欠点を克服できるようになれば、ポッパーとしてさらなる高みを目指すことができるようになるだろう。
最終更新:2009年01月30日 02:53