《アリプロ》
宝野アリカ(ボーカル・作詞担当)と片倉三起也(作曲・編曲担当)による日本の音楽ユニット。正式名称は「ALI PROJECT(アリ・プロジェクト)」。
アニメ「Rosen Maiden」の主題歌などを担当し当人(というかヴォーカルの宝野)がゴスロリの雰囲気を強く前面に押し出しておりそういうイメージで語られることが多い。良くも悪しくも聞く人は選ぶ楽曲が多いが、それとは全く無縁の爽やかな曲も多数存在する。
村井聖夜とは、彼がコナミ入社前、まだとある音楽雑誌編集者だった時代から交流があり、その関係でAC14への楽曲収録を打診されることとなった。
「ポップンにアリプロ参戦」の前情報は相当前(確か
カーニバルでイベントが全て終わるか終わらないかの、まだAC14の
ロケテ情報すらでてなかった頃)からあり、それゆえ「禁じられた遊び」「コッペリアの柩」といった、ファンにとって「らしい」曲が入るのではとwktkされたが、結局収録されたのはアルバム「Dilettante」収録曲のひとつである「愛と誠」であった。
この曲のジャンル名は当然の如く「アリプロ」が冠され、AC14ではトップクラスの人気楽曲となった。
譜面としてのアリプロであるが、非常に淡白で語りどころがないN(や5ボタン)は基本要素が多く、初心者・一見さんにも安心の構成。これがその狂猛な牙を剥くのはH以上からである。
Hからはイントロ・アウトロと歌唱終盤に混じり始める長めの階段、中盤に入る押しづらい二重交互を特徴とする、同レベル域でも総合力が問われる難譜面のひとつ。
AC14ではレベル29で妥当か少し簡単くらいの感覚だったのが、何故かAC15以降ではAC14ロケテの時と同じ27に変更され、やや
詐欺くさくなっている。
EXはその階段が二重階段に進化し中盤の交互もさらにいやらしい構成になっており、歌終わりの8分+12分複合で削ってきたり、ラストの二重階段×2は非常に高い確率でフィーバークリアを阻んでくる。当然後者は力量不足のプレイヤーもしくは単純に階段が苦手なプレイヤーにとっては強烈な
ラス殺しとなる。
聖夜が関わっていることもあって、これらの箇所は俗に「黒い聖夜」と呼ばれ、恐れられている。
アリプロEXは
だんでの
苦手譜面として有名。
この譜面についてのヤツのコメント「アリプロEXは42」はまさに至高の迷言。
しかし実はヤツのほかにも、グタギト民の中でアリプロEXを苦手とするものは意外と存在するらしいぞ。
そして…ポップン17ではまさかのアリプロ再登場。アルバム「Psychedelic Insanty」に収録されている暗黒サイケデリックが登場した。なおかつ愛と誠がエンジョイ
モードでもプレイ可能になった。やはりポップンにおけるアリプロの人気と反響が大きかったことが要因だろう。
最終更新:2009年04月15日 15:07