Midnight-Express @ wiki
メタモルフォーゼ_02
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○場面…家・主人公の部屋・夜
机に向かって勉強している太郎。机の上は片付けられている。
画面…時計の針だけが動いている。
音…鉛筆をノートに書いているときの音。そして紙をめくる音。
机に向かって勉強している太郎。机の上は片付けられている。
画面…時計の針だけが動いている。
音…鉛筆をノートに書いているときの音。そして紙をめくる音。
画面…教科書と数式が書き込まれているノート。
効果…オーバーラップ。
画面…太郎の顔。(カメラアングル・下から)
効果…オーバーラップ
画面…カレンダーを映す。×が日にちの所につけられていく。
効果…オーバーラップ。
画面…太郎の顔。(カメラアングル・下から)
効果…オーバーラップ
画面…カレンダーを映す。×が日にちの所につけられていく。
×がつけられた日付の下には「勉強□hour」と記入されている。
□には数字が記入。(日が経つにつれて数が大きくなっている)
□場面…家・太郎の部屋 夜
画面…カレンダーに「6hour」と書く手
太「やったー」
太郎、叫んで両手を挙げる。
音…部屋の入り口のドアを開ける音。
巌「うるさい。こんな夜遅くに何叫んでいるんだ!」
太郎、一瞬びくっとする。が、とりなおして
太「あ、あのさ、聞いて聞いて」
巌「お前何やっているんだ。騒いでいて。勉強しているのか?あん?」
太「う、うん。でね……」
巌、太郎の言葉を待たず、机の上においてあるノートをとってパラパラとめくる。
□には数字が記入。(日が経つにつれて数が大きくなっている)
□場面…家・太郎の部屋 夜
画面…カレンダーに「6hour」と書く手
太「やったー」
太郎、叫んで両手を挙げる。
音…部屋の入り口のドアを開ける音。
巌「うるさい。こんな夜遅くに何叫んでいるんだ!」
太郎、一瞬びくっとする。が、とりなおして
太「あ、あのさ、聞いて聞いて」
巌「お前何やっているんだ。騒いでいて。勉強しているのか?あん?」
太「う、うん。でね……」
巌、太郎の言葉を待たず、机の上においてあるノートをとってパラパラとめくる。
巌「これが今お前がやっているノートか。はーん。下らない落書きやゲームばっかりではなかったんだな。」
巌、続けて
巌「で、時間数は?どれぐらいやったんだ?あそこまで叫んでいたのなら、さぞかし腐るほどやったんだろうな?」
巌、続けて
巌「で、時間数は?どれぐらいやったんだ?あそこまで叫んでいたのなら、さぞかし腐るほどやったんだろうな?」
太「……6時間……」
巌、鼻をならして
巌「何だ、たった!?そんなんで騒いでいたのか?へえ。
巌、鼻をならして
巌「何だ、たった!?そんなんで騒いでいたのか?へえ。
俺がお前の頃には毎日その倍やっているのが当たり前だった! 『やったー』なんて騒ぐのなら、もっとやってから言え!!」
巌、持っていたノートを机に放り出す。
画面…立ち尽くす太郎。(音…ドアの閉じる音)顔はうつむいている。表情は硬い。
画面…立ち尽くす太郎。(音…ドアの閉じる音)顔はうつむいている。表情は硬い。
画面…太郎、そのままの状態で言う。
太「でも、俺……今まで本当にぜんぜん勉強できなくて
太「でも、俺……今まで本当にぜんぜん勉強できなくて
……分からなくて……五分だって机に迎えなかったんだよ……?」
画面…太郎を下から映す。
太「……もう、嫌だ……」
音…ボタリと床へ何かが落ちる音。太郎、音がした方向をふりかえる。
太「……もう、嫌だ……」
音…ボタリと床へ何かが落ちる音。太郎、音がした方向をふりかえる。
画面(下からのアングル)…太郎、床の一点に注目する。
画面…床。黒いスライム上の物体が少量落ちている。太郎、右手の方を見る。驚く太郎。顔がゆがむ。
画面…右手の手のひら。右手が徐々にスライム上に溶けていく。
画面…床。黒いスライム上の物体が少量落ちている。太郎、右手の方を見る。驚く太郎。顔がゆがむ。
画面…右手の手のひら。右手が徐々にスライム上に溶けていく。
太郎、おびえる。スライムの状態が手から徐々に腕へと広がっていく。
太「う、うあああああ!!」
太郎、家から飛び出る。
太「う、うあああああ!!」
太郎、家から飛び出る。




