まちなかピアノの楽しみ方
準備
そんなに準備することは無いが、予め、どこにあるのかを調べておこう。まちなかピアノのある場所を参照。ここで重要なのは、何時から何時まで弾けるかを確認すること。行ってみたが弾けない、では悲しい。心の準備は特にしなくても良いが、自分の時間になったら何の曲を弾こうか、ぐらいは決めておいてもいいかもしれない。
持ち物
- 現地までの往復交通費(必須)
- これさえ有れば、はっきり言って手ぶらでも構わない。でも一方で、他に色々持ち込んで楽しむのも有りである。
任意でよく見られる持ち込み品は下記。
- 楽譜(任意)
- 暗譜で弾く人も多いが、楽譜を持ち込んでその場で広げて演奏しても全く問題無い。本やプリント、タブレットPC、スマホ、何でもOK。
- ビデオ・三脚(任意)
- 自分の演奏を録画したい、あるいは録画して動画投稿サイトに投稿したいのであれば、持って行っても良い。
- カメラ(任意)
- ピアノそのものを撮影、あるいは誰かに頼んで自分の演奏姿を撮影したいのであれば、持って行って良い。スマホカメラでも良ければ、本格的なカメラでも良い。
- 他の楽器(任意)
- ピアノの弾ける友人と一緒に行って、合奏したいのであれば持って行って構わない。ただし、現地で電気を使えない方が一般的なので、電子楽器は避けた方が良い。
当日の流れ
ピアノのある場所に着くと、誰かが演奏している場合と、誰もいない場合がある。誰もいなければ、早速演奏してみよう。誰かが弾いている場合、まずその演奏に耳を傾け、席を譲られてから演奏する。聴くだけの参加も可能であれば、できれば多くの人に演奏してほしいところ。少しでも弾ける曲があるなら、上手下手にかかわらず、積極的に弾く側に立ってほしい。世の中圧倒的多数のプロとしてやっていける実力の無い人でも(勿論プロ並の実力の人でも)、ピアノを通して他の人と繋がれる貴重な場であり、これを活かすことをお勧めする。コンサートと違いお金は稼げないが。
で、自分の演奏。できる限り、一回一曲までにして、他の人に譲る様にしよう。短い曲なら2-3曲弾いても構わないし、練習みたいな感じで曲の一部だけを弾くのも構わないが、この場合は長くても6-7分ぐらいに抑える様に。10分以上かかる様な大曲を最初から最後まで弾くのもOKだが、さすがに一回15分が限度。メドレー曲を弾く場合は、概ね5分程度、長くても6~7分で終わる様に曲をうまく編集した方が良い。なお、一人あたりの制限時間を設けてあるピアノもあるので、その場合は制限時間を守る様に。
演奏が終わったら、他の人に譲ろう。とりあえず席を立てばそれでよいが、まだ弾いていない人に「どうぞ」と言って譲るのもあり。
他の人の演奏中、真剣に聞いていても良いが、周りの人と雑談しても、スマホを触っても、全然構わない。帰りたい時は、勝手に帰れば良い。ただ、一曲演奏が終わった後は拍手する様に。最低限の礼儀。
後は、だいたいそこにいる人たちが満遍なく弾ける様に配慮しながら、交代で弾き続けていけばよい。演奏をきっかけに、周りの人に話しかけてみるのも面白い。話しかけられることもあるだろうが、いい機会なので会話を楽しめば良い。ただし、個人情報のやり取りは慎重に。
注意事項:
以降、様々な楽しみ方について記しているが、合奏禁止など設置場所独自でルールを設けているケースもあるので、その時は従うこと。
以降、様々な楽しみ方について記しているが、合奏禁止など設置場所独自でルールを設けているケースもあるので、その時は従うこと。
演奏スタイル
- ピアノのソロ演奏
- 一番オーソドックスなスタイル。上手でも下手でも構わないので、どんどん挑戦してみよう。
- 2人でピアノ連弾
- これもやっている人が多い。友人と一緒に来た場合、あるいは突然の連弾に対応できる人がいる場合はやってみると面白い。
- 他の楽器、または歌と一緒に
- ピアノは主役としても脇役としても活躍できる楽器なので、他の楽器や歌との二重奏、三重奏をするのも面白い。ピアノ以外の楽器は個人で持ち込もう。よく見られるのは、ヴァイオリン、ピアニカあたり。ただし、あまり多くなりすぎない様に。四重奏以上は辞めておいた方が良い。ただし、合奏を禁止しているピアノもあるので、その場合は従う様に。
どんな曲が良いか
別にどんな曲でも構わない。クラシック、ポップス、ボーカロイド曲、アニメソング、ドラマ曲や映画音楽、即興演奏、自作曲、何でも構わない。難しい大曲でも、簡単な曲でも、何でもOKだし、普通の人が集まる場であるので上手くなくても構わない。
ただ、政治的メッセージがあからさまな曲は避けておこう(厳密な線引きは難しいが)。
ただ、政治的メッセージがあからさまな曲は避けておこう(厳密な線引きは難しいが)。
演奏会気分で弾くのは勿論OKだが、「練習」に使っても良い。ただし、他に弾きたい人がいる場合は5分程度で切り上げて席を譲ることが条件。
演奏以外の楽しみ方
- 色んな人の演奏を聴く
- 色んな人が色んな曲を弾く。これを聴くだけでも楽しい。
- 他の人との会話
- 集まった人同士会話してみることをお勧めする。後は、気に入った演奏する人がいたら、直接声をかけて賞賛したり、演奏をきっかけに色々話してみたりするのも楽しい。
- ピアノ単体の写真を撮る
- 面白い装飾のされたピアノも多い。是非、写真に撮っておこう。
- 自分の演奏を動画共有サイトに投稿する
- この日の思い出に、という意味でSNSに残すにも一つの楽しみ方。