依頼者:
エンゲルハルト(Engelhart)
/
バストゥーク商業区・楽器屋
依頼内容:
共和国防会議長のペイルイーグルが
ガルカの民の不平の高まりに乗じて
内乱を計画している。その情報をつかめ。
Engelhart : 来たな。
ベルナー軍務大臣から
新しい依頼が届いているぞ。
Engelhart : もちろん引き受けるな?
選択肢:依頼を引き受けますか?
>>いいえ
Engelhart : 軍務大臣の依頼を断れば、
大変なことになるぞ。
>>はい
Engelhart : 賢明な判断だ。
では、依頼の内容を話そう。
Engelhart : 実はガルカの民の一部が
不穏な動きを……いや、はっきり言おう。
内乱を企てているらしいのだ。
Engelhart : 裏で糸を引いているのは
共和国防会議のペイルイーグル議長らしい。
Engelhart : ……知ってるかもしれんが
先の選挙戦で、プリーン大統領は生活向上と
教育制度の改革を訴えて当選しただろう。
Engelhart : しかし、戦争勃発により
公約の実行が遅れ、選挙で大統領を支持した
ガルカの民の不平が増している。
Engelhart : 議長は
血盟軍侵入の混乱とガルカの民の不満に乗じて
政権を転覆しようとしているらしいのだ。
Engelhart : 議長は軍団長時代、
「グロウベルグの荒鷲」と呼ばれた猛将。
議長を支持する将兵が内乱に加われば、
共和国の崩壊は避けられない……!
Engelhart : ……だが、幸い
ベルナー軍務大臣が、議長に先んじて
着々と手を打っておられる。
Engelhart : そう、今回のお前の仕事は
内乱を未然に防ぐため、
とある情報の裏づけをとることだ。
Engelhart : 議長は、
ガルカの民の長老ウェライと
その同居人グンパに接触しているらしい。
Engelhart : その2人が、
内乱準備のため、大量の武器を保管しているという
噂があるのだ。
Engelhart : おまけに、ウェライは
パグダコという子供にまで剣術を教えているという。
子供まで内乱に巻き込むつもりなのだろうか……。
Engelhart : お前はウェライとグンパの
身辺を洗ってくれ。頼んだぞ。
Engelhart : ガルカの長老ウェライと
その同居人グンパが大量の武器を
保管しているという噂がある。その身辺を洗え。
>>通常時
+
|
... |
Pagdako : 僕、
ウェライさんに剣術を教わってるんです。将来、
ラオグリム様みたいに立派な銃士になるために。
|
Pagdako : え、
ウェライさんとグンパさんに会いたい?
……何の用ですか?
Werei : あなたも
私たちのことを調べに来たのか?
Werei : ……やはりそうか。
顔にそう書いてある。
Werei : 誰に吹き込まれたのか知らないが、
私たちは内乱などもくろんでいない。
Gumbah : ……ガルカの民のなかには、確かに
大統領に不満を抱いている者もいる。
Gumbah : ウェライは
そんな者たちに、気持ちを鎮めるよう
説いてまわっているのだぞ。
Werei : さぁ、この話はおしまいだ。
パグダコ、剣術の練習を怠るなよ。
ミスリル銃士隊への道は、まだ遠いぞ。
Pagdako : ウェライさんは
僕に会うと、いつもああ言うんです。
僕、将来ミスリル銃士隊になれるのかな。
Pagdako : ウェライさんは
僕に会うと、いつもああ言うんです。
僕、将来ミスリル銃士隊になれるのかな。
Iron Eater : なんだ、私に何か用か?
+
|
... |
Iron Eater : なに、むかし
ウェライに剣術を教わっていたかだと?
Iron Eater : ああ、そのとおりだ。
師匠の教えのひとつひとつが、
現在の私の血となり、肉となっている。
Iron Eater : 師匠はよく言っていた。
「川の支流は数あれど、流れる先は同じ海だ」と。
|
+
|
... |
Iron Eater : なに、大戦中
ウェライに剣術を教わっていたときのことを
聞かせてほしいだと?
Iron Eater : 君には以前、
「己の技は己が磨け、己の道は己が拓け」という
師匠の教えについて話したことがあったな。
Iron Eater : 大戦中、まだ幼かった私に
師匠はこんな話もしてくれた。
「川の支流は数あれど、流れる先は同じ海だ」と。
|
Iron Eater : あのときの私に
その言葉の意味はわからなかった。
だが、いくつもの試練を乗り越え、
おぼろげに意味がわかるようになった……。
Iron Eater : どうした?
師匠が特別好んだ場所がないかだと?
Iron Eater : そういえば、当時
師匠はグンパと、よくグロウベルグに
行っていたな……。
Iron Eater : あの山には
何があったのだろう?
Iron Eater : そういえば、当時
師匠はグンパと、よくグロウベルグに
行っていたな……。
Iron Eater : あの山には
何があったのだろう?
Engelhart : どうだ、
なにか情報はつかめたか?
Engelhart : なに、ウェライとグンパは
よくグロウベルグに赴いているだと?
Engelhart : なるほど、グロウベルグか。
あの山には洞窟がいくつもあるから、
武器の隠し場所には事欠かないな。
Engelhart : 俺は
ベルナー軍務大臣に報告しておこう。
お前は現地に行って、実際に武器があるかどうか
確かめてきてくれ。
Engelhart : グロウベルグに
武器が隠されているかどうか確かめてきてくれ。
(???を調べる)
地面が不自然に盛り上がっている……。
地面の下に隠された武器を見つけた……!
Werei : そこで何をしている。
Werei : その武器に触れるな!
Gumbah : また君か。
まさか、この場所まで来るとはな……。
Dieter : 何てことだ。
密告が本当だったとは……。
Werei : なんだ、お前たちは?
Dieter : われわれは憲兵隊だ。
内乱罪の嫌疑で、あなた方を逮捕させてもらう。
おとなしくご同行願おう。
Gumbah : ウェライ、私たちはどうやら
彼らに追跡されていたようだ。
Werei : さっぱり話が見えんが……
これはいったい、何の真似だ?
Dieter : 内乱の噂など、
この目で見るまでは半信半疑だったが……
これほど大量の武器を隠し持っているとあっては
もはや弁解の余地はない。話は首府で聞こう。
Werei : ……ここは黙って
従ったほうがよさそうだな。
Gumbah : ああ。
そうしよう、ウェライ。
Dieter : 情報提供者だそうだな。
話は聞いている。ご苦労だった。
(???を調べる)
特に何もないようだ。
Pagdako : ウェライさんとグンパさんが
憲兵隊に捕まってしまったんです! どうして!?
Engelhart : おい、大変なことになったぞ!!
Engelhart : ベ、ベ、ベルナー軍務大臣が……
大工房で暗殺されたらしい……!
Engelhart : い、いや……
まだはっきりとはわからん。
賊が侵入しただけだという噂もある。確かめたいが
大工房は厳戒態勢で近寄れないのだ……。
Engelhart : ベルナー軍務大臣が
ご無事だといいのだが……。
Gentle Tiger : 現在、
第一級の厳戒態勢が敷かれている。
部外者の立ち入りは禁止だ!
Gentle Tiger : はい、この中に……。
……そちらは?
Volker : 第二共和軍団の憲兵隊だ。
私は別の事件で、彼らのもとに赴いていたが……
Volker : 彼ら共和軍団の長である
軍務大臣が襲撃されたと聞いて、
彼らも現場に立ちあいたいというので、
ともに駆けつけたのだ。
Dieter : そういうわけだ。
Dieter : ……ん? お前はあのときの……
Volker : 知り合いか?
Dieter : ウェライ逮捕の情報提供者です。
Volker : そうか。
とにかく様子を見させてもらおう。
Gentle Tiger : ……ん?
お前はちょっと待て!
Volker : ベルナー軍務大臣……!
Zeid : ……発見されたときは
すでにお亡くなりだった。執務室で大統領と
会談後、おひとりで大工房に立ち寄る姿が
最後に目撃されている。
Nicolaus : 軍医も遺体をあらためたが
胸部を何度も執拗に刺されている。
怨みのある者の犯行に見えますね……。
Volker : 賊は逃亡したのか?
Zeid : ……目撃されていない。
即座に近辺を封鎖して捜索中だ。
保安庁にも応援を要請した。
Volker : ウェライとグンパの逮捕に続いて
大工房内で共和軍団の長が刺殺とは……くそっ!
Five Moons : そうだ、
内乱未遂の話はどうなったのだ!?
まさか、内乱の噂はまことだったのか……?
Volker : ……まだわからない。
長老ウェライとグンパの身柄は現在、彼ら
第二共和軍団の憲兵隊が確保している。
Dieter : 現在
事情聴取を進めております。
Klara : ……大変なことになってしまったな。
Volker : 隊長!
Nicolaus : 大統領!
戦場視察のご予定では?
Klara : 視察は中止だ。
Klara : ……それにしても
ミスリル銃士隊の警護する大統領府内での、
この凶行!
Klara : 賊の侵入のみならず、
重臣の刺殺まで許すとは……
銃士隊はじまって以来の失態である!
Klara : このクララ、事態収拾ののちは
どんな厳罰をも甘んじて受ける所存……!
Prien : 顔をあげよ、クララ。
Prien : ベルナー軍務大臣は
いささかの私心も持たず、常に共和国の
未来を第一に考える、有能な男だった。
Prien : この事件の真相をつきとめ、
刺客に鉄の制裁をもって報いることが
ベルナーへの最大の弔いとなろう。
Prien : せめて彼の死出の旅が、
平穏たらんことを、みなで祈ろう。
Klara : ……ベルナー軍務大臣が
大工房に立ち寄られた時間の警護責任者は誰だ?
Zeid : ……私だ。
Klara : ザイドか。
お前の指揮に手抜かりがあったとは思えん。
賊はいったいどんな手を使って潜入したのか……。
Klara : ザイド!
お前をベルナー軍務大臣暗殺事件の
捜査責任者に任命する。
陣頭指揮を執り、汚名を返上しろ!
Zeid : 承知した。
Klara : フォルカー!
お前もザイドとともに捜査にあたれ!
Volker : ハ……ハッ!
Prien : これより私は、
共和国防会議およびガルカ賢者諮問会を
緊急召集する。
Prien : 当面、軍務大臣職は私が兼務する。
クララ、行くぞ!
Klara : はっ!
Klara : ……その前に、
部外者がひとり、もぐり込んでいるようだな。
Klara : お前のことだ。
さっさと出てゆけ!
Gentle Tiger : この非常時に
部外者を中に入れてしまった。
減俸処分じゃ済まないな……。
Gentle Tiger : お前は……!
もう二度と、中には入れないぞ!
Engelhart : なに、やはり
ベルナー軍務大臣はお亡くなりに
なっていただと!?
Engelhart : ああ、なんてことだ……!
Engelhart : 軍務大臣は
最近、何者かに尾行されていた……
きっと、そいつが犯人に違いない!
Engelhart : ……軍務大臣が亡くなったいま、
お前に仕事を頼むことはもうないだろう。
短い間だったけど、ありがとよ。
Engelhart : 大臣から
預かっていた報酬を受け取ってくれ……。
10000ギルを手にいれた!
Engelhart : ……軍務大臣が亡くなったいま、
お前に仕事を頼むことはもうないだろう。
短い間だったけど、ありがとよ。
■関連項目
バストゥーク商業区〔S〕
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
最終更新:2015年05月26日 23:42