Meanwhile, Back on Abyssea
内容:
神竜となった男神は消えた。
だが、深く傷ついた世界と
失われた多くの尊い命は戻らない。
それらを受け入れることは容易ではないが
アビセアの終焉は免れたのだ。
異世界の英雄たちの手によって……。
Prishe : ……終わったなあ。
Prishe : 思ってたとおりだ。
神様を倒したって、時間が戻るわけじゃねえ。
いなくなっちまった人はそのままだ。
淡い期待はあったんだけど、世の中甘くねえな……。
Prishe : ってことはだ。
アビセアもすぐには戻らない。
いや、永いこと、このままかもしれねえな。
Prishe : ……魂が還るべき
クリスタルも見事にばらばらになっちまってる。
空に見える赤いリング、
母なる石だよ。
Prishe : ……気づいてたか?
Prishe : 男神は消えた。
女神様の声も、ずっと前から聞こえねえや。
でも、きっと悲しんでるな……。
Prishe : だがよ、人は生きてる。
話、聞いたんだろ? 人は男神の分身ってさ。
その人が生きてる限り、神様も生きてんだ。
この世界から失われたわけじゃねえ。
Prishe : この世界、アビセアはよ。
俺たちが戦いに負けたあの日に
こうなる未来に突き進んじまったんだ。
Prishe : 完全には元に戻らねえかもしれねえけど……
せっかくもらった無限の命、
俺はこの世界の行く末をここで見守ってくつもりだ。
Prishe : ここは、見晴らしもいいしな~。
Prishe : 変な顔でこっち見んなよ。
俺には、あのへんてこな口は使えねえんだ。
おまけに魔法も呪符も効果なし。
Prishe : ここが、月だってんなら
あれがアビセアだろ、距離もあんのかねえ?
いやあ、しかし月と一緒で見事なまんまるだな~。
そんでもって、すげえキレイだ。
Prishe : そう思わねえか、なあ?
……って、なんだ、言ってなかったっけ?
Prishe : そうじゃなきゃ、
ずっとこんなとこにいねえよ。
あれだぞ、ミルドリオン様に報告すんのが怖いとか
そういうわけじゃないからな?
Prishe : それに、みんなと……、
こっちのおまえと一緒に戦った場所でもあるしな。
俺までいなくなったら、みんな、寂しがるだろ?
Prishe : ……だからさ。
Prishe : 地上のほうも
しばらくは大変かもしれねえな。
行って手助けできねえのは、正直辛いんだ。
……でもよ、おまえがいる。
Prishe : 頼んだぜ、英雄!
Prishe : ミルドリオン様には
よろしく伝えておいてもらえるか?
プリッシュは無事です、元気だってな!
Prishe : あとよ。
Prishe : ごめんなさい。
……って、伝えといてもらえるかな。
いやな仕事押し付けちまうけど、許してくれ。
Prishe : じゃあな、ありがとうよ、
あっちの[Your Name]!!
住む世界が違っても、おまえには最後まで
助けてもらってばかりだな。へへへ。
Prishe : 地上のほうも
しばらくは大変かもしれねえな。
行って手助けできねえのは、正直辛いんだ。
……でもよ、おまえがいる。
Prishe : 頼んだぜ、英雄!
Prishe : ミルドリオン様には
よろしく伝えておいてもらえるか?
プリッシュは無事です、元気だってな!
Prishe : あとよ。
Prishe : ごめんなさい。
……って、伝えといてもらえるかな。
いやな仕事押し付けちまうけど、許してくれ。
Prishe : じゃあな、ありがとうよ、
あっちの[Your Name]!!
住む世界が違っても、おまえには最後まで
助けてもらってばかりだな。へへへ。
Joachim : ……そうか。
終わっても、すぐには変わらない、か。
そう都合よく、なにもかもが
うまく運ぶなんてことはないよな。
Joachim : 覚悟はしてたよ。
Joachim : だけどな、アビセアは
どんな形にせよ、救われたんだ。
俺たちがこっちにきた使命は果たされたんだ……。
十分だよ。全部、あんたらのお陰さ。
Joachim : [Your Name]。
あんたはほんとにすごい[女/男]だな。
心から礼をいう。ありがとう……。
Joachim : ああ、そうだ。
丁度あんたらが戻ってくる少し前だ。
あの人から、あんたに言伝を頼まれてたんだ。
Joachim : 「いつもの場所で待ってる。」
Joachim : 時間と場所、もうわかるよな?
選択肢: わかる?
>>大丈夫!
>>聞いておく
Joachim : ほんと、掴みどころがないな。
本気で聞いてるのか?
まあいい、
ロ・メーヴの奥、
神々の間だよ。
遠い所すまないが、よろしく頼む。
Joachim : 日の沈みかけから
明け方までの間、こちらの世界に来てるらしい。
その時間だけは忘れないでくれ。
Joachim : なあ!
Joachim : アビセアは救われた。
あんた、これからどうするんだ?
選択肢: どうする?
頼まれごとがある
Joachim : 頼まれごと……?
それって、さっき話してくれた女の子の?
選択肢: なにか言う?
アビセアは任せろ!
トラバーサー石、頼んだ!
Joachim : あ、ああっ!
わかった。あんたを補佐するのが
俺の役目だもんな! 最後まで付き合うぜ!
Gilgamesh : よう、きたな。
Gilgamesh : いまおまえが
こうして俺らの前にいるってことは
やってくれたんだな。
Gilgamesh : はは、ほんとに
とんでもねえやつだ、おまえって[女/男]はよ。
Esha'ntarl : [Your Name]。
彼の地でなにが待ち受け、そして、起きたのか。
私たちに、話していただけますか……?
Esha'ntarl : ……そうですか。
プリッシュ、あの子は無事だったのですね。
神との戦いに一人残り、傷つき、耐えて……。
そして、いまも宙にいる。
Esha'ntarl : 謝ることなどなにも……。
送り出すことしかできなかった私には
あの子の無事を喜ぶ以外になにがあるでしょうか。
Esha'ntarl : 尊い多くの犠牲があり、
あなたという世界の隔たりを越えた奇跡の元に
いまの結果がある。
Esha'ntarl : 伝えていただき
ありがとうございます、[Your Name]。
Esha'ntarl : 世界の終わりに来る者は
消え去りました……世界に残された傷跡は
とても大きいですが、時がそれを癒やすでしょう。
Esha'ntarl : 人は、世界は、そのように
永い時間をかけて育まれてきたのですから。
Esha'ntarl : 厳しい環境下ではありますが
それらもまた、多くの生命の新たな糧となり
受け継がれていく……。
Gilgamesh : 世は、生々流転ってか。
Esha'ntarl : はい。
Gilgamesh : [Your Name]。
こっちのおまえさんとは短けえ間だったが
ほんと世話んなったな……。
まあ、こっちの俺ともよろしくやってくれや。
Gilgamesh : ……それとよ、
アビセアはしばらくあのまんまだっていうじゃねえか。
時々でいい、助けに来てやってくれねえか。
Gilgamesh : 頼りっぱなしで、
かっこつかねえのは十分承知してる。
だがよ、あの世界にはまだおまえが必要なんだ。
Gilgamesh : よろしく頼むぜ。
Esha'ntarl : [Your Name]。
Esha'ntarl : そちらの世界で
あなたがどう歩み、どんな未来へ進むのか
私には計りかねます……。
Esha'ntarl : ですが、アビセアでの出来事は
いわばそちらの世界でも起こり得る事象であり
あなた自身が越えなければ
ならない運命の1つともいえるのです。
Esha'ntarl : どうか、その運命に
屈せぬように、強き心を抱き続けてください。
私たちのアビセアを救ってくれたように……。
Esha'ntarl : それと、私からも
あなたに1つお願いがあります。
Esha'ntarl : プリッシュのことです。
あの子は辛い運命を背負って生まれてきました。
気丈に振舞う姿の裏には
深い悲しみの影を持っているのです……。
Esha'ntarl : どうか、時々でいい
あの子のいる地へと訪ねてあげてください。
アビセアでのあなたが支えてくれたように……。
少しでいい、あの子の癒しになってあげてください。
Esha'ntarl : よろしくお願いします……。
■関連項目
アビセアクエスト
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最終更新:2015年06月13日 12:40