依頼者:
ソバーヌ(Sobane)
/
南サンドリア・民家
依頼内容:
ソバーヌの夫、王室料理人オンデューメが
言うには、
ギルド桟橋付近を領地とする
テュロム伯爵が脅迫を受けているらしい。
ギルド桟橋のトンベリから話を聞く方法を
探し出し、
脅迫者について調査してほしい。
Sobane : 冒険者の方。
ちょうどいいところへいらっしゃいました。
Sobane : 今日は、私の夫が
あなたにお話があるということなのです。
Ondieumais : おまえが、
妻の依頼を受けていた冒険者か。
Ondieumais : 妻はおまえに
信頼を置いているようだが、本当に
その信頼に足る腕を持っているのか?
Ondieumais : 以前、妻の申し出にて
血判を押したそうだが、あのようなもの
簡単に押すようでは危ういぞ。
Ondieumais : ミスタル伯爵家と
レヴメル伯爵家の決闘の際に押された
互いの血判は、サンドリア王室へと
渡ったことで、決闘の証拠となった。
Ondieumais : ……そして、
ミスタル伯爵家とレヴメル伯爵家は
大きな罰を受けたのだ。
Ondieumais : 私自身は、
この争いに関わりはないが、妻の母は
レヴメル家に奉公していたがため、
この血判を持ち出したという罪に問われた。
Sobane : 母は、無実です。
けれどもいくらそういっても、
母の言葉は無視されたそうです。
Ondieumais : そういうこともあって、
妻はこの件に熱心になってしまった。
Ondieumais : しかし、
王宮料理長といえども、私はただの料理人。
騎士を生み、国を動かす伯爵家の争いに
興味はない。
Ondieumais : どのように薄汚い
取り引きや思惑があろうと、
すべては既に起こりし過去。
Ondieumais : 食べ尽くされた料理に
求められる真実などない。
Sobane : あなたのおっしゃりたい
ことはわかります。
Sobane : けれども、
これから起きる未来には、私たちも
責任を持たなくてはなりません。
Sobane : そのルーヴランスという
ミスタル家の方が、命を狙われていると
いうのならば、教えてさしあげなくては……。
Ondieumais : しかし、その者自身のこと、
おまえはよく知るまい?
Ondieumais : テュロム家の
料理人の話では、テュロム伯爵はこの頃、
脅迫者に悩まされているそうだぞ。
Ondieumais : その浅ましき
脅迫者というのが、
おまえの言う、ルーヴランスかもしれん。
それならば伯爵がルーヴランスを捜して
いる理由がつく。
Ondieumais : ルーヴランスという男は
セルビナで育てられた。ということは、
きちんとした騎士教育を受けていないわけだ。
Ondieumais : 成長後、サンドリアに上京した折、
その腕を見込まれて王立騎士にはなれたようだが、
今はそれも辞めてしまった志半端な騎士。
Sobane : ……。
Ondieumais : ただ、確かにそれだけで
内実を判断するのは誤りだ。
Ondieumais : だからこそ、冒険者。
おまえに確かめてもらおうではないか。
Ondieumais : テュロム伯爵を脅迫しているという
騎士道から外れた男が、ルーヴランスなのか
そうではないのか。
Ondieumais : 料理人が言うには、
テュロム伯爵は
脅迫者には応じていないらしい。
Ondieumais : しかし、その
脅迫者は
自分と連絡を取りたいのならば、
ギルド桟橋の
トンベリに話をしろと言ってきたそうだ。
Ondieumais : ……話はそれだけだな。
では、私は王宮に帰らせてもらおう。
ソバーヌ、くれぐれも周りに気をつけるようにな。
Sobane : はい……。
Sobane : 夫の言うように、
ルーヴランス様がテュロム伯爵様を
脅迫しているのでしょうか。
Sobane :
脅迫者は、自分と連絡を
取りたいのならば、
ギルド桟橋のトンベリと
話をするように言ってきたそうです。
Sobane : 冒険者の方、どうか真実を
突き止めてはくださいませんか?
Anguenet : なんです?
あのバージを操っているトンベリと
話をしたいんですか?
Anguenet : それは難しい話です。
あいつらは、20年前にタブナジア侯国を
目指しているところを捕まったのですが、
めったに口を開かないのです。
Anguenet : もともとあいつらは
タブナジア侯国の騎士団長を暗殺するために
放たれた刺客でした。しかし……
Anguenet : タブナジア侯国が滅びた際、
その騎士団長もお亡くなりになり、
途方にくれていたところを拿捕されました。
Anguenet : しかし、当時は今以上に
トンベリの怨みが恐ろしく、処刑ではなく
咎人の島に島流しということになったのです。
Anguenet : そしてあいつらは
この川の上流にある、餌もろくにない島で
20年間放っておかれました。
Anguenet : しかし、その刑期が終わっても、
あいつらは生き延びました。それを知った
法律家たちはかなり慌てたようです。
Anguenet : はるか南方の獣人といっても、
獣人にはかわりありません。しかもめったに
口をきかぬので、罪を悔い改めたかもわからない。
Anguenet : そこで一案出したのが
ここ
ギルド桟橋の領主テュロム伯爵様。
伯爵様は遠方より、ある方法を聞き出し、
見事に彼らと意思疎通を果たしたのです。
Anguenet : その上で、テュロム伯爵様は、
このバージの船頭に、あいつらを雇用すると
おっしゃったのでございます。
Anguenet : この運搬航路は、
木工ギルドにはないと困るもの。言葉は
悪いですが、これこそテュロム家の金脈で
ございますから、守りきらねばなりません。
Anguenet : それまで船頭を襲っていた
オークどもも、さすがにトンベリ相手に
手を出してはきません。
Anguenet : 人に比べて賃金も
とても安く済みますし、あいつらの
包丁は、なまくらにしましたからね。
Anguenet : ……しかしあまりに
あいつらが便利なために、私の賃金も安く
されてしまいまして、小遣い稼ぎをしなくては
苦しい日々……。
Anguenet : そういうわけでして、
アットワジンセンを持ってきてくださいませんか?
そうしましたら、トンベリと話す方法を
教えてさしあげましょう。
Anguenet : トンベリとお話をしたいのでしたら、
アットワジンセンを持ってきてください。
それがあなたのお役に立つことでしょう。
[Your Name]は、Monarch Ogreflyを倒した。
アットワジンセンを手にいれた!
アットワジンセン
Rare Ex
アットワ地溝にのみ自生する薬用人参。
滋養強壮の効果があり、高値で取引される。
(Anguenetにアットワジンセンをトレード)
Anguenet : ありがとうございます。
では、これをさしあげましょう。
Anguenet : それは、船頭を務めている
リシュ(Riche)という名のトンベリと
筆談するのに必要な黒板です。
Anguenet : あいつは、めったに口を開きはしません。
ですが、文字を読み書きすることはできるのです。
Anguenet : ただ、バージが岸へ到着する
前に、話を終えるようにしてください。
あいつらにも仕事がありますからね。
だいじなもの:トンベリの黒板を手にいれた!
トンベリの黒板
ギルド桟橋で船頭を務めているトンベリ、
リシュ(Riche)と筆談をするためのもの。
トンベリの黒板で筆談が始まった!
選択肢:なにを尋ねる?
>>テュロム伯爵はどんな人?
Riche : 「わる、い、ひと」
>>テュロム伯爵を脅迫している人がいる?
Riche : 「しら、ない」
>>誰かからなにか頼まれていない?
Riche : 「た、のまれ、て、る」
>>なんて頼まれてる?
Riche : 「王国認定ゴールドを、もって、こい」
>>どこへ?
Riche : 「ダ、ボイ、の、たき」
トンベリの黒板を取られてしまった!
Riche : ……王国認定ゴールド……
王国認定ゴールドを手にいれた!
王国認定ゴールド
Rare Ex
サンドリア王国の備蓄金として鋳造された金の塊。
中央に小さくグリフィンが刻印されている。
(???を調べる)
ギルド桟橋のトンベリは、ここに王国認定ゴールドを置くように言っていたが……
(???に王国認定ゴールドをトレード)
モンスターが襲ってきた!
[Your Name]は、Hematic Cystを倒した。
(???を調べる)
+
|
... |
Dauperiat : 強いな……。
しかも、テュロム伯爵の使いのものでは
ないようだが……、おまえは誰だ?
Dauperiat : ……そうか。
テュロム伯爵が脅迫されていると聞きつけ、
その相手を探るよう、頼まれたというのか。
Dauperiat : 脅迫者がわかったら、
王立騎士団にでも、突き出すつもりか?
Dauperiat : ……それも違うというのか。
ずいぶんと変わった依頼を受けたようだな。
|
+
|
... |
Dauperiat : 強いな……。
テュロム伯爵の使いのものではないようだが
……ん? あのときの冒険者か?
Dauperiat : ……そうか。
テュロム伯爵が脅迫されていると聞きつけ、
その相手を探るよう、頼まれたというのか。
Dauperiat : 脅迫者がわかったら、
王立騎士団にでも、突き出すつもりか?
Dauperiat : ……それも違うというのか。
相変わらず、変わった依頼を好んで
受けるようだな。
|
Dauperiat : まぁ、いい。
せっかく
王国認定ゴールドを持ってきたんだ。
おまえも俺の客だ。テュロム伯爵のネタを
売ってやろう。
Dauperiat : アタルフォーネ盗賊団のことは
知ってるな? 奴等に金さえ積めば、
仕事を頼めたってことは知ってるか?
Dauperiat : 今でも奴等は、
ただの盗賊団だと思われている。
Dauperiat : 奴等に姦計の一端を
背負わせれば、依頼者はまったく
疑われなく済んだってわけだ。
Dauperiat : だが、戦争が終わった後、
盗賊団の団長アタルフォーネは、2人組の
賞金稼ぎの働きで捕らえられてしまった……。
Dauperiat : そこで、客だった奴等は
慌てた。アタルフォーネの口を
一刻も早く封じなきゃならないってな。
Dauperiat : そのひとりがテュロム伯爵。
ギルド桟橋を領地にしてる伯爵様だ。
Dauperiat : 伯爵様は考えたね。
アタルフォーネが処刑されるのは確実だが、
その罪状が調査される前に、口を塞がねば
破滅だ。
Dauperiat : そこで、牢の番人を買収し、
アタルフォーネの食事に毒を盛った……。
Dauperiat : けれどそれこそ、
アタルフォーネの狙いだった。首をくくられたり
切り落とされたりじゃなけりゃ、死んだ演技は
できるだろ?
Dauperiat : ククク……、
そして、アタルフォーネは
この世から姿を消したのさ。
Dauperiat : 多くの腐った
ブタどもを震え上がらせる
ネタをたくさん残してな。
Dauperiat : このネタを
おまえがどうするかは自由だが、
アタルフォーネを敵にまわすような
ことはしない方が身のためだぜ。
Dauperiat : 奴はあの後、
西の異国へ高飛びしていたが、
近頃になって舞い戻ってきたらしいからな。
Dauperiat : おまえの依頼人が誰だか
知らないが、それが普通の町人なら、
教えてやるのは命取りだ。
Dauperiat : それが死刑執行人からの忠告だ。
じゃあな。
(???を調べる)
もうここには用はない。
Sobane : ……冒険者の方、
お疲れになっているようですね。
大変な依頼でしたでしょう。
Sobane : え?
脅迫者が誰かわかったんですか?
ルーヴランス様ではなかった?
Sobane : ……そうですか。
ルーヴランス様ではなかったものの、
脅迫の内容までは、わからなかった
のですね。
Sobane : わかりました。
本当によく調べてくださいました。
Ondieumais :
ルーヴランスという者の
居場所がわかったぞ。北方より戻った
騎士団の人間から話を聞くことができた。
Ondieumais : ……おお、冒険者か。
彼は
脅迫者ではなかったようだな。
Ondieumais : ルーヴランスを
よく知る騎士から、彼の話をきいた。
彼は、ミスタル伯爵家の末裔の名に
恥じぬ立派な人物らしい。
Ondieumais : 熱血なところが
玉にキズだということだが、その騎士は
彼の行動力に助けられたことがあるそうだ。
Ondieumais : その騎士がルーヴランス宛てに、
くれぐれも身辺に気をつけるようにと
手紙を書くと言ってくれた。
Ondieumais : ソバーヌ、それでよいな?
Sobane : はい、十分でございます。
Ondieumais : では王宮に戻るぞ。
Sobane : 冒険者の方、
本当にありがとうございました。
これであの方に、危険が迫っていることを
知らせることができるでしょう。
Sobane : これは報酬となります。
どうぞお収めください。
ウィルパワートルクを手にいれた!
ウィルパワートルク
詠唱中断率5%ダウン
Lv30~ All Jobs
Sobane : 冒険者の方、
本当にありがとうございました。
これであの方に、危険が迫っていることを
知らせることができるでしょう。
■関連項目
南サンドリア ,
脅迫者
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
最終更新:2020年12月30日 13:57