テンゼンの姿が見えないようだ。
彼を探し出し、エシャンタールに
会うためにもう一度、ジュノを
目指すことにしよう。
(Dilapidated Gateを調べる)
Tenzen : ……そうか。
とうとう、白帝江も「虚ろなる闇」に飲まれたか。
??? : 白帝江が干上がり、
蛮族どもが国境を越えること容易に。
国の守りが揺らいでおります。
??? : テンゼン様の剣さえあれば
すべてが変わりましょう。
一刻も早く、合流なさってください。
Tenzen : しかしな、
我が炎は、すでにない……。
??? : 存じております。
けれども、帝はお許しになるそうでございます。
??? : 今は集まりし蛮族を倒し、
その血肉にて再び、鳳凰丸を鍛えればよいと。
Tenzen : それでも
足りなければどうする?
??? : そのときは、
ようやく我らの悲願果たされしとき。
あなた様の情報に基づいて、中の国の
ジュノへと攻め入ることとなりましょう。
??? : 虚ろなる闇を滅するためには、
母なるクリスタルを解放する他
ないのでござりましょう。
Tenzen : ……いかにもそうだ。
しかし我輩はいまだ、帰るわけにはいかぬ。
霊獣フェニックスより授かった最後の使命を
果たすまでは。
??? : それは……?
Tenzen : 鳳凰丸が我らが命を救うために
その力を解き放ったとき、我輩には、
皆の声も聞こえたのだ。
Tenzen : 我輩の弱さのために
助けることかなわなかった子らの声がな。
Tenzen : ここで彼らを裏切っては
信義にもとる。彼らに託されたこの命。
燃やし尽くさねばならん。
Tenzen : ヴァナ・ディールの存亡をかけて
母なるクリスタルを救うがために……。
??? : 承知いたしました。
そう、お伝えいたしましょう。
Tenzen : ……
[Your Name]殿で、ござるか。
おひとりでござるな?
Tenzen : 我輩も
ひとりになってしまったでござる。
Tenzen : まこと、別れとはにわかに訪れ、
ことのほか寂しいものでござるな。
Tenzen : 霊獣フェニックスは
我輩に、第5の母なるクリスタルに
そなたを連れていけと命じたでござる。
Tenzen : そして……
Tenzen : ……霊獣フェニックスが
その身を投じて作り出してくれた時、
あまり残されてはいないでござる。
Tenzen : さぁ、飛空艇にて
いまいちどジュノを目指そうでござる。
Sueleen : 一足遅かったな!
先ほど、ジュノからの飛空艇が到着してな。
プリッシュたちを乗せていったよ。
Sueleen : ウルミアは
おまえを待とうと言っていたが、あのプリッシュは
おまえはひとりでも来れるはずだと言い張ってな。
Sueleen : 次の飛空艇でも
すぐによこすつもりなのだろうか。
Sueleen : もしもそうならば、
マッキーたち3人もしばらくここで待っていれば
良かったものを。密航者まがいな真似をして、
タルにつまって飛空艇に乗っていったよ。
Wolfgang : [Your Name]!
ジュノ戦闘艇隊に追いついたそうだな?
Wolfgang : 話は聞いたぞ。
バハムートへの奇襲は失敗したが、
ヤツに大きな打撃を与えることができたとな。
Wolfgang : エシャンタール様はこれより
ジュノ戦闘艇本隊に乗り込み、真龍どもへ
総攻撃を与えるために再度、出発する予定だ。
Wolfgang : その前におまえたちに
一度会いたいとおっしゃっていた。
内密の話ゆえに、上層の酒場に来てほしいと。
Wolfgang : お待たせするな、急いで行け。
おまえたちにも健闘を祈る。
Neraf-Najiruf : 結局、ジュノ戦闘艇隊に
積み込まれた秘密兵器とはいったい
何だったんだろうな?
Adolie : うむ……、確かにその正体は
今でも極秘になっているが、あの真龍に多大なる
ダメージを与えたということだ。
Neraf-Najiruf : それだけの兵器ならば、
取り扱いには十分、注意しなければならない
だろうな。もちろん使わぬにこしたことはないが……。
Chapi Galepilai : 指名手配中であった
怪しい少年少女だが、少女の方の手配書は
取り下げられた。
Chapi Galepilai : どうやら既に
どこかで死亡していたようだ。まったく
咎人とは、ろくな死に方をしないものだな。
Crooked Arrow : あのアルマター機関でも
完全に撃退できなかった真龍……。いまさらながら
我々が相手をしている敵の大きさを
思い知らされるな。
Colti : エシャンタール様の奇襲作戦で
真龍はかなりのダメージを受けているらしい。
次の出航で、完全に壊滅できるだろう。そうすれば
また平和なヴァナ・ディールが戻るというわけだ。
Petva : 私もジュノ戦闘艇への乗り込みを
志願したが、あえなく却下されてしまった……。
確かに私が乗り込んだところで、お荷物になって
しまうだけなんだろうが……。
Petva : それでもここで見張りをしていなければ
ならない自分の境遇に、ふがいなさを感じる。
あぁ、力がほしい!!
Auchefort : ウォルフガング様は、
ジュノ上層の酒場に向かえと
おっしゃっていましたぞ。
Auchefort : 緊急事態の最中に、
わざわざ言付けを届けにいらしたのです。
さぁ、すぐに行きなさい。
Pherimociel : ……近頃、
ナグモラーダ様も、ちょこまか煩わしい
3人のタルタルたちも姿を見せないな。
Pherimociel : いや、タルタルたちならば、
バストゥーク行きの飛空艇で見かけたと言う
兵士がいたな。バストゥークで問題を起こさ
ねばいいが……。
(Door:"Marble Bridge"を調べる)
Mildaurion : 皆さん、
ご無事でなによりのことでした。
Shikaree Z : ミルドリオン!
Jabbos : そのお姿……、……司祭様……!
Mildaurion : お二方ともお久しぶりです。
Mildaurion : スカリーZ、あなたは20年ぶり。
ジャボス、あなたは100年ぶりになりますね。
Mildaurion : そして、あなたも。
驚くほど悪運の強いお方。
Louverance : ……ミルドリオン様に
再びお目にかかれたこと、心より嬉しく思います。
Mildaurion : 再会を祝して
乾杯したいところですが、
そう言ってはいられません。
Mildaurion : 霊獣バハムートが私たちに告げた真実。
「世界の終わりに来る者」は神都アル・タユにある
という話……。
Mildaurion : これまでアルマター機関は、
神都アル・タユは、1万年の昔に滅びた
との判断を下していました。
Mildaurion : しかし、霊獣たちの話、
そしてセルテウスの記憶から考えても、
神都アル・タユは存在しているようです。
Mildaurion : アルマター機関は、より詳細な
情報を得るために、このたびの作戦の最終目的を
霊獣バハムートの捕殺から拿捕へと切り替えました。
Mildaurion : これより私エシャンタールは、
ジュノ戦闘艇隊の本隊に乗り込み、再び、
雲海の果てを目指します。
Mildaurion : ……しかし、それとは別に
私たちは、5つ目の母なるクリスタルに
関して重大な問題に直面しています。
Mildaurion : 何者かがそれを
クリスタルラインより分断したようなのです。
Louverance : クリスタルラインというのは、
あのセルテウスという少年が現れたとき、
霊獣バハムートと共に通ってきたという……?
Prishe : ちょっと待てよ!?
ってことは、そいつを通って、5つ目の母なる
クリスタルへは行けなくなっちまったってことか!?
Prishe : 神都アル・タユに、
「世界の終わりに来る者」を倒しに
いけなくなっちまったってことじゃねぇか!
Tenzen : そうでござるな。
しかし、霊獣フェニックスが去ってしまった今、
どちらにしろ、我らは別の方法を探さねば
ならんでござるが……。
Shikaree Z : 待て。
ミルドリオン、第5の母なるクリスタルを
「何者かが分断した」と言ったな?
Shikaree Z : それは、
いったい誰の仕業だ?
Mildaurion : わかりません。
けれども、そのようなことができるのは、
セルテウスかナグモラーダ……。
Mildaurion : 現在、ジュノの兵士を、
ムバルポロスにやる準備をさせています。
Jabbos : ム……ムバルポロス……!?
Jabbos : モブリンたち、
酷い目……あう……!?
俺……、すぐ行く……!
Louverance : まずいですね。
彼は100年もの間、ムバルポロスに住み、
モブリンたちを救うために暮らしてきた。
Louverance : 心配です。私が追いましょう。
Shikaree Z : 私も行こう!
Mildaurion : そうですか。
ジャボスは、あれからずっとモブリンたちを
男神の子ではないと説こうとしていたのですね。
Mildaurion : けれども、
第5の母なるクリスタルを守るためには
彼らを調べないわけにはいきません。
Mildaurion : 彼らを説得できなかったと
いうことは、彼らが第5の母なるクリスタルを
破壊するという可能性もありますから。
Tenzen : クリスタルを破壊!?
Mildaurion : 人は、母なるクリスタルより
生まれ出で、死してまたクリスタルへ還るもの。
Mildaurion : 彼らは、ジャボスよりそれを聞いて
知っている。ですから、クリスタルを壊せば、
人を殺めるに同じだと思っているのです。
Ulmia : ……そんな!
なぜ、そんな大事なことを知っていて
ジャボスは放っておいたのでしょう!
Prishe : 仕方ネェよ。
それを言ったら、ムバルポロスは
全滅させられる。モブリンたちも皆殺しだ。
Ulmia : !
Prishe : ミルドリオン様、
俺には偉そうなことは言えネェけど……、
このこと、忘れないでくれ。
Prishe : 全部、殺しちまえば、
問題はキレイサッパリ片づくだろうけど、
そんな方法は、解決っていうもんじゃねぇ。
Prishe : 俺たちは、
霊獣バハムートと同じことをしちゃいけねぇんだ。
Tenzen : ……。
Mildaurion : そうですね……
確かにそれでは、なにも始まらない……
Mildaurion : わかりました。
できる限り、穏便に済ますことができないか、
アルマター機関を説得してみましょう。
Prishe : ありがとよ、ミルドリオン様!
Mildaurion : けれども私は、これから先も
アルマター機関に属し、彼らを監視し続け
なければなりません。
Mildaurion : 目立って動くことはできませんが、
あなたがたの働きを陰ながら見守っています。
さぁ全力で、世界と人をお救いなさい。
Prishe : よっしゃー!
ウルミア、テンゼン、[Your Name]!
ムバルポロスへ行っくぜーーー!
Prishe : 「世界の終わり」を
ぶっつぶしてぇヤツはついてきなっ!!!
Mojuro-Nojuro : 天晶堂のお偉いさんが
そこの酒場を時々利用しているらしいね。
Mojuro-Nojuro : さっきなんか
ミスラもガルカもどやどやでてきて、
ムバルポロスへ行くとかなんとか
騒いでいたよ。
Mojuro-Nojuro : 今度はゴブリンを
連れてくるつもりなのかなぁ。「ゴブリンの日」
なんてのもできちゃったりして。
Auchefort : 真龍への奇襲はかなりの効果が
あったようだ。戦闘艇の補給と修理をすませれば
再び攻撃に向かうとか……。
作戦の成功と無事を祈るばかりだ。
(Shaft Entranceを調べる)
Jabbos : スィポスティク!
スィポスティク!
Jabbos : チェコチュク!
チェコチュク!
Jabbos : ウォオオオオオオォォォォーーーー!!!
Jabbos : おまえら……が、
やったの……か!?
Prishe : 待てぇ!
そいつらじゃねぇぞ!
Cherukiki : ナグモラーダが、
Kukki-Chebukki : モブリンたちを、
Makki-Chebukki : こんなにしたんだよー!
Cherukiki : うわーん!
Kukki-Chebukki : うわーん!
Makki-Chebukki : 怖かったよー!
Ulmia : もう大丈夫よ。
プリッシュと私たちが来たから、
ナグモラーダに勝手はさせないわ。
Prishe : ナグモラーダはどこだぁ!!!
ナグモラーダはいねぇかぁ!!!
Tenzen : まだ息はあるでござるよ!
皆、手を貸すでござる!
Jabbos : ……。
Prishe : すまねぇ、ジャボス。
俺のせいだ。俺が、ここのことを
ナグモラーダに教えたから、こうなったんだ。
Prishe : あいつのことを考えれば、
モブリンをひでぇ目にあわせるだろうって
予想できたのに……。
Jabbos : ……。
Jabbos : おまえは……、
ヤツが……バハムートを……呼ぶ気……だと……
わかっていた……だろう?
Jabbos : おまえは……それ……
止めよう……した……。
俺には……わかってる……。
Prishe : ……。
Ulmia : ナグモラーダは
モブリンたちがセルテウスのために
用意した道を通って、奥へ消えたそうよ。
Louverance : しかし、今は塞がれている
ようです。ナグモラーダめ、追っ手を防ぐ
ために、自ら退路を断ちましたね。
Louverance : モブリンたちが
あのようにひどい怪我を負わされていたのでは、
もう一度掘り進んでもらうわけにはいきません。
Shikaree Z : ひどいものだ。
わざと急所をはずして、遊びのように
いたぶってあったものな……。
Jabbos : ……許さん……
ナグモラーダ!
Prishe : 待てよ!
Shikaree Z : どうするつもりだ!?
Jabbos : ……俺が、掘る!
Jabbos : ヤツの……ところまで掘り、
ヤツには必ず……、この痛み……!
思い知らせてやる……!
Louverance : 落ち着いてください。
いくらあなたでも無理です。
Jabbos : 掘らなければ……!
この俺に……できること……それだけだ!
Prishe : ……くそー!
どうすりゃいいんだ!?
Tenzen : 正義を行う者には、
その道、閉ざされることはないでござる。
Tenzen : 地の守護失いしときは、
天の守護を求めん。
Tenzen : 霊獣フェニックスが
我らのために開いた道があるはず。
Tenzen : どのようなものかはわからぬが
必ず我らを導いてくれるでござろう。
Ulmia : 天……
空に道があるとおっしゃるのですか?
Prishe : そうだぜ!
世界ってのは上にも下にも広がってるもんだ!
Prishe : よし!
シドのおっちゃんのとこへ行ってみようぜ!
Prishe : みんな行くぞ!
やつらの仇を取ってやろうぜ!!!
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最終更新:2015年06月09日 23:49