誰もが気付いてしまった。
恵まれ過ぎた才故に幼くして、
そのチャーハンは完成されてしまっていたのだ、と。
今少女の作るチャーハンこそ、少女の作り得る最高のチャーハンである。
これ以上は有り得ない。
誰もが絶望的な答えに辿り着く中、少女だけは決して諦めなかった。
ただただチャーハンを作りながら。
己の肉体と技術に限界を感じ。
悩みに悩み抜いた結果。
彼女が辿り着いた結果は。
感謝だった。
この醜くも美しい世界の素晴らしさを気付かせてくれたチャーハンへの。
そんなチャーハンを自分に作らせてくれたニニフへの、限りなく大きな恩。
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが
一日一万回
感謝のニニフ振り
気を整え
拝み
祈り
構えて
振る
一連の動作を一回こなすのに当初は5~6秒。
一万回を振り終えるまでに、初日は18時間以上を費やした。
振り終えれば倒れる様に寝る。
起きてまた振るのを繰り返す日々。
2ヶ月が過ぎた頃、異変に気付く。
一万回振り終えても日が暮れていない
山篭りが半年を超えて完全に羽化する。
感謝のニニフ振り一万回
1時間を切る!!
代わりにチャーハンを作る時間が増えた。
そして一年後、ICO南極支部にて。
多くのチャーハンマイスターの前でチャーハンを作る少女。
「(気のせい…だよな? )」
狂気山脈を降りた少女のニニフは
「(一瞬消えて……音が後から……)」
音を置き去りにした
「支部長の座は差し上げます……是非私めを弟子にして頂きたい……!!」
怪
誕
物
生
が
し
た
「そんなことよりチャーハン作るよ!」
3年以上昔のことである…
∧,,∧
(`●ω●) 。・゚・⌒) この物語はフィクションです、実在する人物・組織とは関係ありません!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
最終更新:2012年03月02日 01:12