クリスマス・イヴ
どこかで誰かが誰かとイチャついていた
その影で独り身達は 叩かれ
不埒な輩に馬鹿にされ続けた
それは毎年毎年続き
魔術学園の独り身達は絶望しかけていた
「そんなことはさせない……されてたまるか!!」
【独み身達のクリスマス・ウォー~予告編~】
「嫉妬の力はお前を独身にする……その覚悟があるのなら」
「いいだろう、結ぶぞ!その契約!」
インデペンデンス・デイ
【クリスマス終了のお知らせ】
「俺はお前達の嫉妬なんてのはわからん。わかろうとも思わん」
「幸福を謳歌する人々を踏み躙る。狂気の沙汰だ理解など出来ない」
「だがお前達の目は似ているのさ――35年前の馬鹿野郎どもに」
「ここから先は地獄だ。誰も味方など居ない」
「咆えたてれば蹴り倒されそれ故に咆えたてればそれ故に更に強く蹴り倒される」
「最期には消える事のない燻る想いを抱いて老いるのだ。この俺の様に」
「それでいい」
「俺達はどうせ独り身だから」
「リア充もカップルも性夜も大嫌いだから」
「馬鹿野郎どもめ!!救い難い馬鹿野郎どもめ!!」
「いいだろう、俺の知る全てを教えてやる」
「咆えたて方をな!!」
【老兵は死なず、ただ――】
「廃棄予定のジュウシマツキメラ40匹」
「その卵100000個だ。好きに使え」
「あんたは誰だ」
「何故我々に味方する」
「私は体は既婚者ではあるが」
「心の嫁はモニターの中にいる」
【内応者】
「俺は奴らに恋人との時間をつぶされた」
「だから今度は僻む負け犬どもを滅ぼしてやる!」
【復讐者】
「俺はお前達が生きて帰ってくる事など喜ばない」
「ただ、ただ、クリスマス終了時間までカップルを粉砕する事のみを喜ぶ」
「お前達は負けない。妬み僻むしかできない最低な人間の力を見せてやれ」
「バレンタインなんて笑って叩き潰しクリスマスなんて鼻唄まじりで滅ぼしてやれ」
「嫉妬に燃える人間は、その妬みと僻みだけで、何処までも強くなれると証明してやれ」
【Flame of ugly envy】
「武装した魔術師の集団が集結中!!」
「封鎖術式を構築!!」
「中庭です、聖夜祭メインイベント開催予定の中庭を占拠する気です!!」
「――中庭は囮だ!!」
「連中の目的はクリスマスツリーじゃないのか!?」
「一体何が目的なんだ!!」
【神の子解放計画】
「人の恋路を」
「存分に邪魔をするつもりだ。その為にクリスマスに外出した」
「……お前に大切な人は居ないのか?」
「何故、共に歩んでくれる人を探そうと言う努力をしないんだ?」
「それはおまえの世界観だ」
「それで七坂を恋人にできるなら、俺達もそうしている」
「だが、所詮非モテの俺達では、見守る会を突破もできない」
「だとしたら、この方法を取るしかないじゃないか」
「俺達だって生きているんだ。妬む事がなぜ悪い?」
【聖夜祭中心突入戦】
「この壁のむこうでクリスマスがぶっ壊されている!!」
「あいつらたった300人でクリスマスを敵に回してやがる…畜生!!」
「俺達も入れてくれ!!」
「俺達も一緒にクリスマスと戦わせてくれ!!」
【シングル・リッター3172名参陣】
「さぁ、奏でよう。最後のレクイレムを」
「報われない独り身達のために……」
「クリスマス終了と言う名のレクイレムを!!!」
【魔術学園聖夜祭戦役通称「クリスマス・ウォー」】
20010年12月24日、全国一斉ロードショー
最終更新:2012年03月02日 01:40