(投稿者:マーク)
装置にたたきつけると同時にGは飛び立った、と同時にアイラ達の体の倦怠感はなくなった
野営地のあらゆるところから警報がなりはじめ 各所で悲鳴が上がり始めた
副旅団長が直ちに体制を建て直すように部下に命令した瞬間
突然真っ二つに割れ、ドチャリと音をたて倒れた
あわてて後ろを振り返ったものは銃声が響くと同時に頭部が顎をのこして吹き飛んだ
自分たちの上司であった肉塊を呆然と眺めながら男達は異様なまでに静かにたたずむ女と男に気がついた
「さて 全て話してもらおうか・・・シュヴェルテとか言うメードのこと 先ほどの装置の入手先も」
アイラがつぶやき刀がコアエネルギーをまとい始める
「わかってんな?」
リューマが二丁の拳銃というにはあまりにも大きすぎるそれを構えながらアイラの隣に並び後ろを振り返りながら言う
口調は明るいが目は笑っていない
「・・・・・・・・・・いくぞティア」
「OKアベルここまでアタシたちをコケにしてくれたツケは払ってもらわないとネ」
アベルはマントを翻しショーテルを構え、ティアは笑みを浮かべ戟を構え悪魔のような歪な翼を形成する
「・・・・・・・ワレ・・・・タタカウコト・・・・スベテ・・・・・・・ウオオオオオオオ!!!!!」
ガルシアは空気が震えるほどの雄たけびをあげ鉄球をたたきつける
「男はこれだから嫌いだわ・・・・・メリルを怖がらせた報い・・・死ぬほどあじあわせてあげる」
ジュリアはコートを脱ぎ捨て愛おしそうにそして艶めかしくライフルの砲身を舐め殺気を飛ばす
「
シュヴェルテお姉ちゃんのカタキ・・・絶対うつ!!」
メリルは体中が発光し両手に荷電粒子をチャージし始める
「パーティの主旨は決まったな・・・・」
リューマがニヤリと笑う
全員は同時に叫んだ
「「「「「「「!!!!!!!GENOCIDE!!!!!!!」」」」」」」
彼らが最後に見たのは
殴られた衝撃で頭が彼方へ吹っ飛んでゆく者、刀から放たれた斬撃光波で斬り飛ばされる自らの両腕、少女の背中から生えたナニカに次々と細切れになってゆく仲間
そして・・・・目の前に迫る全てを飲み込むような裁きの雷だった
「一体何が起きてるのかしら・・・・」
マヤは手早く身支度を整えテントの表にでる
その後ろには頭と顔に大量のこぶをつくりあわれな姿となった旅団長が上半身裸に血まみれで横たわっていた
そのそばには血の滴るダンベルやら釘バットやら物騒なものが落ちているが気にしない
マヤが出てみると外は大混乱に陥っていた
統制もなにもあったものではない
「この魔女がぁ!!俺らをはめやがったなーーー!!」
突然後ろから男に首を絞められその場に引き倒される
と目の前に女が降り立ちその男を引っつかむと思い切り投げ飛ばす
そして同時にマヤを助け起こす
※ここから先は念話です
『コアク!!』
『マヤ様 お助けに参りました』
『堅苦しくしなくていいわ それよりこの騒ぎは何?』
『奴らがメードと仲間割れを起こしていたところ襲撃しを混乱させたのです さあ早く逃げましょうそのメードが全員派手に暴れまわっていてこの騒ぎでは直に他からメードがやってきます』
『待って私の素性を知っててかばってくれたメードたちなの彼らともう一度話をさせて!!』
『ですが・・・・!! マヤ様!!!』
あわてたような念を感じ振り返ると同時に
腹部に鋭い痛みがはしった
あまりの痛みに崩れ落ち見ると先ほどの男が拳銃をこちらに向けていた リビドの怒りの咆哮が聞こえる
(私・・・・撃たれたんだ・・・・・)
死ぬのかな・・・そう思った瞬間マヤの意識は闇に包まれた
To be continued
最終更新:2008年12月16日 23:15