概要
「問が与えられたら答えを出す。敵が現れればそれを倒す。――ふうん、結構じゃない?」
lorica。かつてクロッセル連合内の亡国に属していたMAIDの一人。
コアエネルギーを伝達しやすい特殊な灰を操作する能力を持っていた。
この灰を体内に侵入させ内部から破壊することで、特に
ヨロイモグラや
タンカーなど堅い甲殻を持つGを相手に活躍した。
祖国の国立大学教授であり病死した教育担当官がGに関する研究に深く傾倒していたため、その思想面に大きな影響を受けていた。
冷静で冷徹。ときには饒舌な面を見せるも、その眼差しはどこか虚ろであったという。
大型Gに対する切り札的な存在として連合内での祖国の地位に大いに貢献する働きを見せるも、1940年代初頭に起きたGの大侵攻から祖国防衛戦に出撃。
祖国の滅亡とともに彼女もまた行方知れずとなっている。
しかしこの戦いが起こらずとも、負荷のかかる能力の酷使と祖国からの期待という重圧を受けた彼女の寿命はどのみち長くなかったと言われている。
- 通称:「じめじめしてホコリっぽい人」
- 出身:クロッセル連合王国
- 所属:クロッセル連合陸軍
- 身長:164cm
- 年齢:外見27歳(享年4歳)
- 教育担当官:
後衛 |
★★★★ |
無愛想 |
★★★★★ |
幸 |
- |
へぇ |
★★★★ |
ふぅん |
★★★★ |
だから? |
★★★★ |
能力
祖国のごく限られた人間だけが知る製法によって作られた特殊な灰、それを操作できる能力。
操る灰は物を持ち上げることもできないごく弱い力しか持たないが、G体内の脆弱な臓器を破壊する分には充分であった。
灰の有効距離は直線で50m程度。目標の数や大きさによっては更に近づく必要がある。
術者の体力的に一度に相手にできるGも小型なら数匹、大型ならば一匹が限度。
上記の灰以外であっても粒子状かつ同程度の質量である物体ならば操作は可能だが、その場合エネルギー効率はガタ落ちするため現実的でない。
また灰の製法は祖国と共に失われている。
この能力を有効に活用するためには術者本人がGの内臓組織を精確に把握していなければならないため、教育期間中はもちろん、以降もGの解剖に立ち会う必要がある。
関連
最終更新:2010年02月05日 04:25