1.魔界の王のこと。[[魔王(称号)]]を参照。 2.34代目魔王「紅玉の瞳」のこと。本項ではこの人物を述べる。 ''魔王''とは、この物語の主人公の一人、第三十四代魔王「紅玉の瞳」である。[[勇者]]を経済の講義と色仕掛けで落とし、相互所有契約(結婚?)を結ぶ。そして戦争に依存した[[人界]]と[[魔界]]を平和に導くため、様々な改革をもたらす。 専門分野は経済。 魔王にしては戦闘能力は低く、[[勇者]]いわく、実力は[[冬寂王]]と同程度。 家計簿をつけるのが得意。料理は苦手。 通称「[[駄肉]]」。巨乳。二の腕がつまめる。 **初出 [[1-1]] 1スレ タイトル >魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」1 **動向 [[魔王城]]で[[勇者]]と対決後、重傷を負い[[冥界温泉]]で療養中という噂を[[メイド長]]に流させた。 その後、物語開始三年後まで[[紅の学士]]の偽名で[[冬越しの村]]に潜伏。冬越しの村を拠点に人界の改革を行った。 ***冬越しの村時代 1年目秋より[[紅の学士]]として[[勇者]]、[[メイド長]]とともに[[冬越しの村]][[村はずれの館]]に居住。逃亡農奴であった[[メイド姉]]、[[メイド妹]]を育てる。また後世の偉人となる[[貴族子弟]]、[[軍人子弟]]、[[商人子弟]]を教育した。 また[[輪作]]、[[馬鈴薯]]の普及に努めた。一年目冬[[女騎士]]が院長を務める[[湖畔修道会]]の協力を取り付け、彼らにこれら技術の伝播指導してもらうことになった。 2年目春、[[勇者]]が[[黒騎士]]として[[魔界]]の過激派を粛清する活動を許可。 2年目春より[[冬越しの村]]で[[輪作]]、[[馬鈴薯]]栽培を開始。2年目夏には[[修道院(冬越しの村)]]も完成し、農法の伝播や土壌調査に努めた。 2年目初夏、改良[[羅針盤]]を開発しそれを[[『同盟』]]に送付。2年目夏に[[『同盟』]]の[[青年商人]]と交渉。[[玉蜀黍]]を使った[[大陸中央部の荒れ地]]の開拓というアイディアを『同盟』に売り、『同盟』に戦争の早期終結を求めた。 2年目秋、[[村の狩人]]に[[望遠鏡]]を渡し、地図測量。[[湖畔修道会]]の協力で[[水晶農園]]完成。[[加鼓亜]]がもたらされる。[[南氷海]]で捕れる[[鰊]]の肥料利用が本格化。 2年目冬、[[火箭]]を作成。ひそかに冶金師に依頼し[[ブラックパウダー]]([[黒色火薬]])を開発し始める。[[鉄の国]]の職人に依頼し、[[マスケット]]([[火縄銃]])の開発を始め、その手稿([[『The genius's Manuscript』]])を書く。 2年目年末、[[年越祭]]で久しぶりに[[勇者]]と再会。 3年目年始(年が明けて2週間後)、[[第二次極光島攻略作戦]]に臨む[[冬寂王]]に謁見。今回の作戦に用いる馬車6台分の塩を提供するのと引き換えに、開戦を一昼夜遅らせることを要求。これは[[勇者]]の作戦により[[魔界]][[開門都市]]から撤退してくる[[第二次聖鍵遠征軍]]が[[極光島]]に到達する日と開戦日を合わせるため。 3年目早春の[[第二次極光島攻略作戦]]凱旋式では[[冬寂王]]より名誉爵位を受け、自由に[[冬の王宮]]に入れるようになった。 3年目晩夏、このころ[[村はずれの館]][[裏庭]]に[[ポンプ]]を設置。[[メイド妹]]に[[炭酸]]水の作り方を伝授。 3年目晩夏、[[商人子弟]]を育てるのは飽きたから[[冬の王宮]]に仕官させるという紹介状を持たせて[[冬寂王]]の元に送った。 **名言 [[1-1]] 1スレ53レス 2009/09/03(木) 18:26:43.76 >魔王「『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って > 思ったことはないかい? 『この船の向かう先には > 何があるんだろう?』ってワクワクした覚えは?」 [[1-3]] 1スレ474レス 2009/09/05(土) 00:38:15.85 光の精霊のお導きという言葉に対して >魔王「いいえ、魂持つものの努力です」 [[1-5]] 1スレ744レス 2009/09/05(土) 22:43:56.82 >魔王「高きと低きを、北と南を、炎と氷を、 > 相容れない光と影を仲介し、妥協し、取引することで > 利益を上げるのがお主ら商人ではないか?」 [[1-5]] 1スレ749レス 2009/09/05(土) 22:51:37.42 >魔王「敵と味方の2分割では、 > この世界はあまりにも惨めに過ぎよう」 [[1-5]] 1スレ753レス 2009/09/05(土) 22:57:23.24 >魔王「損得勘定は我らの共通の言葉であることを。 > それはこの天と地の間で二番目に強い絆だ」 [[1-5]] 1スレ760レス 2009/09/05(土) 23:12:13.90 >青年商人「そうそう。……二番目に強い、と > おっしゃいましたね。一番はなんなのです?」 > >魔王「知れておる。愛情だ」 [[2-1]] 2スレ213レス 2009/09/06(日) 19:52:48.53 >メイド姉「やっぱり、武器も作るんですよね」 > >魔王「……ああ。備えないのは愚か者だ」 [[2-1]] 2スレ218レス 2009/09/06(日) 20:03:06.73 >魔王「そうだな。だから、争いは、 > そう言う素敵なことの一部分なんだ。 > 本質的には同じ物なんだよ」 [[2-2]] 2スレ220レス 2009/09/06(日) 20:07:33.62 >魔王「でも、私が学んできたことによれば、そうなんだ。 > 戦争は沢山の人が死ぬ。 > 憎しみと悲しみと、愚かさと狂気が支配するのが戦争だ。 > 経済的に見れば巨大消費で、歴史的に見れば損失だ。 > でも、そんな悲惨も、出会いの一部なんだ。 > 知り合うための過程の一形態なんだよ」 [[2-2]] 2スレ222レス 2009/09/06(日) 20:10:40.71 >魔王「『いずれ卒業するために必要』だと。 > 逆説的だが、そう言う事象もあるのかも知れない。 > 最初から大人として生を受けることが出来ないように」 [[2-3]] 2スレ594レス 2009/09/07(月) 13:18:53.12 >魔王「君は……わたしの光だよ」 **魔王がもたらした技術 #list_by_tag(魔王がもたらした技術,sort=pagename,option=nolist,100) **仮の姿・別名 -[[紅の学士]] [[聖王都]]の[[神学院]]で研究した高名な学者の姫君という設定。 [[メイド姉]]もこの架空の人物を演じている。 -[[駄肉]] [[メイド長]]命名。緊張感のない肉。男を捕まえられない無駄な肉。 -[[ぷにぷに魔王]] **関係する人物 -[[勇者]] 相互所有契約 -[[メイド長]] 第一の側近 -[[女騎士]] 知人→友人、恋のライバル -[[青年商人]] 求愛される -[[冬寂王]] -[[執事]] ○弟子 [[貴族子弟]] [[軍人子弟]] [[商人子弟]] [[メイド姉]] [[メイド妹]] ○敵対的な臣下 [[南氷将軍]] ○面識のある人物 [[光の精霊]] [[辣腕会計]] [[士官]] [[修道士]] [[小さな村人]] [[痩せた村人]] [[村の狩人]] [[質実な貴族]] [[若手騎士]] [[工業ギルド長]] ○面識のあるセリフのない人物 [[村長]] [[長老]] &tags()