魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」@ wiki内検索 / 「3-3」で検索した結果

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  • 3-3
    ...者よ」勇者「断る!」3-3 554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 22 33 13.07 ID CkBATQ0gP 女騎士 すっ 勇者「な、なんだよっ」 女騎士「いや、髪の毛を確かめているだけだ。  額環は、碧色が良いな。きっと似合う」 勇者「そかな」 女騎士「うん。わたしは切らないが、  それくらいなら許してくれるだろう?」 勇者「うーん。切った方が絶対早いんだけどな」 勇者「……」 女騎士「……」 女騎士「なぁ、勇者」 勇者「ん?」 女騎士「勇者は、魔王の物なんだろう?」 勇者「え。あ。……うん。そうだ。所有契約だ」 女騎士「そうか……」 勇者「まぁ、いろいろあったんだよ。そこに至るには」 557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします...
  • 13-3
    ...よ」勇者「断る!」13-3 256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/13(金) 03 40 12.44 ID rH.ZqWkP 大主教「……汝ら光の子よ、いよいよ決戦なる時は来た」  うわぁぁあああ! 大主教さま、大主教さまぁ!!! 大主教「我ら精霊の子らが邪教の都の防壁を攻めあぐねて  長い時がたった。しかし見よ、眼前に扉は砕け落ちた!  ……これは精霊の怒りの炎、御手に持つ雷霆の恵みである。  立ち上がれ、精霊の、光の子らよ!  時は来た! 精霊は求めたまう。  精霊は自らを求める子らに無限の抱擁と優しさをもち  喜びの野へと迎え入れるであろう……。  我らが四方にもはや敵と云えるものはなく」  参謀軍師(なっ!?) 大主教「精霊の光と慈悲は、あまねく世を照らす。  見よ、南方に...
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  • 3-2
    <前3-1へ|次3-3へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」3-2 392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 16 23 15.26 ID CkBATQ0gP 司令官「ちがうのだ! 居並ぶ王国重鎮の方々!  聖なる光の精霊教会の方々! 我は決して決して  王国を裏切ったわけではないっ!」 軍閥貴族「何を言う! あの開門都市を落とすのにどれだけ  血が流れたか判っているのかっ!」 富裕貴族「二年ですぞ! 二年の準備期間と、多額の戦費。  それこそこの大陸を搾り取るように作った戦費を浪費した  あの第2回遠征の全てを、貴公は無にされた!」 司教「魔界を光の教えに導くのが精霊様のご意志だったのです。  あなたは教会信徒9500万人の願いと希望を侮辱なされた」 司令官「違うっ! そ...
  • 13-4
    <前13-3へ|次13-5へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」13-4 335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/14(土) 04 50 31.29 ID 6OFcHF6P ――光の塔、その道程 ……コオォォン 女騎士「だーかーらー! “ひとつまみ”ってのは  指先でつまめる量。なんで“ひとつかみ”と いっしょにするっ」 勇者「そんなこと云ったって」 魔王「ま、魔界には様々な氏族がいるからな。  そう言う曖昧な表現は争乱を招く元になるのだ」 女騎士「へー」 勇者「冷たい視線だっ」 魔王「理不尽だぞ、女騎士っ」 女騎士「食料を無駄にするのは、修道会の教えに反する」 勇者「それはそうだけど」 魔王「食事なんてメイド長に頼めばいいのだ。  あちこ...
  • 13-2
    <前13-1へ|次13-3へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」13-2 171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 06 10 11.26 ID 4RteqQsP ――開門都市近郊、南部連合軍、中枢 伝令「遠征軍内部で慌ただしい動き有りッ。内部で再編成の模様っ」 冬寂王「気が付かれたようだな」 鉄腕王「まぁ、そうだろう」 軍人子弟「予想済みでござるよ。装甲馬車を急がせるでござる」 鉄国少尉「了解っ」 将官「重いのが難点ですね、あれ」 羽妖精侍女「妖精ニハ動カセマセンデス」 冬寂王「なぁに。赤馬の国の駿馬がいる」 鉄腕王「奴らはどう出るか」 軍人子弟「おそらく会戦を望むでござろう」 鉄国少尉「ですね」 将官「ふむ」 軍人子弟「遠征軍の最大...
  • 13-7
    <前13-6へ|次13-8へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」13-7 670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/22(日) 01 25 28.53 ID KvXPKcsP 魔王「でも。……それでも、次に行きたいのだ」 光の精霊「え……? 必要だって」 魔王「必要だったのだ。しかし、今や進むべき時が来た。  時を止めていたこの世界に、進むべき時が来た」 光の精霊「あ、え……。その……」 魔王「今、もう一度この言葉を言おう。  “それは出会いの一つの形だったのだ”と。  そして世界には  “いつか不必要になるために必要なモノ”があるのだ、と。  それはあるいは子供の外套のように、だ。  それがなければ私たちは成長することが出来ない。  冬の雪にやられて死んでしまう...
  • 13-6
    <前13-5へ|次13-7へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」13-6 515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/18(水) 17 48 38.74 ID G90fcMMP 女騎士「あはっ。……はははは」 ゆらっ 大主教「何を笑う。血にまみれ、盾も鎧も砕け散った姿で」 女騎士「盾か……確かに」 からん 大主教「諦めよ」 女騎士「いや。答えてなかったと思って」 大主教「……」 女騎士「世界の半分。だったな……。  答えるよ。確かに魅力的なお誘いだけど  半分じゃ、少なすぎる」 大主教「……少ない?」 女騎士「ああ、お断りってことさ」 大主教「貴様……」  キンッ! キンッ! ジャキンッ!! ザシュ!! 女騎士「判らないだろ...
  • 13-5
    <前13-4へ|次13-6へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」13-5 429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/16(月) 18 53 06.86 ID VaDFVbYP 大主教「この衣を引きはがせるのは勇者のみっ。  そして勇者が力を失った現在、  我の力を阻めるものは存在しないっ!」 ガキィッ! ギィン! 女騎士「その力で何を目指すっ!? 過ぎたる力でっ」 大主教「我は“次”へ向かうのだっ」 女騎士「次――?」 ギィン! ギキィン! ガッ! 女騎士「っ!」 大主教「そうだ。“次”だ。“次なる輪廻”だっ。  この世界はもはや収斂の最後の段階にあるっ。  これが逆転することはあり得ぬ。  生きようが死のうが構わぬではないか。  どうせ全て“無かったこ...
  • 13-8
    <前13-7へ 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」13-8 710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/22(日) 03 14 18.34 ID KvXPKcsP ――おおぞらをとぶ 湖の国、修道会 修道士「清拭を」 修道士補佐「はい。腕を出してくださいね」 貧しい農民「お願ぇします。お願ぇします。  この娘っ子は身体が弱くて、どうしても病気なんかには  やりたくないんです……」 農民の娘「あの……」 修道士「ああ。お金ですか? 良いんですよ、寄付ですから。  無いならないで無理に寄付なんかしなくても」 修道士補佐「安心してください。こaこは王立の修道院ですから。  この種痘は女王の私費で行なわれてるんですよ」 貧しい農民「ありがとうごぜぇます! 精霊様! 女王...
  • 3-1
    <前2-5へ|次3-2へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」3-1 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/08(火) 18 45 11.38 ID I63MLpWkP ――冬の王宮 冬寂王「こ、こんなことになるとは」ぐったり 執事「若、大丈夫でございますか?」 冬寂王「強い氷酒をくれ。――いや、酒は自殺行為だな。  茶をくれ。うんと濃くしたヤツだ」 執事「ははっ」 将官「王よ、次の一団が控えの間に」 冬寂王「うう、判った。五分だけ、五分だけ休憩をくれ」 執事「若、お茶でございます」 冬寂王「とんでもないことになってしまった」 執事「さようですなぁ。これはまったく」 ごちゃらぁ 冬寂王「早まった決断だったのだろうか」 執事「いえいえ、決断自体は決して」 ...
  • 13-1
    <前12-1へ|次13-2へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」13-1 65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/08(日) 00 10 20.35 ID EFPdgVwP ――魔界、聖鍵遠征軍後方戦線、後方戦線 ザァァァァアア……  聖王国将官「負傷者を優先して大天幕に運び入れろっ!」 斥候兵「現在、連合軍は約半里ほど撤退、野営陣地内部にて  待機をしているものと思われます」 王弟元帥「……4000か」 参謀軍師「申し訳ありません」 王弟元帥「ずいぶんとやられたものだな。雨か?」 参謀軍師「はい。判っては今したが、ここまで脆弱化するとは」 王弟元帥「意識するにせよ、しないにせよ、マスケットに  頼り切った軍編成になっていたと云うことだろう。  わたしも、そ...
  • 2-3
    <前2-2へ|次2-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」2-3 549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/07(月) 12 16 22.37 ID vGBiMEoLP ――冬越しの村、村はずれの館……年越祭の夜 (勇者に膝枕してみたいっ!) (よしきた) ――勇者 (勇者の頭、もふもふしてるぞ) (魔王も良い匂いだぞ?) ――勇者に (そうか? 太くないか?) (寝心地良いぞ) ~♪ ~~♪ 魔王「……んぅ」 魔王「ん……。どうやら、うたた寝してしまったようだな」 魔王「今何時だろう、日は暮れているようだが……。  だれかー……。だれか……。いないのか。  村長の所へ行くとか言っていたものな」 553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお...
  • 9-3
    <前9-2へ|次9-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」9-3 404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/10/01(木) 22 57 57.67 ID chcZF3wP 執事「差、ですか」 女騎士「うん」 執事「差なんてついてないと思いますよ」 女騎士「そんなことはない。  二人は一緒にソーセージを茹でたりして、  なんだかすごく仲の良い雰囲気だったぞ」 執事「そう言うこともあるでしょうが、相手は勇者ですからね」 女騎士「判らない」 執事「ほら、覚えていますか? 砂丘の都を」 女騎士「ああ、うん。旅をしたな」 執事「わたしと勇者が宿を抜け出して、  朝までパフパフで遊んで、  あなたにこっぴどく怒られたでしょう?」 女騎士「ああ、まったくだ。...
  • 1-3
    <前1-2へ|次1-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」1-3 323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/04(金) 18 36 03.83 ID AIDyRnsCP ――館の廊下 勇者「よっ。お疲れ」 魔王「疲れた」 勇者「疲れた顔してるよ」 魔王「なぜ私は教育などと言い出したんだろう。  人間の子供の相手をするのがあんなにも疲れるとは  思わなかった。あれではまるで動物ではないか。  理非も交渉も通じない」 勇者「あー」 魔王「なぜあの者たちはあんなにもプライドが高いのだ」 勇者「貴族や軍人や富裕層だからじゃないか?」 魔王「いっそ蛙に変えてしまうか」 勇者「冗談に聞こえないぞ」 魔王「冗談ではない」 勇者「止めておけ」 魔王「そうか」しょぼん 勇者「村長の家...
  • 6-3
    <前6-2へ|次6-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」6-3 392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/09/19(土) 14 56 25.56 ID GDf918.P ――開門都市、小さな月桂樹の神殿 土木子弟「なんだよ、つく早々」 奏楽子弟「参拝よ、参拝」 土木子弟「なんだよ。神殿か? お前そんなに熱心だったっけ?」 奏楽子弟「別にそんなでもないけど。  せっかく音楽の神様の神殿もあるもんだからさ」 土木子弟「そうなのか?」 奏楽子弟「『開門都市』っていえば、神様の多い聖地だからね」 土木子弟「そっか」 奏楽子弟「一応その庭で商売しようってんだから  挨拶くらいしかないと気分悪いじゃない?  別に参拝くらい損する訳じゃないしさ」 土木子弟「そりゃそうか...
  • 5-3
    <前5-2へ|次5-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」5-3 535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/15(火) 18 55 46.73 ID 498vELIP 青年商人「そうですね。冬寂王陛下。  陛下達はいま、意識してか否か、歴史の岐路に立っておられる」 冬寂王「……」じぃっ 青年商人「三ヶ国通商同盟は拡大するチャンスがあります。  今回の戦を無血に近い状況で回避できたこと。  中央諸国の飢餓の兆候、長きにわたる不況、経済の停滞。  そして聖教会の横暴と、農奴の解放運動」 氷雪の女王「それらが追い風になる、と?」 商人子弟「ええ」 青年商人「……すでにいくつかの打診があるのではないですか?  自国だけは関税を緩和して欲しいであるとか、  秘密軍事同盟を...
  • 7-3
    <前7-2へ|次7-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」7-3 398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/09/23(水) 23 50 35.79 ID OGIpmW2P ――冬越しの村、春の道 さくっさくっ 女騎士「ん。白詰草が咲いている」 勇者「ああ、良い陽気だな。まだ風は冷たいが  太陽がだんだんと暖かくなってくる」 女騎士「春だな。わたしはこの雪国の春が大好きだ」 勇者「そうだなぁ、訳もなく幸せな気分になるなぁ」 女騎士「……」 勇者「……」 さくっさくっ 女騎士「……」 勇者「で。どうしたんだ? 女騎士」 女騎士「え?」 勇者「いや、付き合えだなんて云うから。何かあるんだろう?」 女騎士「いいや」ふるふる 勇者「……」 ...
  • 8-3
    <前8-2へ|次8-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」8-3 318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/09/27(日) 23 29 21.46 ID 34eUyEEP 貴族子弟「ああ、いたって正気さ。  どうにも我が学院は、正気になれば正気になるほど  周囲から見て狂気に見えるという忌まわしい伝統が  あるようなのだよ。困ったもんだ。  軍人子弟しかり、メイド姉君しかり。  そもそも師からして正気とは言い難い。  陰陽としか言えない胸のサイズだ。  きわめて正気なのに。悲しいことだなぁ」 傭兵隊長「……」 貴族子弟「隊長は知っていると思うけれど、  今あそこを支配している魔族は近々、  隣国である鉄の国に攻め込むはずなんだよ。  どれくらいの兵力で攻め込むかは判らないけれど ...
  • 4-3
    <前4-2へ|次4-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」4-3 402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/11(金) 19 14 02.57 ID sQx9tPoP ――霧の国、地方都市の街角で 吟遊詩人「~♪  いざ生き者の学をまなばん!  まずあぐるは、自由の民よ、四族の名前。  はじめに生(あ)れし草の民らよ。  次は、水辺を治めし、湖の民。  三が荒れ地の砂の民。真に剛毅闊達なる。  四が南の、荒れ地に住まいし風、開拓の民にして興武なり。  黄金なる小麦の乗り手よ、何処(いずこ)へゆくか。  吹き鳴られたる角笛、今どこに。  土に触れたるたくましい指、紅く燃えたる炉辺の火よ。  春は何処? 春は何処?  実りの時よ、丈高く、頭を垂れる黄金の麦。  土に...
  • 11-3
    <前11-2へ|次11-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」11-3 618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/10/12(月) 20 08 00.68 ID fsI5836P 老賢者「期待せよ。  ……いつか始まるお前の物語に。  そしていつか出会うお前の友に。  お前は馬鹿だが、けして臆病ではない。  だから、いつかは“あたりくじ”を引くことも出来ようさ。  暇があるのならば、守ってやってくれ。  人々を。――彼らは、馬鹿ではなく、無知で臆病なのだ」 勇者「なんでそんな事言うんだよっ」 老賢者「他に何をお前に云ってやれる?」 勇者「そう言うのは良いから、林檎食おうよ。魚だってさっ。  肉だって自分で取れるようになった!  街への買い物だって今なら一時も掛けずに行って帰ってこ...
  • 10-3
    <前10-2へ|次10-4へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」10-3 367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/10/06(火) 21 04 25.31 ID bGZgmCoP メイド姉「やりましょう」 火竜大公「ふんっ!! 汝が死んでも  我のあずかり知るところではないっ。  強がりを言うたとて意味はないぞ」 メイド姉「証明を終えて、もう一度お伺いします」 火竜大公「我は一切の兵は貸さぬ。汝が汝の持つ力と仲間とやら  その力だけを持って、一軍を退かせるのだ」 メイド姉「お心遣いに感謝します」 火竜大公「……」ぎろりっ メイド姉「“退かせろ”とおっしゃってくれたことに。  “殺せ”であったならば、わたしはもし仮にそれに成功しても  その後みんなに語るべき言葉を...
  • 4-1
    <前3-3へ|次4-2へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」4-1 30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/10(木) 14 59 58.18 ID I7KnzzEP ――冬越し村、屋敷の厨房 勇者「お。おお? こうか? こうか!?」 メイド姉「もっと優しくしてください、勇者様」 メイド妹「もんでぇ。お兄ちゃん。もっと揉んでー♪」 もみもみ 勇者「なんて、ちっとも嬉しくないな。実際」 メイド妹「さぼっちゃダメだよお兄ちゃん」 メイド姉「ミルクっぽくて良い香りです」 メイド妹「ふふーん。細かい挽きの小麦だもん」 勇者「小麦は、挽きがきめ細かいほど高いからなぁ。  これ、随分高かったろ? いいのか、散財して」 メイド妹「でも、パイ生地に...
  • 将官
    1.第二次極光島攻略作戦に参加した南部諸王国軍の将官。極光島上陸部の戦闘を指揮した。また、戦後は冬寂王や執事とともに、膨大な書類仕事に追われた。商人子弟任官後は彼とともに事務作業に努めた。 2.第二次聖鍵遠征軍で片目司令官に仕えた将官 初出 1. 2-3 2スレ666レス 2009/09/07(月) 17 18 01.37 将官「義勇兵と軽装歩兵に任せろ!  この場所を死守すれば後続は来る! 退くな! 王国のために!」 2. 2-3 2スレ677レス 2009/09/07(月) 17 51 00.73 将官「……」 関係者 1. 冬寂王 君主 執事 上司 商人子弟 同僚 従僕 部下 伝令 王国軍兵士 2. 司令官(片目司令官) 東の砦将 人物 人間 男性
  • 「第二巻」コメントログ
    もう2巻目って早いな -- (名無しさん) 2010-12-28 14 12 59 話飛ぶな -- (器用な少年) 2010-12-29 01 38 57 おいおい、毎月配本なのか? -- (名無しさん) 2010-12-30 12 16 38 5月ごろに全五巻で出そろう予定らしい。エンターブレインの通販ではまだ売りだされてないけど、アマゾンの方ではもう予約が開始されている。 -- (kakis) 2011-01-01 22 34 32 未だ買えない・・・。 -- (ニコ中) 2011-01-18 00 38 57 ↑俺もだ 書店で売ってなくて困るわ。通販で本を注文するのに少し抵抗がある -- (名無しさん) 2011-01-18 23 18 27 なら、書店行って取り寄せすればいじゃないか -- (名無しさん)...
  • 森歌族
    森歌族とは、魔族の一種である。 初出 2-3 2スレ565レス 2009/09/07(月) 12 35 17.72 勇者「妖精の女王だって、森歌族だって」 魔族の種族
  • 司令官
    のちの片目司令官である。 初出 2-3 2スレ650レス 2009/09/07(月) 16 19 45.04 司令官「ぎゃぁぁぁぁ!!??」 別名 片目司令官 別名
  • 鎧族
    鎧族とは魔族の一種である。 初出 2-3 2スレ565レス 2009/09/07(月) 12 35 17.72 勇者「竜の公女だって、鎧族の娘だって、酒場の子だって」 魔族の種族
  • 伝令
    伝令とは、第二次極光島攻略作戦に参加した伝令。 初出 2-3 2スレ666レス 22009/09/07(月) 16 54 42.33 伝令「後方右翼に大型魔族! 巨大烏賊です!」 関係者 女騎士 将官 人物 人間 男性
  • 姫騎士将軍
    姫騎士将軍とは、女騎士の別名の一つ。軍の中でそう呼ばれる。 初出 2-3 2スレ666レス 2009/09/07(月) 17 18 01.37 王国軍兵士「「我らが姫騎士将軍に勝利を!!」」 別名
  • 破壊神
    魔界で信仰される神 初出 1-3 1スレ432レス 2009/09/04(金) 23 17 41.52 魔王「なんだか、魔界の部族の領土争いと変わらないな。  破壊神と煉獄神と暗黒神とにわかれていたほうが、  まだ判りやすいぞ」 宗教 魔界の神々
  • 村はずれの屋敷
    魔王、勇者、メイド長、メイド姉、メイド妹らが居住する村はずれの館の別名の一つ 初出 1-3 1スレ492レス 2009/09/05(土) 01 11 23.61 ――村はずれの屋敷、深夜 別名 村はずれの館 古びた洋館 魔王の屋敷 別名の地名
  • 煉獄神
    魔界で信仰される神 初出 1-3 1スレ432レス 2009/09/04(金) 23 17 41.52 魔王「なんだか、魔界の部族の領土争いと変わらないな。  破壊神と煉獄神と暗黒神とにわかれていたほうが、  まだ判りやすいぞ」 宗教 魔界の神々
  • 暗黒神
    魔界で信仰される神 初出 1-3 1スレ432レス 2009/09/04(金) 23 17 41.52 魔王「なんだか、魔界の部族の領土争いと変わらないな。  破壊神と煉獄神と暗黒神とにわかれていたほうが、  まだ判りやすいぞ」 宗教 魔界の神々
  • コメントログ/ネタ/名前を入力してください/魔王
    「パチャママ」 出典 インカ神話 豊穣の女神 -- (kakis) 2011-01-03 15 31 10 「ヴェルンティア」 出典 人工言語アルカ 原義:vernは崩壊、tiiaは愛。世界を滅ぼす最後の惑星外巨大生物(diminion)。 理由 ネタバレだけど、エヴァ的な巨大ロボットanjelikaの一つevanjelinのパイロットであるnalem arbazardとこの巨大生命体が戦闘したら世界終了。そして世界は滅びて再生し、無限の循環を繰り返す。いわゆるインド的円環史観。「まおゆう」の世界観もそんな感じだったが、ここの魔王と勇者は無限ループする世界を突破して丘の向こうへいけた -- (kakis) 2011-01-03 15 50 50 taruru -- (まさひろ) 2011-03-21 15 10 35 18号 -- (クリリン) ...
  • 蜥蜴人族
    蜥蜴人族とは、魔族の一種である。 第二次極光島攻略作戦では、南氷将軍の下で戦った。 初出 2-3 2スレ666レス 2009/09/07(月) 17 18 01.37 伝令「左翼、後退! 蜥蜴人族、およそ1000!!」 魔族の種族
  • 中央砦
    中央砦とは、魔界開門都市内部にある砦。第二次聖鍵遠征軍の貴族や王族を中心とする兵士1000名が駐在していた。 初出 2-3 2スレ642レス 2009/09/07(月) 16 03 35.91 ――魔界、開門都市、中央砦 地名 開門都市の地名 魔界の地名
  • 石弓傭兵
    第二次極光島攻略作戦に参戦した傭兵たち。女騎士より極光島に向かう流氷の橋で石弓で上空と水中を警戒する任務を受けた。 初出 2-3 2スレ660レス 22009/09/07(月) 16 54 42.33 石弓傭兵「「「「はっ!」」」」 関係者 女騎士 人物 人間 男性
  • 首都郊外(湖の国)
    湖の国の首都郊外。湖畔修道会の修道院が立っている。 魔王と勇者が、湖畔修道会に輪作や馬鈴薯栽培を農民に指導するよう依頼しに来た。 初出 1-3 1スレ419レス 2009/09/04(金) 22 46 44.67 ――湖の国、首都郊外 中央大陸の地名 人界の地名 地名 湖の国の地名
  • 王国軍兵士
    第二次極光島攻略作戦に参戦した兵士達。重装歩兵として先陣を切った。 初出 2-3 2スレ660レス 22009/09/07(月) 16 54 42.33 王国軍兵士「「「「はっ!」」」」 関係者 女騎士 第二次極光島攻略作戦総司令官 将官 上官 騎兵将官 共に女騎士と南氷将軍の決闘を観戦。 人物 人間 男性
  • 極光島上陸部
    極光島上陸部とは、第二次極光島攻略作戦で女騎士率いる南部諸王国軍と南氷将軍を長とする魔族軍が交戦した場所である。 初出 2-3 2スレ666レス 2009/09/07(月) 17 18 01.37 ――第二次極光島攻略作戦、極光島上陸部 人界の地名 南氷海の地名 地名
  • 紅の学士
    紅の学士とは、魔王とメイド姉の仮の姿である。聖王都の神学院で研究した高名な学者の姫君という設定。 初出 1-3 1スレ437レス 2009/09/04(金) 23 30 35.05 魔王「南部辺境で農業を中心に研究生活を送っている。  紅の学士と云います。よろしくお願いしたい」 別名
  • 魔族奴隷
    魔族奴隷とは、開門都市で片目司令官に虐待されていた奴隷。 鳴き声からすると、犬系統の獣人族と推測される。 初出 2-3 2スレ650レス 2009/09/07(月) 16 19 45.04 魔族奴隷「御、御酒でござい……ます……」 関係者 司令官(片目司令官) 人物 女性 獣人族の人物 開門都市の人物 魔族の人物
  • 『南部独立都市および自由商人による経済同盟』
    『南部独立都市および自由商人による経済同盟』とは『同盟』の正式名称である。 初出 1-3 1スレ355レス 2009/09/04(金) 19 27 04.00 魔王「正式には『南部独立都市および自由商人による  経済同盟』と呼ぶ。まぁ、いまでは『同盟』で  何処でも通じるな」 組織 経済
  • 聖銀冠騎士団
    聖銀冠騎士団とは、女騎士が所属していた騎士団である。『教会』所属の騎士団。 初出 1-3 1スレ442レス 2009/09/04(金) 23 42 50.89 女騎士「わたしは、元聖銀冠騎士団所属の女騎士。  ゆかりあって、いまはこの湖畔修道会で  みんなの生活の向上のために勤めています」 組織 軍隊
  • 弓兵
    弓兵とは、勇者パーティーの一人であり、執事の別名である。 勇者失踪後は、冬の国の宮廷で冬の王子(冬寂王)に仕えた。 初出 1-3 1スレ442レス 2009/09/04(金) 23 42 50.89 女騎士「私はともかく、弓兵さんも、魔法使いちゃんも  ものすごくへこんでたんだからねっ」 別名
  • 冬の国野営地
    第二次極光島攻略作戦時に冬の国の海岸部に作られた野営地。南氷海の極光島の対岸にある。 3年目年始、女騎士と士官が見張りに励む兵士、義勇軍兵、志願兵を見回った。 初出 2-3 2スレ625レス 2009/09/07(月) 15 26 30.42 ――第二次極光島攻略作戦、冬の国野営地 中央大陸の地名 人界の地名 冬の国の地名 地名
  • 王国軍中佐
    第二次極光島攻略作戦に参加した士官の一人。女騎士より極光島上陸後、一隊を率いて上陸部西の岩山を占拠する任務を賜った。 初出 2-3 2スレ660レス 22009/09/07(月) 16 54 42.33 王国軍中佐「拝命いたしました!」 関係者 女騎士 人物 人間 男性
  • 貴族たちの豪華な寝室
    貴族たちの豪奢な寝室とは、魔界開門都市にある第二次聖鍵遠征軍の司令官(片目司令官)らの寝室である。 3年目年始、悪夢にうなされた司令官が、遠征軍士官や魔族奴隷に怒鳴り散らした場所。 初出 2-3 2スレ650レス 2009/09/07(月) 16 19 45.04 ――魔界、開門都市、貴族たちの豪華な寝室 地名 開門都市の地名 魔界の地名
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