この世界には、人の他にもいろいろと存在しています。
ここではそのうちの一つ、吸血鬼について解説します。
ここで言う吸血鬼とは、血を力の源とする者達の事を指します。
一度死んで吸血鬼に転化したアンデッドが大半ですが、そうでない者もいます。
基本的に、長く存在すればするほどに力を増し、ほかの闇の眷属達にもひとかどの敬意を払われるようになります。
弱点は者によって様々ですが、太陽の光に弱く心臓が弱点なのは共通している様子。
以下、主な吸血鬼の分類です。
世界で最も古い吸血鬼です。
暗黒の精霊みたいなもので、4体しか存在せず、最源四姫とも呼ばれています。
太陽の光で灰になりますが、血があれば復活するので、事実上不老不死です。
吸血鬼ほか闇の眷属の間では伝説でのみ語られる存在ですが、実は普通に吸血鬼社会に馴染んでいます。
人が彼女たちの血を飲むと、強力な吸血鬼に転化します。
そういった吸血鬼は、「直系」あるいは「貴族種」と呼ばれます。
当の四姫は、とってもへっぽこで、数ある吸血鬼の中で最弱です。
でも一応は、限られた時の中でならば、多少は力を発揮できるようです。
魔界に住む妖精に近い存在です。
極めて強い力を持ちますが、数は少なく、人の世界に姿を表すことは滅多にありません。
一応寿命はありますが、血を飲み続ける限り滅多に死にません。
自分たちは闇の王に連なる者、あるいは闇の王そのものだと思っているらしく、王族種を自称しています。
彼らの血を飲んだ人間もまた、「直系」「貴族種」と呼ばれる吸血鬼になります。
とりあえず、偉そう。
最源か王族種の血を飲んで転化した吸血鬼。アンデッドです。
彼らは血を与えられた吸血鬼にちなんで、○○の直系という呼ばれ方をすることがあります。
たとえば、霧姫の血を飲んだものは、霧姫の直系と呼ばれます。
穏健派の吸血鬼をまとめて一つの社会を作り、運営しているのが彼らです。
でもほんの少数、人間はただの餌だと主張する過激派もいる模様。
人間の中にはあらかじめ死んだ後、吸血鬼に転化する宿命を持った者がいます。
そうして吸血鬼になった者は一等強く、王族種に勝るとも劣らない力を持ちます。
彼らによって吸血鬼化された者は、創造主に連なる者となります。
また、吸血鬼に転化した際、そのきっかけが創造主に連なる者だった場合も、やはり創造主に連なる者となります。
つまり、創造主が滅んだ場合、創造主に連なる者達も滅びることとなります。
基本的に、人間と敵対している吸血鬼は、彼らに連なる者達です。
ヴァンパイアハーフともいいます。
主に吸血鬼と人間の間に出来た子供を指しますが、まだ命が残っているのに中途半端に転化してしまった者も、こう呼ばれます。
創造主に連なる者のうちでも長く生きた者はそう呼ばれるようになります。
創造主ほどではありませんが、とても強い力を持ち、その力は貴族種に匹敵します。
創造主に連なる者のうちでも、百年以上生きた者はそう呼ばれるようになります。
そこそこ強いです。
創造主に連なる者のうちで、十年を超えた当たりの者はこう呼ばれます。
獣化や霧化が出来るようになりますが、ほかの闇の眷属と比べても、強さはそれほどでもないです。
創造主に連なる者のうちで、転化したばかりの者。
一般人よりは強くても、ほかの闇の眷属と比べたら雑魚です。
よく、ヴァンパイアハンターにやられてます。
その他の吸血鬼達です。
創造主に連ならない吸血鬼達で、転化理由も、血を吸われたり呪われたり暗黒の儀式を行ったりとさまざまです。
また、弱点もばらばらです。
最終更新:2008年04月01日 19:54