グロック17

マスターが自宅のクリップボードに置いていた銃。


概要

オーストリアのグロック社が開発した自動拳銃。オーストリア軍に制式採用されている。
9mmパラベラム弾使用。装弾数17発。

グロック社はもともと銃器メーカーではなく、この銃は1980年のオーストリア軍銃器トライアルに合わせて同社がはじめて開発したモデルである。
そのため外装素材にプラスチックを多用する、独特な撃発機構とセーフティを採用して安全性を高める、人間工学に基づいたデザインで銃の跳ね上がりを防ぐなど、従来の銃器設計思想に囚われることなく新しい発想を数多く盛り込んだ独創的な銃となった。
当初はその特殊性から敬遠するユーザーも多かったが、次第に信頼性を獲得し、各国の軍、警察に採用され、多くの支持者を得ている。また使用弾薬やサイズを違えたバリエーションモデルも多い。

なお、映画『ダイハード2』で「プラスチック製のため空港のX線検査に写らない」という台詞があるがこれは誤りである。外装はプラスチックだが銃身や機関部、弾薬は当然金属製なのでX線検査で容易に発見できる。


メモ

開発から30年、拳銃の中では比較的新しい設計であり、およそマスターが現役の(20~30代)頃には見向きもされなかったモデルである。およそ隠居した初老の退役軍人が護身用に選ぶ銃としては似つかわしくなく、新しい装備や戦術を柔軟に採り入れるマスターの資質が窺える。

というか新しいもの好きそうだよねこの人。
(■=■)<いいじゃないか~


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最終更新:2010年07月09日 20:43