NHKドラマに場違いな「二胡」登場



NHK視聴者センター  担当部長 堀江威光殿

拝啓

最近目に余る放送姿勢についてお訊ねします。


1.テレビ番組の背景音楽(BGM)で、中国の楽器「二胡」が多用されたこと

大河ドラマの背景音楽に中国の楽器「二胡」が使われています。多くの視聴者がこの番組を見ています。欧州、米国、ラテン、中近東、インド、中国など、音楽の音色は、それぞれの国の伝統が反映されます。それぞれ国民的な音階と音色があり、伝統楽器によるメロディーやリズムで演奏されています。

今度の大河ドラマで、戦国時代の背景音楽として、中国の甲高く、糸を引くように連続する音色の楽器「二胡」を使用するのは、戦乱時代の背景音楽として場違いです。いかがですか?

 どのような考えで選択されているのですか? 
この大河ドラマに限らず、最近のNHKのテレビ放送番組で使用される背景音楽(BGM)に、「二胡」の音色が際立つ場合が多いのです。何か、意図があるように感じます。日本は、現代の音楽まで、中華帝国の音楽文化に染め上げられるようで、NHKは率先して、日本人の意識下に「中華音」をマインド・コントロールしているのですか?
どれほど、「音」に対する感受性が日本人と中国人とで違うのか、有名な俳句で明確に出ています。

「琴」と「二胡」との音の違いです。参考にしてください。

芭蕉  =日本人「古池や蛙とびこむ水の音」擬音で表現すれば「シーン」

鄭振鐸 =中国文人の翻訳「青蛙 躍進古池 水的音」擬音で表現すれば「パシャッ」

周作人 =中国文人の翻訳「古池呀 青蛙跳入水裏的声音」(同上)


2.連日の大相撲八百長ニュ-ス

NHKテレビニュースも、八百長くさくありませんか? 

国会が開会され、政府予算案の審議は国民にとって最重要なのに、突然降ってわいたように、大相撲八百長問題が、連日、テレビニュースのトップ・ニュースです。これこそ「八百長放送」ではありませんか?
検察の内部捜査情報が外部漏洩した経緯の説明もなく、

革マルJR労組から献金を受けている枝野官房長官が「財団法人としての公益法人資格はく奪」などという独断発言をするに及んでは、左翼独裁の恐ろしさを感じます。

民主党の政権運営の信頼性が崩れている国会で、こえを覆いかくすように大相撲八百長をトップニュース扱いするのですか? 2年前、「政権交代」「政権交代」とNHKテレビが率先して騒いでいたのと、真逆の行為です。
日本国民の文化行事「大相撲」を潰そうとする動きに加担していませんか? 

モンゴル出身の力士が多数大相撲で活躍しています。大横綱白鵬が気に入らないと、中華コミンテルン政府からねじ込まれ、長崎(尖閣)の敵を、江戸(大相撲)ではらさんという政府が背後で放送を操作していませんか?

十両以上の全力士の電話記録を徹底的に調べるという取調べの具体的な点までテレビで明かすのは、何か中国への阿りではありませんか? お答ください。     
敬具
最終更新:2011年02月13日 10:48
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