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ノクテリオトローペ

【名前】ノクテリオトローペ
【性別】無し
【年齢】不明
【風貌】
擬装として殺傷した人間の体組織を身に纏うため、不定。
この擬装を用いることができない場合のみ、中肉中背の40代前後の赤毛の男の姿をとる。
こちらの肉体は感覚の鋭い者には数瞬で違和感を与え、数時間もあれば確信に至らしめる、魔の属性を強く帯びるものである。

本性を現した際の姿は常人の倍以上の体躯、灰色の強固な外皮、頭頂部や四肢の先端を覆う金属組織を示し、
血を滴らせるようなおぞましい深紅の眼と鬣を持った、獣とも古代の神像ともつかない貌をした亜人というもの。
金属組織で覆われた鞭の様な尾を隠し持ち、隠し札としてしばしば用いる。

【技能】

『生体時間逆行』:
平常時の効果は些細なもので、接触した獲物の感覚をごく短時間遅延させ、命中した攻撃の成果を増大させる程度のもの。
任意発動という性質もあり、現象の稀少さの割に、脅威度はそれほどでもない。

だが、高出力時はそれも一変。
攻撃のすべてに通常の時間流とは逆行する流れに捕らえることによる停滞効果が付随し、
爪や牙が生体に触れるたびに標的の肉体を減速させる。
極限まで増幅することで退行消滅を引き起こすブレスを放つことさえも可能だが、元々長時間維持できる形態ではなく、
このように砲撃として用いた場合、即座に最低出力にまでエネルギー状態は低下する。
また停滞効果の付与中は、常にそちらにも魔力を割く必要がある。これも、持続性を下げる一因となっている。

とはいえ尋常の生物の域をはるかに上回る身体能力と強靭極まりない肉体こそが強さの根幹であり、
それを補強するこの異能が極めて凶悪であることには変わりない。

擬装用の体表の再構成、非戦闘時の自らの肉体の修復にも用いており、直接的な戦闘能力以外の面でも大きな脅威となる。

『形態変化』:
自らの巨体を人間以下の大きさまで圧縮する、翼膜を展開しての飛行を行うなど。

用途は多岐に渡るが戦闘に用い得るものはほとんどなく、移動や擬装など、戦闘外での利用が多い。

【装備】
無し。擬装時はモーニングスターなど、小道具代わりの鈍器を持ち歩くことが多い
【概要】
邪智と暴力を両立させる上位の魔物。
骸を用いた擬装ににその片鱗が表われているように、狡猾さ・凶暴性ともに特大。
残忍極まりないやり方で標的を嬲り、犠牲者の最後の尊厳さえも奪い尽くそうとする魔物らしい魔物である。

魔神の出現と同時期に姿を現わし、手始めに次々と纏う皮を変えながら人間の姿で殺人と潜伏を重ね、
魔物の影響で狂気に陥った“人間が”同族殺しに走ることの脅威を吹聴。
他者への恐怖を扇動し、人間同士を潰しあわせたところを一網打尽にするという策をとる。
この方法で幾つもの都市を陥落させることに留まらず、精強で知られたとある王国軍の壊滅においても決定的な役割を担った。

以後も策謀を用いて人間の間に不信と不和を撒き散らそうとしたが、ユニアスへの侵入を図った際に擬装が露呈。
人間と魔物の残骸で自らの死を偽装し、遥かに脆弱な、下級の魔物の策と誤認させることで追及を振りきった。
以降は専ら本来の姿で存分にその暴威を揮っている。
最終更新:2017年12月25日 19:57