プログラミングを楽しみましょう、とは言っても、なかなか重い腰があがらないものです。
何か作ろうとは思いつつ、何も作らないままになってしまう。。。
そこで真面目に考えました。
プログラミングには、楽しみ方というものがあるはずだと。
それを無意識的にやれて、どんどん楽しんでやれる人もいるけれど、
何をしたらいいかわからなくなってしまう人もきっと多いと思います。
すずきが常々思っていたのはこんなことです。
- 作りたいものなんて別にない、けどプログラミングを楽しみたい
- サンプルをコピーするだけになるのはつまらない、けどサンプルがなかったら何を作ったらいいかわからない
- ご立派なサンプルを見ると萎える
- アプリケーションとして完成されていない、すごくちっちゃい簡単なお試しを作るのが楽しい。そこから少しずつ発展させるのも楽しい。
それを考慮して、こうすればいいんじゃないかというのが以下です。
- 何を作るかというのは、やはり決めておく必要がある。ゲームが作りたいとか、そんなレベル。
- しかしそれだけだと余りにも目標が大きすぎて、やる気が失せる
- なのでいきなり完成されたものを作ろうとせずに、できるだけちっちゃいプログラムを作る(絵が表示されるだけ、音が鳴るだけなど・・・)
- そのちっちゃいプログラムを作るのだけでも、かなり大変なはず。大変だけど、ちっちゃいから楽しめる
以上がすずきの考えるところです。
もしかしたら私自身にしか適用できない考え方なのかもしれませんが。。。
整理したら、ちょっともやもやが晴れました。
プログラミング入門とか○○言語入門とかっていう
本やサイト、ありますよね。
僕はあれを最初から最後まで読みきれません。
だんだん、本を買って満足するだけになり、次第に買うこともなくなりました。
読みきれないのは、自分に根気がないだけで、やる気になればやれるはずだ、、、とか思っていたけれど、たぶんそうじゃないと、最近思います。
最初から最後まで読んだらその言語がマスターできる、というわけではないです。きっと。
書いている側はおそらく、言語仕様や基本構文を、基礎からしっかり解説していて、こういう順番で基礎から覚えていけば○○言語を覚えられるだろう、というつもりで書いているのだと思いますが、実際に最初から最後まで読もうとしても、続かない。面白くない。
それによって、自分には難しい、無理だ、やっても意味ない、と考えてしまうのはもったいないな~と思うのです。
入門書は、最初から最後まで読むものではなく、興味のあるところだけ読めばいいのだと思います。
実際よくやる手順って、こんな感じかなあと思います。
①入門記事にて、コーディング→コンパイル→実行 の手順を覚える。
②簡単なサンプル(HelloWorld等)を参考に、簡単なプログラムを作ってみる。
③もうちょい別なサンプル(絵が出る、音が出るなど、興味のあるサンプル)を探して
④今まで試した機能を組み合わせて何か作ってみる(音が出て絵が動いて文字が流れる・・・など)
⇒基本的なプログラムが作れる
HSPで何か作ってみようと思ったのですが、
いきなり新しい言語とヘルプだけあずけられても、
仕事で疲れて帰ってきた頭ではやる気がおきませんでした。
やっぱサンプルを改造するところからスタートするのが無理がないですね。
スタートするっつうか、それでエンドでもいいような気がしてきた(笑)
芸術は模倣から始まるっていうし!
興味ないサンプルを改造しようとしても、改造する気が起きないので
興味の持てるサンプル、自分が作りたいものに近いサンプルを改造するのが
よろしいかと。
2008/3/4(火)
ジュンク堂でいろいろとプログラム関係の本を読んできましたが、
1つ参考になるものがありました。
ゲームプログラムの本なんですけど。
いざ何かを作ろうとするとき、一番最初に困ってしまうことは「何を作ろうか?」といった根本的な問題だったりします、とのこと。
作文を書きましょう~って言われたとき、一番困るのは、鉛筆の持ち方でも、送り仮名のつけ方でもなく、「何を書くか」でしょう、という例がありました。
そうそう、まさにそれ。
何を作るかを決めるというのは、実はとっても大事なんですね。
なんとなくプログラムを楽しくやろうぜ~と言っても何を作ったらいいかわからなくなるのは、既にこのサイトで実証されてるし(笑)。
何を作るかが決まってしまえば、なんとか工夫して完成させることができたりするもんです。
あと、そうそう。
本とかサイトのサンプルって、完成した形で載っているけれど、
最初からいきなり完成してたわけじゃない。
試行錯誤してなんとかようやく完成形に落ち着いたはず。
ご立派なサンプルを見て萎えてしまいそうになるけど、実は泥臭いことをやってる。大丈夫。
ちょっとずつ、できる範囲で、小さいものから無理なく作っていくのが
楽しいのではないかと思います。
初心に帰って、やってみますかぁ~
最終更新:2008年03月05日 00:10