ザ・ヒーロー

出典>真・女神転生

原作での役割・特徴

いわずと知れた、吉祥寺在住の初代主人公。通称「ふつお」。
ハスキー犬を連れた少年、ということで、後のシリーズのいろんな人に目撃されている有名人。

救世主として秘められた力に目覚め、世紀末の日本を襲った異変に立ち向かい、魔王や大天使と戦う。
魔法こそ使えないものの、強き魂に秘められた意志の力で悪魔召喚プログラムを使いこなす。
マシンガンを装備して神経弾をバラまいて悪魔を殺戮する姿は、悪魔より悪魔だとも言われる。

パソコン通信ユーザーで、腕に装着する「ハンドヘルドコンピュータ」を自作するなど、いわゆる「オタク」。
(真1発売当時はパソコンは家庭にほとんど普及していなかった)
隣の家には幼馴染の女の子がいるが、その子は別の男(ロウヒーロー)と付き合っている始末である。

選択肢によりLaw-Neutral-Chaosの3スタンスに変動し、ストーリーやエンディングもそれに伴い変化する。
秩序にも混沌にも究極的価値を見出さず、バランスを重視するNeutralエンドがグッドエンドと解釈されがちだが、
中庸とは裏を返せば日和見のどっちつかずであり、核投下や大洪水などの「非常時」において自分の意見を表明せず
ただLawもChaosも拒否して皆殺しにしただけの主人公が果たして正義だったのか、その姿勢の是非もよく問われる。

後に初代のコロシアム・チャンピオンとなるらしく、真2には彼の石像が登場する。
ちなみに真2の世界は「真1でヒーローがどのエンドを迎えたとしても繋がる未来」という設定だったが、
ユーザーから非難があったためか、後に「真1でLawエンドを迎えた場合に繋がる未来」に変更された。

当ロワ内での役割・特徴

最初の集合場面での視点役を皮切りに、「無力な女性キャラを保護」「脱出を目指して活動」
「マーダー化した旧友を撃退」とロワの主人公格のお約束をひた走る王道ポジション。
本人が本編ニュートラルED後の参戦であることに加え、支給品が自身の特性にマッチしたGUMPであり、
スタート地点が廃工場近辺であるという幸運も手伝い、戦力的にもロワ内トップクラスを誇る。

しかしあまりにオイシすぎるポジションのため、出番が最多、戦闘回数も最多の苦労キャラである。
いまだ名無しで「ヒーローくん」「ヒーローさん」と呼ばれるのがなんとも悲しい。

ロワでの軌跡

以上17話(125話時点)
  • 支給品
    • GUMP(ソウルハッカーズ版、合体機能/インストールソフト機能あり)
    • MAG3000
  • 仲間
  • 仲魔
    • 魔獣ケルベロス
    • 妖精ピクシー>天野舞耶の捜索のために別行動
    • 妖鳥ハーピー
    • 妖鬼アズミ
    • 地霊コボルト
    • 地霊ノッカー
    • 地霊ブラウニー
    • 霊鳥ホウオウ>大道寺伽耶に譲渡
    • 妖精ジャックフロスト>合体にて消滅
    • 妖精ジャックランタン>合体にて消滅


参考・「女神転生バトルロワイアル議論・感想スレ 四日目」住人448さんによる解説




【ザ・ヒーロー@真1】
登場話:『ゲーム開始』(0)『ザ・ヒーロー、大道寺伽耶』(6)、『移動開始』(10)、
 『神に選ばれし者』(19)、『誕生そして再開』(20)、『鬼と希望』(26)、『尋ね人』(36)、
 『殺意の渇き』(38)、『瞬間 連携 逃走』(43)、『第二の、或いは最悪の再会』(52)、
 『休息』(65)、『この街の真実』(96)、『笑顔』(97)、『「待つ者」「探す者」』(104)、
 『分岐、選択、決断』(116)…以上15話
遭遇キャラ:伽耶、ロウヒーロー、ヒロコ、アレフ、ベス、達哉、ハンニャ

登場回数、多っ!
多分メガテン主人公と聞いて大体の人が最初に思い出すであろう、言わば主人公代表。
原作の時点で既に母親が悪魔に喰われるわ飼い犬がケルベロスになるわ30年後に飛ばされるわ、
壮絶な経験をしているためか、胆の据わりっぷりは流石。
オープニングではいきなりルシファーに名指しで期待を寄せられ、
その期待に応えて(?)地道な情報収集によって脱出計画を練る頭脳派として足場を固める。
ちなみに彼も名前はまだない。
というか、作中で「ヒーロー君」「ロウヒーロー」などと呼び合っているため、
もしかしたらそれが本名なのかも知れない。つか、この辺の人達が死んだら放送ではどうなるんだろう。

ロワ内で最初に遭遇したのは伽耶で、最初はお姫様を守るナイト的な立ち位置。
マッドな人になってしまった旧友ロウヒーローに襲われても慌てず騒がず迎え撃ち、
武装では負けている状況を仲魔を活用して切り抜ける。
その後、中の人が変わった伽耶とは脱出計画・戦闘ともに絶妙のコンビネーションを発揮。
ゾンビヒロコの襲撃からも逃げ切り、冷静さを失って攻撃してきた達哉からも伽耶を守り抜く。
捕らえた達哉への脅し混じりの説得の様子から、今まで人当たりが良く優しいタイプに見えていたものの
それは相手が女性だったからであり、男には結構厳しいことが明らかに。
脱出の鍵と目した舞耶と合流するため達哉を送り出して一段落したところを、今度はハンニャに襲撃される。
襲撃を受けるのは実に4回目。この巻き込まれ体質っぷりも主人公の中の主人公ならではか。

すっかり参加者の1人のようになっているピクシーや乗り物にもなるケルベロスなど仲魔も豊富で、
その情報処理能力も含め、まさに司令塔と呼ぶに相応しい存在感の大きいキャラである。
本人はCOMP操作と仲魔の活用に長け、相棒は魔法関係に強い伽耶(というか未来ドウ)。
対主催勢力の中心になれそうではあるが、送り出した達哉は行った先で暴走中、
本来のパートナーだったヒロインも別の場所で暴走中、と周囲に火種は少なくなかったりする。
精神面の強さは折り紙付きだが、苦労はまだまだ尽きそうにない。頑張れヒーロー。

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最終更新:2010年12月31日 02:02