◆キセキシズカムーン
モチーフ:静か餅+月の兎
能力:餅を搗くことで開運を占う程度の能力
概要:
"夜中に餅を搗くような音のする怪。益子町では、人によってではあるが、丑の刻に「コツコツ」と餅を搗くような音が聞こえることがあるという。この音が遠方から近づいてくると「シズカモチに搗き込まれる」といって開運に恵まれ、音が遠ざかると「シズカモチに搗き出された」といって運が衰えるといわれていた。すなわち、臼を搗くこの音は、聞こえ方で家運を知る占いのような役割があった。搗き込まれた人は箕を後ろに向いて出すと、財産が入ってくるといわれている。茂木町では、夜、ドシンドシンと餅を搗く音が聞こえると長者になるといわれ、これを隠れ里の米つきといった。"
―――丸善出版「47都道府県・妖怪伝承百科」より抜粋
(参考資料:東方人形演舞)
人間時の姿は『餅搗きの静香』の呼び名で知られる事件屋で、
本詠町で自らが経営している米菓子店の二階を事務所として設け、依頼を受け付けている。
依頼を受けた時に奇跡獣人と化し、標的を制裁している。主な仕置き方法は、標的を臼に押し込め、餅搗きの要領で制裁する、というもの。制裁はモータルコンバットでいうところのフェイタリティ、またはブルータリティのような演出が入る。
米菓子店のオススメは「開運餅」。6個入りだが、1つだけ激辛という、ロシアンルーレット系。
最終更新:2021年05月07日 19:54