キセキドウメシック

◆キセキドウメシック
モチーフ:百目鬼+トキシック+シックル
能力【毒気と炎を放つ程度の能力】
概要:
鬼の伝承から生まれたオトギ種の奇跡獣。
元となったのは「百目鬼(どうめき)」。この場合の百目鬼は「兎田の百目鬼」に基づく。
+ 『兎田の百目鬼』
大曽(宇都宮市大曽)を通りかかった藤原秀郷(ふじわらのひでさと)のもとにふしぎな老人が現われ「大曽村の北西にある兎田という馬捨場にゆけ」と告げたので向かったところ、
十丈はあろうかという大きさで、百の目をもつ刃のような髪の鬼が姿を見せたので、弓を射って退治したとされる。
矢を受けて去った百目鬼は明神山で倒れたが毒気と炎を放ちつづけ、本願寺(宇都宮市塙田、後に宇都宮市鶴田町に移転)の智徳(ちとく)という僧の法力によって成仏をするまで人々を困らせていたという。

miratubeの枡華麗道公式chで配信されているオリジナルシナリオ「百鬼繚乱、枡華麗道!」に登場。
シナリオは4人組のmiratuberグループ(正体は桃太郎の伝承から生まれたオトギ種の奇跡獣)と共闘し、日本各地に潜む「鬼」の退治とミラクルハートの回収に向かう内容。
東西北の3手(ルートは仮面ライダービルドにおける、スカイウォールの惨劇で3都に分断された日本に基づく)に分かれて行動、このうちファジー(正体は雉モチーフの奇跡獣)と同行したマリーが最初に向かったのが栃木県である。
宇都宮市に到着した時には既に、高僧(正体は百目鬼の伝承から生まれた奇跡獣だが、こちらは「百穴の百目鬼」に基づく、善良な奇跡獣)と奇跡獣が戦っている最中であった。
+ 『百穴の百目鬼』
長岡の百穴には昔、百匹の鬼を従えた鬼が棲んでいたが「鬼のような世界からは出たい」と発願。
本願寺(宇都宮市塙田)に通って仏門に帰依した結果、人間に生まれ変わることが出来た。"百"匹の鬼の頭"目"だったことに由来して「百目鬼」という地名がついたとされる。
本願寺に人間になった百目鬼が感謝のしるしとして置いていった親指の爪と水晶の数珠が残されているという。

姿は10丈(尺貫法で30.3m)におよぶ巨大な鬼。毒と炎で相手を苦しめる。
シナリオでは矢を受けて明神山へ退避。最後の力を振り絞り口から火炎放射を放ち街を焼き尽くそうとしたが、高僧の法力とマリーの必殺技の合わせ技で浄化された。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年05月09日 22:16