ヴェントスポリス・トレーボル


希釈。蒸発。拡散。
薄まり散らばる自我(エゴ)とともに、大事だった筈の"誰か"の記憶が徐々に薄れて消えていく
祈るように合わせた掌のスキマから、夢が(こぼ)れ落ちる。
…いま零れ落ちたあの夢はかつて起きた現実だったのか?それともありもしない幻想のお伽話…?
次回、ミッドヴィリームfrontier第40話-√C『クルーシュチャ』
零れた夢、現、そして百里霧中。

V.M.W.Uのマスケラ・トレフル帝国の都市…の位置に築かれた高い灯台塔を備えた城砦。こちら側ではNZ・クライストチャーチの位置にある
こことエスパーダ・コラソン・ディアマントの四都で『四面結界』を張ることで
『幻喪海面』のマスケラ連合への浸食を防いでいる

碁盤目状の整然としたメインストリートに、大小合わせ百を超える公園や薔薇園があることから『薔薇の庭の町』(ローズガーデンタウン)とも呼ばれる
町の真ん中に領主の屋敷があり、その周囲に茨の生垣で作られた迷路が広がっている
代々領主を勤めるコミーズ家の統治下にあり、現在の名目上の領主はハルトマン・ローズによく似た妹のロリストン・コミーズのほうだが、実際の権力は後見人であるサード・テレパスに似た姉のサトゥリー・コミーズが握っている

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最終更新:2023年10月10日 21:29