『『『『『鉄風雷火ノアイアンソルジャー!クインデッド・キャノン!!』』』』』
戦車博士ファルアイ・ドクタックがケイオスの意向に反し、こちらの世界に来てから独断で開発した自律AI搭載の5体の戦闘マシーン(人形戦車)。
右腕のアームキャノンが特徴的で、それぞれ01から05までのナンバーが割り振られている。
奇跡獣士ではないのでヴィリームの必殺技で浄化する事が不可能。
そのため倒すには物理的に破壊する必要がある。現在は侵攻戦艦ムササシャドーの格納庫内でスリープ状態に入っている。
「ナンバー01、起動シマス…システム・オールイエロー。総点検ト、天然物ノ機械オイルノ補充ヲ要請シマス」
「ワレエンジン不調、援護スル、先ニ掛カレナンバー02」「汚イゾ貴様、先ニ決メタトオリニシロ、ナンバー03」
「ナンバー05、レールキャノン発射準備完了。発射シマス…自爆システムガ作動シマシタ…5,4,3,2,1…」
なお、ナンバー4のみシステムエラーのため長く起動せずにいたが、ファルアイがいちかばちかとミラクルハートを投入したことにより起動。
ただしその際に自我に目覚めて暴走し、人間の姿を取れるようになる。
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ストーりー:鋼鉄の彷徨 |
「しっかりしてください!大丈夫ですか!?」
ある日、夢空区の山中で立ち上る火柱。
駆けつけたヴィリームたちが目にしたのは、巨大なクレーターと、倒れていた一人の少女の姿。
ヴワルで手当てを受け、目を覚ました少女だったが…
「わたしは…誰?」
少女は記憶を失っていた。かろうじて思い出せたのは『華音(かのん)』という名前のみ
なにか手がかりはないかと、ともに幻想町のあちこちを回るヴィリームたち。そこに…
「見付けましたなのです!」「「「「サア、ソノ娘ヲ渡セ!」」」」
突如現れた名のケイオスの戦車技師ファルアイと、自律戦車クインデッド・キャノンたち。
映塚区の荒野に、鋼の雨が降りそそぐ…
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事の真相 |
華音の正体は、造られてから機能停止していた"クインデッド・キャノンのナンバー04"である。(かのん=キャノン。)
どういうわけか動かないナンバー04にファルアイが「いちかばちかなのです!」とどこからか入手したミラクルハートを投入
起動に成功したもののナンバー04は謎の人間化を起こした上で暴走、物語冒頭の爆発を起こしファルアイとナンバー01~05を吹き飛ばしてしまう。
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戦うヴィリームたちと自律戦車たちを見て、次第に記憶が戻っていく華音。
そして、倒れたヴィリームのひとりに流れ弾が飛んでいくのを見た瞬間…
頭の中で何かが弾け、右腕を大砲に変化させ流れ弾を撃ち落とす華音。
「思い出した…」
「私は、ナンバー04。クインデッド・キャノン・ナンバー04」
すべてを思い出したナンバー04は、かつての仲間たちのもとへ帰る。
ヴィリームたちに「世話になったな。また会おう」と言い残し…
(fin)
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最終更新:2022年03月13日 21:31