奇跡獣士とは、もう一つの地球である
ミラクルアースにおいて
自然発生した
奇跡獣たちが更なる進化を繰り返した末に誕生した新たな種族であり、地球の奇跡獣が成長の結果進化を遂げる存在でもある。
ミラクルアースにおいては、人類に代わって奇跡獣士たちが生物ピラミッドの頂点の地位についており、
様々な文明を築いている。
(ちなみにミラクルアースにも村レベルあるいは島レベルの
『神隠し』により漂着したり、
奇跡獣の"人間化"現象によって誕生した人類は住んでいる。また、奇跡獣士に進化していない奇跡獣も少なからず居るが、どちらも力関係および社会的な地位は奇跡獣士に比べ低い。)
普段は人間に近い姿形をしているが、戦闘時や大ダメージを負った時などは元の姿に戻る。
(元の姿が無かったりそもそも元の形が人間そっくりなものもいる。)
元となった奇跡獣や性質により、以下の種族に分類される。
【奇跡獣士の種族分類】
『アヤカシ種/Type:Ayakashi』
→自然物・器物・動植物などに
ミラクルパワーが宿って自然発生した奇跡獣たちから進化したとされる種族分類だが、如何に進化を遂げたかは不明。
特徴として他の奇跡獣・奇跡獣士を取り込んで姿形を変化させたり、別のミラクルパワーに干渉して特殊な変化を与える能力を主に有する。
こっちの世界に直接飛ばされると不定形な"
よくわからないもの"として現れ、存在が不安定になるため、こちらの世界の物体や生物を取り込むか、
サモンゲートを介して移動することで存在を安定させる。
"何かに宿る前のミラクルパワーが生命を持つと、アヤカシと呼ばれる。どのような形にも進化できる無限の可能性こそがアヤカシの真骨頂"
対応する五行は『水』、三精は『星』
『タタリ種/Type:Tatari』
→妄執・感情のミラクルパワーに影響された奇跡獣や
奇跡獣人から進化したとされている種族分類。(強い一種類の感情が発生しやすい場所で放置された奇跡獣の
ミラクルハートがタタリ種に"進化"するという噂も…)
奇跡獣および奇跡獣士は本質的に精神的な生き物だがこの種族はそれが顕著で、生物の特定の感情エネルギーを餌にしている。
その感情エネルギーを欠かすとパワーダウンし、さらにその状態が続くと
休眠状態に陥る。
こちら側の世界では実体の無い幽霊のような状態であり、土や水で仮初めの肉体を作るか、こちらの生物に取り憑くか、アヤカシ種同様サモンゲートを介し移動することで肉体を持って出現できる。
"ミラクルパワーが概念と融合するとタタリが生まれる。実体を持たぬゆえの不死不滅こそ彼らの強みである"
対応する五行は『木+火』、三精は『月』
『オトギ種/Type:Otogi』
→伝説・伝承の性質を宿すミラクルパワーの影響を受けた奇跡獣から進化したとされる奇跡獣士の種族分類。伝説の残る場所で眠っていた他種の奇跡獣の
ミラクルハートがオトギ種へと進化することも。
タタリと似ているがこちらは触れることのできる肉体を持つ。肉体的には非常に強靭だが、元となった伝説・伝承の弱点をそのまま持つ。
上二種と違い、
サモンゲートを介さずともそのままの姿を保ったままこちら側の世界に来ることが可能。
しかし、元の伝説・伝承がこちらに無かったり、あるいは廃れていると激しくパワーダウンし、伝説の内容が変質していたり間違って伝わっているとそれに引きずられて姿や性格・能力が変わる。
また、元となった伝承伝説で弱点だったモノで倒された場合、オトギ種の場合のみミラクルハートにならずミラクルパワーとして雲散霧消する危険がある
"ミラクルパワーが伝説・伝承という型に嵌まるとオトギとなる。柔軟性はないが、変われぬことが折れず曲がらぬ剛毅さを生む"
対応する五行は『金』、三精は『陽』
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奇跡獣士三種族・強弱相性について |
オトギはアヤカシに弱い
→型に嵌まったオトギの攻撃ではアヤカシの変幻自在の肉体の芯を捉えるのが難しい
アヤカシはタタリに弱い
→あやふやな肉体と精神を持つアヤカシには本質が非実体であるタタリの攻撃が通りやすい
タタリはオトギに弱い
→本質的な意味で実体を持たないタタリは型に嵌まって揺らがないオトギの強固な肉体の芯を抜けない
※あくまで『相性』であり、格の差をひっくり返せるほどのものでは無い。
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『シキ種/Type:shiki』
→上三種と違い、ミラクルパワーを操ることのできる者や、強大なミラクルパワーを持つ奇跡獣士によって、ミラクルパワーから人工的に”直接”産み出された奇跡獣士の分類。
特徴はまちまちだが共通することは一点特化である分野においては恐ろしい力を発揮する、という点。(
東風谷奇跡団の早苗以外の初期幹部たちも一応この部類に入る。)
万能型のシキ というのもいることはいるが、これは例外中の例外である。
【奇跡獣士たち】
最終更新:2023年01月12日 22:18