プロットカードの一覧

カード名の命名規則は"鉱物or宝石+タロット名"

それぞれのプロットカードにはそれぞれ別の"カードが司るもの"とそこから派生した特殊能力があり、
各カードを手にしたものはその能力を使用することができる。


0 愚者
『石墨の愚者(グラファイト・フール)金剛石の愚者』(ダイアモンド・フール)
【司るもの】"飛躍"と"超越"
【能力】あらゆる法則・束縛、呪縛を無視し、いかなる状況下でも思いのまま自由に行動することが可能になる。
現在、行方不明の二枚のカードのひとつ。

I 魔術師
『翠玉の魔術師』(エメラルド・マジシャン)
【司るもの】"創造"
【能力】物質を構成する地水火風の四元素を組み換えることで無から有を生む。
使用者に錬金術・四大元素に関する知識が無い、もしくは乏しい場合、なにが産み出されるかはランダムに決まる。
+ 最近の研究により…
最近の研究により、以下の四枚の副札に分裂することが発覚。
I-a 剣(ソード)
司るものは"風"。
I-b 杖(ケイン)
司るものは"火"。
I-c 硬貨(ペンタクル)
司るものは"大地"。
I-d 杯(カップ)
司るものは"水"。

II 女司祭
『藍玉の女司祭』(アクアマリン・プリーステス)
【司るもの】"浄化"と"治癒"
【能力】使用者の手から光を放ち、傷と病を治療し完全に健康な状態に戻す。
ただし生まれついてのものは癒せず、古い傷を治療すると『現在~その傷を負った時』までの記憶を失う。
(これはカードが記憶=脳細胞に付いた傷跡と認識するため)

III 女帝
『月長石の女帝』(ムーンストーン・エンプレス)
【司るもの】"解放"
【能力】他のプロットカードの能力を強制的に暴発させる。『IV.皇帝』の能力で封印されているプロットカードに対して使うことで封印を解除することも出来る。

IV 皇帝
『日長石の皇帝』(サンストーン・エンペラー)
【司るもの】"支配"
【能力】他のプロットカードに対し、自らが許可を出すまでその能力を封印する。
封印したプロットカードの能力を自らが使用することも出来るが、その場合能力使用後に封印が解除される。

V 法王
『黒曜石の法王』(オブシディアン・ハイエロファント)
【司るもの】"律法"
【能力】効果範囲内の相手に強制力のあるルールを一つ、設定することができる。
ただし一度設定してしまうと本人もそれに逆らうことはできず、あらかじめ条件を決めておかなければ解除も不可能。

VI 恋人
『混水銀の恋人』(アマルガム・ラヴァーズ)
【司るもの】"和合"
【能力】使用者と能力使用に同意した相手との間で、知識や経験、生命力などさまざまなものを共有することが出来る。

VII 戦車
『隕鉄の戦車』(メテオライト・チャリオット)
【司るもの】"速度"
【能力】相対的に、自らに『近づくもの』あるいは『遠ざかるもの』の速度を同じ比率で自由に加速/減速させられる。
一度に操れるのは片方だけで、相対距離の変化しないものには効果がない。

VIII 正義
『硫黄の正義』(サルファル・ジャスティス)
【司るもの】"熱狂"
【能力】使用者が強い感情を抱いた時、その感情を周囲の人間に無差別に『感染』させることが出来る。
能力そのものの効果範囲は狭いが、感染した人間からさらに周囲の人間に『感染』していくため、人口密集地においては広範囲に及ぶ。

IX 隠者
『蛍石の隠者』(フローライト・ハーミット)
【司るもの】"認識"
【能力】周囲の生物の知覚を操り、あるはずのものを"ない"と誤認させたり、逆にそこにないものをまるで"ある"かのように認識させることが出来る。
逆に自身に対して使用することも可能で、五感や直勘を極限まで研ぎ澄ますことで、未来予知めいたことも可能になる。

X 運命の輪
『蛇紋岩の運命』(サーペンティン・フォーチュン)
【司るもの】"必然"と"宿命"
【能力】使用者が一呼吸の間に行える、次の行動を偶然の介在する余地無く"必ず成功させる"能力。
極めて強力な能力ではあるが、かすかでも成功の目がある行動でなくてはならず、
しかも運命をねじ曲げることにより、その成功を台無しにするような"揺り戻し"が発生する可能性がある(成功率の低い行動ほど揺り戻しは強く、発生の確率も高くなる)
副次的な能力として、漠然とした"運命の流れ"を感じ取ることが出来るようになる。

XI 力
『星紅玉の力』(スタールビー・ストレングス)
【司るもの】"密度"
【能力】使用者と、手に取ったものの密度を自在に変化させることが出来る。
変化させることのできる密度は、ほとんどゼロ(霊体レベル)~元の1000倍まで。

XII 刑死者
『磁鉄鉱の刑死者』(マグネタイト・ハングドマン)
【司るもの】"方角"
【能力】視界内で動いているもの一つを、速度はそのまま動く方向だけを自在に変えることが出来る。
使用者が視認できないものや、動いていないものには効果が発揮出来ない。
副次的な能力として、視界内の動くもののベクトルの向きと大きさ、重心の位置が分かるようになる。

XIII 死神
『鉄錆の死神』(ラスティ・デス)
【司るもの】"終焉"
【能力】触れたものと使用者のどちらかが『終わりを迎える瞬間』まで時間を無限に早送りする。
効果が発揮された後、早送りされた時間は巻き戻る。

XIV 節制
『真珠の節制』(パール・テンパランス)
【司るもの】"変容"
【能力】使用者の肉体・精神を自在に変化させることが出来る。翼を生やす、腕を増やす、炎を吹くなどの芸当も可能。
ただしトータルの能力値は変わらないため、どこかを伸ばせばそのぶん別のところが退化する。
とある奇跡獣士のベースとなったとも言われる

XV 悪魔
『塩の悪魔』(ソルティー・デビル)
【司るもの】"欲望"および"価値観"
【能力】欲望を操作し、相対的な価値判断を狂わせる。
例えば命より大事なものがゴミクズ同然に見えたり、逆に路傍の石が世界一の宝物に見えたり出来る。

XVI 塔
『水晶の塔』(クリスタル・タワー)
【司るもの】"完成度"
【能力】"99〜0%は100%ではない、という意味で同じものである/100〜1%は0%ではない、という意味で同じものである"という理屈のもと、物質の完成度を100%か0%のどちらかへと変化させる。ただし100%←→0%の変化は不可。
例として、石垣から石一つ引っこ抜くだけで石垣全体を崩落させたり(→0%)、逆に一撃で粉々にしない限り壊れない盾を作ったり(→100%)出来る。

XVII 星
『猫目石の星』(キャッツアイ・スター)
【司るもの】"偶然"と"運"
【能力】使用者の周囲に存在する運気を操り、一点に集めたり、あるいは散らすことによって
幸運を呼び寄せたり、逆に不幸をもたらすことが出来る。

XVIII 月
『白銀の月』(シルバー・ムーン)
【司るもの】"精神"と"夢"
【能力】周囲の人間が見ている夢をつなげ、巨大な一つの夢としてその内容を自在に改編できる。
このつなげた夢の大きさ強さによっては、改編された夢の中での出来事は現実にも影響を及ぼす。
夢を操作している間、現実では使い手は無力になる

XIX 太陽
『黄金の太陽』(ゴールデン・サン)
【司るもの】"熱量"
【能力】周囲から熱を奪って寒冷化させたり、
逆に任意の一点に奪った熱量を集中させて焼き払うことが可能。

XX 審判
『電気石の審判』(トルマリン・ジャッジメント)
【司るもの】"断罪"
【能力】使用者が指定した相手に、裁きの象徴である雷を落とし断罪する。
ただしそれを判定するのはカードに宿る意思そのものであり、『使用者の方がより罪深い』と判定されれば雷はそのまま使用者を襲う。
『V.法王』のカードとは互いに能力を無効化し合う(審判は法王のルールに縛られないが、法王側も裁きの雷の攻撃対象にならない)

XXI 世界
『琥珀の世界』(アンバー・ワールド)
【司るもの】"分断"と"障壁"
【能力】ひとつながりのものや、境目の曖昧なものに境界線を引くことで、二つに分けることが出来る。
応用により、外部からの侵入/内部からの脱出 を禁止する"結界"を張ることも可能。
現在、行方不明の二枚のカードのひとつ。

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最終更新:2024年10月10日 07:40