「ごきげんよう、我が運命の乙女・トクコ♪ "かすてーら"でも一つ、如何かな?」
天岐宮家の移動手段となっている幽霊船の船長で、外見年齢20代半ばほどの日系オランダ人の陽気な金髪女性。
性格は若干きざっぽく、オペラめいた芝居がかった言葉遣いをする。
まともな手段ではたどり着けぬはずの天岐宮家屋敷のある、瀬戸内海の"地図にない島"になぜかふらりと漂着、
以後は
徳子に一目惚れして"運命の乙女"と呼び(勝手に)忠誠を誓っている。そのため
清眼からは睨まれている。
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実はその正体は… |
☆キセキキャラベローロ
モチーフ:キャラベル(船の種類)+ローロ(ポルトガル語でおうむ)
能力【船を動かす程度の能力】
→自身の本体であるキャラベル船を意のままに操る。彷蘭自身は指一本動かす必要は無いが、『面 舵!』『取舵!』『良候!!』などの掛け声を出せない状態では単純な動きしか取らせることができない。
説明:
『フライング・ダッチマン』の伝説から生まれた、オトギ種の奇跡獣。
アフリカ大陸南端近くの喜望峰近海で、オランダ人船長が風(あるいは神)を罵って呪われた。船は幽霊船となり、船長はたった1人で永遠にさまよい続けることとなった…という幽霊船にまつわる民間伝承。
これを元ネタにしたオペラがワーグナーの『さまよえるオランダ人』。筋書きは"神を冒涜したために永遠に海をさまようことになった幽霊船の船長が、運命の乙女により救われる"というもの。
外見は船の帆に似たマントに中世の船乗りの衣装を着て側頭部から小さなオウムの羽根を生やした人間型。
掛け声ひとつで本体である幽霊船を自在に操り、体当たりや舷側に据え付けた大砲での砲撃を行う。
生まれた後、ワーグナーがオペラ『さまよえるオランダ人』を完成させた影響で性格が変わり、自らの"運命の乙女"を求め七つの海を旅してきたが、
東の果ての島の小さな海の小さな島でその運命の乙女(徳子)と出会った(と、本人は思っている。)
特殊な能力として、水上から水上へとかなりの距離を瞬間移動でき、雨風を呼び嵐を巻き起こすこともできる。
(ただしミラクルパワーを消費する。瞬間移動は"誰かから見られている状態では使えない"+"陸を横切る移動の仕方はできない"という制限付き。)
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最終更新:2024年01月29日 09:15