『鏡都』ヘルズムーン


なぜ、どうして戦う。
なぜ剣を向けあう。
ともに落ちた地の底で、互いの心の中を覗く。
そこには、荒涼たる砂漠の中、
闇夜に剣を求めて立ち尽くす、孤独な己の姿が在った。
次回、ミッドヴィリームfrontier第11話『双鬼』
死が互いを分かつまで。



コンガラ北西部の海岸沿いにある、砂漠の商業都市。
国の重臣でもあるキクリの領地で、日干し煉瓦に漆喰を塗って作られた白く綺麗な街並み
コンガラ有数の港町であり、他の沿岸の街や、海を挟んで対岸のサリエス王国とも交易が行われている。
東の『鬼城』ラショーモがコンガラの陸の玄関口なら、こちらは海の玄関口といったところ。
そうして海の向こうから運ばれた珍しい品を売るもの買うもので街の真ん中にある広場は常に露店や大道芸で賑わっている
街並みは建て替えと増築を重ねた結果、まるで迷路のように入り組んでおり、迷うと容易には抜け出せない。
領主であるキクリ自身の館は街の地下、球状の空洞内にあり、キクリはそこに座ったまま街中に設置された108枚の鏡を通じて街の様子を見守っており、
館への出入りは街の各所に配置された10枚の大鏡を通して行う


+ タグ編集
  • タグ:
  • ミラクルアース
  • コンガラ
  • 都市
  • 港町
  • キクリ
  • 十一面観音
最終更新:2022年03月09日 20:41