ツタンカーメン

【元ネタ】史実、都市伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ツタンカーメン
【性別】男性
【身長・体重】149cm・35kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 エジプトの主神アメンの生き姿とされた。

死後の王:A
 現界する「最盛期の状態」が既にして死者である王。
 生前の功績によらず、死後に墳墓の発掘者を殺害した呪いの逸話から
 死者(ミイラ)の状態で英霊の座に至った事による「不死」性。
 HPを全て失っても肉体が一時的に消滅するのみであり、夜明けと共に自動蘇生する。
 アサシンの肉を納めたカノポス壺全てが破壊された時、この効果は解除される。

【宝具】
『亡皇の黄金仮面(トゥト・アンク・アメン)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:0 最大捕捉:50人
 アサシンの王威を示す黄金のマスクであり、彼の王墓におけるもっとも有名な副葬品。
 真名解放により、地下王墓の風景を結界として展開する。
 結界の内部では、知覚が阻害され内部での存在を感じにくくなると同時に、
 『墓守の死の翼』の進行が一時的に遮断される。

『墓守の死の翼(アルムート・ジャナーヒーヤ・アレイク)』
ランク:C 種別:対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
 生前「生けるアメンの姿(トゥト・アンク・アメン)」と呼ばれた王が、
 死亡することによって変質したかつての神霊の機能。
 信仰を通じて恩寵を与える神霊の機能が逆転し、
 物理的接触及び、概念上の接触を通じて対象に死を与える呪詛と化している。
 対象がよりアサシンに接触するほど呪詛はより深く対象を蝕む。
 ただし、呪詛の総量は決まっているため、接触している対象が増加するに従い、
 個々の対象に対する呪詛の効果は減少する。

【Weapon】
『無銘・杖』
 ファラオとしての権威の象徴――
 ではなく、歩行を補助するための道具。
 打撃武器としての使用も可能だが、有効というわけではない。

『四大カノポス』
 ファラオの肉体を神に捧げ、加護を得る為の儀式壺。
 アサシンがこれを触媒に捧げ破棄する事で、守護神の力を一時的に借りて大魔術を行使出来る。
 カノポス壺を一つ失う毎にアサシンの不死性が低下し、全て失った場合、
 「死後の王」による復活は不可能になる。

【キーワード】
『ホルエムヘブの呪い』
 アメン信仰を蔑ろにした父が原因で、三代続けて王家の記録より抹消を受けている。
 永年認識されぬままに置いた事で存在自体を希薄化させている「存在抹消の呪い」。
 サーヴァントとしての痕跡さえも消失させてしまうこの強力な呪いにより、
 暗殺者の能力を本来持たないアサシンは「気配遮断」等のスキルを得ている。

【解説】
 古代エジプト第18王朝のファラオ。アクエンアテンことアメンホテプ4世の子。
 先代ファラオであった父は宗教改革(アマルナ改革)を断行したが
 父の死後9歳でファラオとなったツタンカーメンは改革への反発を抑える事ができず、
 結果この古代エジプトにおける宗教改革は短期間で終わり旧来の信仰へと復帰した。
 身体的に脆弱だったツタンカーメンは他に特筆すべき功績も無く、18歳にして夭折。
 継嗣の無いままの逝去により国は更に混乱し、第19王朝へと移り変わる事となる。

 これで終わりだったなら、ツタンカーメンが英霊と呼ばれる事は無かったろう。
 王朝の混乱と交代のためか名は記録や王名表から消し去られ、忘れ去られたファラオ。
 しかし、ツタンカーメンの王墓はファラオのものとしては貧弱だった故にか
 20世紀に至るまで盗掘で荒らされる事なく残り、考古学者ハワード・カーターにより
 埋葬当時をそのままに留める姿で発見され世界を驚かされる事となった。
 ところがその後、発掘のスポンサーであったカーナヴォン卿はじめ発掘者達が急死。
 更には直接に発掘へ参加しなかった関係者達までが次々に命を奪われて行った。
 王の墓を荒らす者は死者の翼によって葬られるであろう――
 これが広く世に知られた『ファラオの呪い』である。

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最終更新:2015年02月06日 19:23