アクエンアテン

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アクエンアテン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・67kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”工房”を上回る”都市”を形成する事が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 キャスターの場合は、宗教用の道具を作る事が可能。

【固有スキル】
皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 異端のファラオと呼ばれたキャスターはランクが少し落ちている。

神性:A
 自らをアテン神と同一視し、民衆に神として崇拝されたことから高い神性を有する。

情報抹消:B
 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から彼の能力・真名・外見特徴などの情報が消失する。
 キャスターの場合は、死後に彼に関する事柄が記録書などから抹消されている事から獲得したスキルである。

新教改革:A
 古き信仰を否定し、新しき信仰を広めた英雄に与えられる特殊スキル。
 相手が多神教の神に由来する加護などを持つほど相手に不利な補正が与えられる。
 逆に相手が一神教の神に由来する加護などを持つ相手の場合、自身の各パラメータが低下する。

【宝具】
『旧き神々よ、我が偉業を刮目せよ(アケト・アテン)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
 生前にキャスターが建造した新首都であるが彼の死後に放棄された呪われた都市。
 この都市は、14個の巨大な境界碑が持つ力により、神の一撃をも退ける強力な魔力シールド、
 海中、地中、海中と様々な場所への移動機能、
 さらにアテンを信仰しない者の侵入経路を封鎖する防衛機能を兼ね備えた空中機動都市へ変貌を遂げている。
 また、都市内においてキャスターとアテンを崇める民はあらゆるバッドステータスを無効とし些細な傷すらも即座に回復する。
 この効果により、神殿都市を攻略しない限りはキャスターを死に至らしめる事は出来ない。

 万が一、敵対者が都市内部に侵入した場合には
 かつて都市建設のために酷使され死に至った労働者の亡霊が、侵入者を屠る為に呼び出され襲い掛かる。
 また、神殿都市と言われる都市には神殿の機能を合わせ持ついくつもの魔力炉心が設置されており、
 対侵入者用の迎撃装置である魔力砲が都市内部の範囲ではあるが発射可能である。
 この都市内で死亡した者は都市を守護する亡霊として迎え入れられ未来永劫キャスターの僕となるだろう。

『我が至高の太陽よ、神威を簒奪せよ(アテン・アマルナ・イクナートン)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 テーベ地方に祀られていた太陽神の一柱。
 姿は純白に輝く光の球体であり、内包する熱量は太陽と同等。
 真名解放する事で疑似的な権限を果たす。
 この日輪を放つ太陽神はキャスターと意識を一体化しており、キャスターの自由自在に動かす事が出来る。
 攻撃時は神性特攻効果を有する光線を発するが、
 敵対者の捕縛・吸収を目的とする拘束攻撃と、太陽と同等の熱量を含んだ光線の照射という二種類の攻撃方法がある。
 拘束攻撃により捕縛し球体の中に取り入れた者が神性を持っている場合、神としての在り方を簒奪し、自身の神性に統合する。
 統合を繰り返す度にかの太陽神は一つの神話体系の主神に匹敵するほどの神性を習得し、その地の至高神として君臨する。
 しかし、キャスターの死後は信仰を駆逐され顧みられなくなった事から、その絶対性をもって顕現可能な領域は『旧き神々よ。我が偉業を刮目せよ』内に限られる。

【解説】
 古代エジプト第18王朝時代のファラオ。改名以前の名はアメンホテプ4世。
 旧来の神々を否定し、唯一の太陽神として夕日の神格であるアテンを熱烈に信仰した事から一神教の創始者としても知られている。
 これにはファラオに迫る権勢を誇ったアメン神官団を始めとする宗教勢力を弱体化させる狙いがあったと推測されている。
 アテン信仰の土壌とするための新首都アケトアテンの建設開始を契機に「アテンに愛される者」の意である「アクエンアテン」へと正式に改名。
 テーベからアケトアテンへの遷都から程なくして、都市が存在した地名を冠して後世にはアマルナ改革と呼ばれる宗教改革を主導する。
 神殿の破壊・封鎖など既存の神々の排斥に加え、改革に抵抗するアメン神官団等との権力争いを繰り広げた。
 改革はアマルナ様式と呼ばれる写実性に富んだ新しい美術様式を生み文化を促進させるなど一定の成果を齎したが、アケトアテン建設に伴う労働者の犠牲や疫病の蔓延もあり、アクエンアテン死後は頓挫する。
 アクエンアテンが抑え込んでいた宗教勢力が盛り返した結果、後を継いだツタンカーメンの治世ではアテン信仰を廃され、アクエンアテン自身は永らく異端のファラオとしての汚名を負い、その事績の多くを抹消された。
 しかし、近年の研究では急激な宗教改革を行ったにも関わらず、国内では目立った経済問題や反乱の勃発が見受けられない事からその治世は一定の評価を獲得している。
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最終更新:2023年10月31日 06:14