【元ネタ】史実
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】ダレイオス一世
【性別】男性
【身長・体重】177cm・74kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力EX 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
地脈を掌握することで規格外の規模を誇る“王国”を形成可能。
道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
宝具の起点たる『大王の碑文』を短時間で製作可能。
【固有スキル】
神授の智慧:A
ゾロアスターの善神より獲得した数多の技能(わざのちから)。
英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにB~Aランクの習熟度を発揮できる。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
【宝具】
『万里俯瞰す王道制覇(バガスターナ・オーバーロード)』
ランク:A++ 種別:対陣宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
キャスターが生前統治した広大なる帝国、それを再現する巨大陣地宝具。
予め地脈を確保、接続することによって、陣地そのものとキャスターの存在を同期する。
その結果、キャスターは土地そのものと言える膨大な生命力を保有し、
王の目、王の耳によって陣地内のすべての事象を把握することが可能となる。
さらに張り巡らされた王の道により、キャスターはあらゆる場所に瞬時に転移できる。
『不尽の一万騎兵(アタナトイ・ミリオストス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
魔力が続く限り無限に補充され続ける総数一万の不死の軍勢。
陣地が魔力を肩代わりしており、『万里俯瞰す王道制覇』内では魔力を必要としない。
万にして個たる群体であり、その全てを滅ぼす殲滅攻撃以外は意味を為さない。
加えて、無数の軍勢を目視した敵には精神的な重圧感を与える。
【Weapon】
『大王の碑文』
キャスターが陣地拡大に用いる石碑。道具作成スキルによって作成可能。
設置すると『万里俯瞰す王道制覇』の起点となり、複数置くことで陣地を広げることも出来る。
なお、設置後の再移動は不可能。
【解説】
アケメネス朝ペルシア三代目にして最盛期の王。ダーラヤワウシュ。
「ダレイオス」は古代ペルシア語で「ダーワヤラウ(よきものを支持する者)」を意味する。
先代の王を暗殺して王座に上り詰めたと言われており、即位後は各所で反乱が起こったが、
彼はその全てを連戦連勝によって鎮圧。この時征服した反乱軍の九人の王を虐げる様子が、
有名なベヒストゥーン碑文に刻まれている。
その後彼はインド遠征を行い、インド北西部の主要な地域の征服に成功。
国境線を拡大した後は、統治のための州とサトラップの設置、それに加えて
王の目(公然の監視)、王の耳(密偵)と呼ばれる諜報網を配備して内政を安定させた。
また、当時の世界で最も早く移動することを可能にした『王の道』の建設を行っている。
この『王の道』は、学問に王道無しなどの格言にも登場するほど有名なものであり、
以後、ペルシアを支配した様々な国家が何百年も使い続けた程完成度の高いものだった。
彼が築いたアケメネス朝の新首都ペルセポリスは、政治・経済的には然程大きな都市では
なかったが、善神アフラ・マズダーからの王権神授の証明として重要な意味を持っていた。
その後彼は、イオニア植民市及びエウベアの都市国家を討伐、占領することに成功したが、
続くマラトンの戦いではギリシャ連合に敗北を喫し、ペルシア戦役は中断してしまう。
だがこの一度を除き幾多もの戦において、彼は生涯一度として敗北することはなかった。
しかし帰還後、各所の内乱の鎮圧に追われるうちに病に倒れ没した。
大王として数多の優れた才覚を神から授かった大英雄であり、
キャスターのみならず、
ランサー、ライダー、
アーチャー、
アサシンと
五つのクラスの資格を持つ。
最終更新:2015年10月19日 21:42