【元ネタ】:史実、『女騎兵の手記』
【クラス】:ライダー
【性別】女性
【身長・体重】172cm・65kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運A- 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:C+
騎乗の才能。幻想種や野獣を除き、大抵の乗り物を人並み以上に乗りこなせる。
更に『女騎兵の軌跡(アレクサンデル・アレクサンドロフ)』が発動している間、有利な補正が掛かる。
【固有スキル】
頑固一徹:B+
束縛や差別を嫌い、自由を掴み取ったライダーの信念と行動力。
固有結界や結界宝具等といった、自身を束縛し脱出・離脱を不可能とする効果に
囚われたとしても、一縷の望みを生み出すことを可能にする。
Bランクの反骨の相と単独行動の複合スキルでもあり、
ライダーの場合は特に男尊女卑の思想や行動を束縛されることを嫌っている。
麗しの風貌:D
服装と相まって、性別をどちらかに特定し難い美しさを(姿形としてではなく)雰囲気で有している。
女性として認識されにくくなり、同性から好意を向けられやすくなる。
また、特定の性別を対象としたあらゆる効果を無視する。
【宝具】
『女騎兵の軌跡(アレクサンデル・アレクサンドロフ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:??? 最大捕捉:1人
軍を退役するまで、様々な戦場を無傷で切り抜けたライダーの悪運。
ライダーが危機的状況に陥った時に自動で発動、幸運を規格外のランクまで上昇する他、
発動時のライダーの全行動は、戦闘及び戦場からの離脱へと帰結される。
場合によっては第三者をも巻き込み、外的要因すら手繰り寄せる。
離脱までの過程にライダーの意志は関係無く、本人が戦闘続行を意識した行動であっても例外ではない。
ライダー本人は宝具の内容を自覚しておらず、故にステータス欄と本人の意識から完全に隠蔽される。
『女騎兵の功績(トリコ・オドゥナ・クリーツァ)』
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:??? 最大捕捉:2人
兵士の命を救った事で得た、ライダーの数少ない軍人としての功績。
『女騎兵の軌跡(アレクサンデル・アレクサンドロフ)』の効果を、
ライダー以外の味方と共有することが出来る。
また、ライダーが救出対象と決めた相手を戦場から逃がすと決意した際、
戦闘終了時まで『女騎兵の軌跡』の起点を、自身から救出対象に移すことが可能になる。
ただし、この宝具は味方の救出や共に逃走する時にしか適用されず、
味方に継戦の意思がある場合には発動しない。
そして、最大補足を越える人数を対象に取った場合には、
救出対象を逆に『女騎兵の軌跡』の対象と取ってしまう。
『女神の栄光を冠せし相棒(アルキード)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
ライダーが幼少時代より共に過ごし、戦場を駆け抜けた愛馬。
元々、軍人であるライダーの父親の馬であるため、戦闘経験や戦場での立ち回りに
関してはライダーより優れていると思われる。
また、『女騎兵の功績(トリコ・オドゥナ・クリーツァ)』発動時、
ライダーを戦場から離脱させる場合に限り、離脱能力をさらに強化する。
【Weapon】
『無銘・ランス&サーベル』
一般的な槍騎兵の武装。
【解説】
別名アレクサンデル・アレクサンドロフ。
ロシアで活躍した女性将校。
ナジェージダは軍人の娘として生まれるも、赤ん坊の時、男の子を望んでいた母親から馬車から放り出されケガを負う。
この件に対して父親は、ナジェージダを軍の部下に預けるようになり、
これが影響で、ナジェージダは軍人に憧れるようになった。
成長したナジェージダは、愛馬アルキードと共に家出し、男装して「アレクサンデル」と名乗り、
ロシア軍槍騎兵隊に入隊し、ナポレオン戦争に参加することとなる。
だが彼女は、負傷者の救助・寒さによる居眠り・仲間に愛馬アルキードを貸しそのまま売り飛ばされ、
買い戻しに行くなど、様々な理由で軍隊からはぐれ置いてかれたが、結果的には戦場を無傷で乗りきる事となった。
ナジェージダは、負傷した将校を救助しゲオルギー勲章を授かるが、親の手紙が原因で、
軍に男装している事がバレてしまう。
自宅に連れ戻されるも、ナジェージダは皇帝アレクサンドル1世に直訴し軍に復帰、
ボルジノの戦いで負傷し退役するまで軍人として活躍した。
男装した姿は、同僚達から女とバレる事もなく、逗留先で人妻から求愛された。
軍人を辞めても男装は止めず、署名も「アレクサンドロフ」とし、周りから旦那と呼ばれ親しまれた。
彼女は作家として自伝「女騎兵の手記」を出版し、享年83歳、軍隊葬でもって葬られた。
【出演SS】
最終更新:2018年04月02日 20:50