ビーシュマ

【元ネタ】マハーバーラタ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ビーシュマ
【性別】男性
【身長・体重】205cm・118kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

【固有スキル】
神性:A
 女神ガンガーの息子であり、ヴァス神群の一人プラバーサの転生であるアーチャーは、最高の神霊適正を持つ。

不淫の聖戒:A+
 不淫の誓約を立てることで神々から不死を賜るスキル。
 その代償として生涯を孤独に過ごし、誰も愛せず誰からも愛されない。
 そんな彼の前に自身に対し強い執着を見せる者が現れた時、例えそれが憎悪であれ彼はその想いに応え自ら不死を手放すだろう。

沈着冷静:A
 如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
 精神系の効果への抵抗に対してプラス補正が与えられる。
 威圧、魅了、混乱、焦燥といった多くの状態に対し非常に高い耐性を有し、例え神々の力により完全武装したかつての師が立ち塞がろうとも決して引かない。

浄眼(神威):A
 聖仙パラシュラーマに与えられた浄眼。
 人と神とを見分け、神性スキルを持つ者の真名や能力を看破する。
 師は彼我の戦力差を明白にするためにこの眼を与えたがアーチャーは一歩も引かず決闘を申し込み、その圧倒的な戦力差を物ともせず互角に渡り合ったという。

【宝具】
『梵釈よ、罪を糺せ(ブラフマーストラ・ヴァジュラ)』
ランク:A+ 種別:対人/対国宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:600人
 聖仙パラシュラーマから授けられた宝具。アーチャー時には弓矢の形を取る。
 それに雷霆神インドラから授かった力が合わさることで超広範囲に雷嵐を巻き起こしながら標的に向かって突き進む。
 直撃すればその核兵器に匹敵するエネルギーが一点に集中し標的を撃滅する。

『聖仙よ、安息に眠れ(プラシュヴァアストラ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:2~50 最大弾数:230発
 アーチャーが師との戦いのため前世の記憶から持ち込み、結局使われることは無かった隠された宝具。
 一定ターン経過ごとに弾数と追尾性能が上がっていく誘導弾を放つ。
 威力は然程でもないものの、極めて強力な眠りの呪いが込められており一発でも命中すれば立ち所に昏睡状態に陥り、続く攻撃を回避することは不可能となるだろう。
 ただし天からの戒めにより、自身より格上の相手には使用出来ない。

【解説】
 聖仙から如意牛を盗んだ罪により人界に落とされたヴァス神群の一人、プラバーサ神の転生にして、クル族の王シャーンタヌの8番目の息子。
 パーンダヴァ、カウラヴァ両方にとっての大叔父でもある。
 ビーシュマという名前は「恐るべき誓いをした者」という意味であり、生涯独身を貫くことを誓ったことに由来する。
 この誓いを立てたことが神々の目にとまり、ビーシュマは自分の死に時を決めることができるという祝福を受けることとなった。

 比類なき射手であり、戦士である彼は、師である聖仙パラシュラーマと23日間戦い続けた事がある。
 この戦いの23日目に相手を眠らせる武器プラシュヴァアストラを使おうとしたが、天よりの忠告により使う事なく戦いは終わった。

 クルクシェートラの戦いにおいては、カウラヴァ側の総司令に任命され、カウラヴァ軍を守る非常に強力な守備となった。
 手詰まりとなったパーンダヴァはビーシュマ本人から打開策を聞き出そうとした。
 ビーシュマは「男女両方の性を備えた人物が現れれば私は武器を捨てるだろう」と答えた。
 そしてビーシュマに怨みを持つ女性アムバーの転生たる男性シカンディンがアルジュナの御者としてビーシュマと対峙する事になる。
 ビーシュマは武器を手放し、無数の矢で撃たれ、倒れた。
 ビーシュマはその後、戦うことを止め、静かに自らの死を待ったという。
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最終更新:2023年11月03日 22:53