武田信玄

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】武田信玄
【性別】男性
【身長・体重】171cm・61kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力D 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
疾きこと風の如く:A
徐かなること林の如く:A
侵掠すること火の如く:A
動かざること山の如し:A
 ライダーが掲げていた風林火山の軍旗が昇華されたスキル。
 一時的に自軍全体に様々なプラス効果を付与する。
 カリスマとの複合スキルであり、風は千里疾走、林は気配遮断、火は一気呵成、山は守護の誓約と同等の効果も兼ね備える。
 それぞれターン制限があるため戦況に応じて使い所を見極める優れた戦略眼が求められる。

【宝具】
『天台座主沙門・武田騎馬神将(てんだいざすしゃもん・たけだきばしんしょう)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:2000人
 戦国最強と名高い勇壮なる武田騎馬軍団の召喚。
 天台座主沙門とは天台宗総本山である比叡山延暦寺の長の下で修行した者の意であり、そこで鍛えられた精神はライダーのカリスマ性により軍団全体に波及する。
 自軍全体に精神干渉無効と戦闘機動:Aを付与し、敵陣に吶喊。
 その勇猛果敢なる雄姿は不動明王の炎を思わせ、敵軍を威圧する。

『足長坊主(あしながぼうず)』
ランク:D- 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:200人
 歩き巫女とも呼ばれるくノ一軍団を組織し、日本各地で諜報活動を行わせた逸話に由来する宝具。
 歩き巫女とは日本固有の特殊な呪術を用いる魔術師でもあり、それによって遥か遠方にて座すライダーと通信をしていた。
 情報戦略こそ自身が率いる騎馬軍団を常勝の軍たらしめた最大の要であり、英霊となったことでその呪術は各地に潜伏する日本に縁のある魔術系統を扱う女魔術師に干渉し情報を読み取る一種の類感呪術となった。
 厳密に言うと女性の有する魔術回路から思考を読み取るため必ずしも現役の魔術師である必要は無く、
 女性であるならば敵のマスターが見聞きした情報も読み取れるが、相手が優れた魔術師の場合判定次第で逆探知される危険もあるため使い所には注意が必要。

【解説】
 甲斐の虎の異名で知られる戦国大名。川中島の戦いにて越後の龍・長尾景虎上杉謙信)と五次に渡り対峙した。
 特に熾烈を極めた第四次川中島の戦いでは自軍を二手に分け景虎の軍を挟撃しようとするが景虎にその策を見破られ、
 車懸りの陣にて弟の信繁や軍師・山本勘助といった優秀な将を次々と討ち取られた信玄は手薄となった本陣に斬り込んで来た景虎と一騎討ちを演じたという。

 晩年、三河の野田城の戦いで勝利した後持病が悪化し療養していたが甲斐に戻る途上の街道にて死去。享年53歳。
 余談だが信玄は遺言として息子の勝頼に対し「信勝継承までの後見として務め、越後の輝虎(長尾景虎)を頼る事」と言い残したとされており、
 最大の好敵手であった景虎の能力だけでなく人格面でも評価していたようだ。

 なお、信玄の死後に成立した軍学書『甲陽軍鑑』では名君・名将として描かれており現代でもそのイメージが一般的であるが、
 史実では父親の信虎を追放、嫡男の義信を幽閉した末に自害させる等、戦国の世であることを差し引いても人倫に悖る行いが多く、
 それを聞いた景虎は自身の信じる義の精神に反するとして損得を度外視した数々の戦を仕掛けたという。
 一方で『日本外史』によれば、信玄の死を聞いた謙信(景虎)は、信玄を英雄男子と讃え、好敵手を失ったことを嘆いた、とも。
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最終更新:2023年11月03日 22:49