【元ネタ】史実
【CLASS】
バーサーカー
【マスター】
【真名】ミシェル・ノストラダムス
【性別】男性
【身長・体重】169cm・73kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
狂化: B-
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
無辜の怪物スキルにより無数の人類滅亡の未来を見せ付けられた事で彼の精神には亀裂が入り、非常に危うい状態となっている。
難解な独り言を呟いたかと思えば突然怒りを露わにする等、実質的に意思疎通は困難となっている。
バーサーカーの予言で誰かが死ねば彼の精神は更に軋みをあげ、取り返しの付かない所まで破綻していく。
【固有スキル】
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
バーサーカーの場合
星読み、あるいは医術に使用する道具を主に作成できる。
無辜の怪物:EX
本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
生前から現代まで数多の偽者や陰謀論者、終末論者達によって様々な荒唐無稽な解釈をされ続けた結果、
元来有していた有り得た未来の可能性を視る魔眼が捻じ曲げられ、いずれ来たる破滅の未来を視る魔眼となった。
サーヴァントとして召喚されれば、遠い未来に起こり得るだろう災厄を現在の時間軸へと招き寄せてしまうが、抑止力が働く世界ではこのスキルが十全に発揮される事は無い……筈である。
医術:A+
迷信が蔓延っていた当時の医療技術より数段優れた近代的医術。
なお、このスキルは現代を基準で比較するものではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判断するものとする。
占星術(歪曲):A
生前
バーサーカーは星位をもとにして未来を占う判断占星術を予言の基礎に置いていた。
しかし
無辜の怪物スキルの影響でその技術にも歪みが生じてしまう。
その結果、対象の破滅への過程を導きだすという効果のスキルへと成り果てた。
【宝具】
『黒死の舞踏、浄炎の幕(ラ・ダンス・マカブル・フィナール)』
ランク:C 種別:対病宝具 レンジ:0~40 最大捕捉:100人
ペスト流行時、流行地に果敢に乗り込み治療に尽力した
バーサーカーの精神性が昇華され、
更には未来の医術を先取したかのように、酒や熱湯で市中の住居や通りなどを清め、火葬まで行ったという伝説が結びつき誕生した宝具。
バーサーカーの周囲に炎を出現させ、それを使役する。
この炎は攻撃にも使用可能だが、その真価は浄化にこそある。
任意の対象を炎に包むことにより、その対象を蝕む病毒(サーヴァントであればあらゆるステータス異常も)を消滅させる。
この時対象の身を害する事はなく、更には体力や魔力を大幅に回復させる。
【解説】
現代では(良くも悪くも)世界で最も有名な予言者となったルネサンス期フランスの医師、
占星術師、詩人。
ミシェル・ノストラダムスはペンネームであり、本名はミシェル・ド・ノートルダムという。
その生涯は様々な伝説に彩られ実体が掴めず、医師としての主著『化粧品とジャム論』は逸話とは裏腹に当時の医術の域を出ない内容である等、謎が多い。
当時から予言者として王侯貴族等の有力者から重用されていたが、その一方で批判者も少なくなかった。
時代が降って20世紀後半、彼の代表作『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』内に登場する恐怖の大王やアンゴルモアの大王なるものが降臨するとされる1999年が近づくにつれ、
様々な関連書籍が出版され第三次世界大戦、宇宙人や未知のウイルスの襲来、隕石激突、核ミサイルの雨等といった人類滅亡に繋がる解釈をされ現代でも歴史的事件が起きる度に予言と関連付けた解釈が行われている。
実際の所ノストラダムスが本当に未来を予言していたのかは魔術世界でも意見が分かれているが、
1999年に人類が滅亡しかねない何かが起きた世界線が存在する可能性は極一部の魔術師により演算されているらしい。
最終更新:2023年11月03日 22:31