ザッハーク(リメイク)/アジ・ダハーカ

【元ネタ】シャーナーメ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ザッハーク
【性別】男性
【身長・体重】177cm・67kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
竜種改造:EX
 邪竜アジ・ダハーカとして転じてしまう運命を背負ったことで獲得したスキル。
 竜種としての魔力炉心が形成され、サーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。

不滅の双蛇:A
 悪魔王アンリマユの呪いによって肩に生やされた二頭の蛇。
 ライダーの精神から独立した思考を持つ竜種であり、ライダー本体が存在する限り破壊されようと何度でも蘇る。
 アジ・ダハーカの化身たる証であり、その力の一端でもある。

高速神言:A+
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも無工程(ノーアクション)で起動させられる。

魔王の叡智:A+
 悪魔王アンリマユからの邪悪なる祝福。
 悪を振りまき善性たる存在をいかにして悪に染め上げるのか、対善性用の叡智や魔術などのスキルが自動的に習得可能である。

【宝具】
『万魔蠢動す殲軍の殿(ペイヴァルアスプ・クリンタ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 アジ・ダハーカの根城でありライダーの要塞。
 魔性の者共が集う魔境にして大規模な魔術工房であり、城内には悪性情報が散りばめられており、無謀な侵入者の身は常に悪性情報に晒され魂が汚染されてゆく。
 この魔城は周囲の地脈を強制的に吸い上げ続けており、蓄積された魔力からアジ・ダハーカの眷属である悪魔や人間の兵士、邪悪なる妖精が量産されている。
 量産された兵士達はライダーの命の元に出陣し、かつてジャムシードを討った悪の軍勢として使役する事が可能である。
 それらの兵士達は悪性情報を有した存在であり、一度世に放てば周囲を汚染しつづける害悪と化す。

『悪竜縛鎖・鎧殻結界(ディーヴバンド・ダマーヴァンド)』
ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
 ダマーヴァンド山においてライダー、あるいはアジ・ダハーカを封じた拘束が宝具となった物。
 ライダーの伝承において勇者フェリドゥーンの使った獅子の皮で作った縄、鉄の杭と鎖、それらを核とし、悪竜を封じる結界が鎧という形を取っている。
 この鎧を装着している限りライダーはアジ・ダハーカに由来する能力は使用できない。
 だがあまりにその結界が強固な為、堅牢な物理的、魔術的な守りとして転ずる事ができる。
 この宝具を解除するには核となっている獅子の皮で作った縄、鉄の杭と鎖の三つを破壊する必要があり、その為には膨大な魔力を必要とする。

『降誕せよ、三ツ頸の至悪(グメーズィシュン・アズダハーグ)』
ランク:EX 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
 ライダー自身の霊基を質として悪竜へと昇華する転身宝具。
 霊基を質に出し、新たに降誕するゆえに元の霊基には決して戻れない。
 この宝具を発動するために必要な魔力量は凡そ小聖杯三つ分という出鱈目なモノであり、先ず発動は出来ない。
 しかし、一度発動されれば暴虐をしつくし、果てには創造物の三分の一を滅ぼす終末の悪竜が降誕する。
 悪竜へと昇華した場合、ライダーであったころの全ての宝具を使用することはできなくなり、悪竜としての宝具へと変わってしまう。

【weapon】
『無銘・鋸剣』
 かつて堕ちたる聖王ジャムシードを弑した処刑剣。
 それにより聖・王属性への特攻効果を持ち、更には双蛇の毒が浸透し極めて致死力の高い魔剣と化している。

【解説】
 ピーシュダード朝第五代の王、蛇王ザッハーク。
 給仕に化けた悪魔王アンリマユによって父マルダースを殺し、ジャムシード王を弑逆して、ジャムシード王の妹二人を妻として王となった。
 また、時期は不明であるが、アンリマユの呪いによって、両肩に何度切り落としても再生する蛇を生やされたという。
 アンリマユは驚き苦しむザッハークを唆し、彼の千年の治世に渡って、夜毎に二人の若者を蛇の生贄とさせた。
 それにより、17人の息子を殺された鍛冶屋のガーウェは不満分子を集めて反乱を起こす。
 その中の一人にザッハークの打倒を運命付けられ、聖牛ビルマーヤに育てられた英雄フェリドゥーンがいた。
 ザッハークは激戦の末にフェリドゥーンに心臓を突き刺されて死んだとも、ダマーヴァンド山の洞窟に今も幽閉されているとも言われ、その末路は定かではない。





【元ネタ】古代ペルシア神話、ゾロアスター教など
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】アジ・ダハーカ
【性別】男性
【身長・体重】33.6m・???
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者:A
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:B
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):EX
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 三つの聖杯を取り込んだことにより、魔力を毎ターン大回復する。

【固有スキル】
天性の魔:A++
 英雄や神が魔獣に堕したのではなく、怪物として産み落とされた者に備わるスキル。
 アヴェンジャーは、人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久力に到達している。

千の魔術:A
 アヴェンジャーが保有する千にまで至る程の魔術が集合し、一つとなったもの。
 魔術基盤などの陣地によって左右される魔術さえ保有し、それらを何のデメリットもなしに発動できる反則級のスキル。
 分類としてはケイオス・マジックが最も近しい魔術と言えよう。

不倶戴天の証:EX
 この世全ての悪が文字通りの全てを以て降誕させた最強の魔王の証。
 絶対悪ともいえる竜の証明。
 悪または混沌属性を持つ英霊・反英霊の攻撃にAランク宝具までの耐性を与え、逆に善・秩序属性を持つ英霊・反英霊の攻撃を耐久に関係なくダメージとして通す。

悪竜汚染:A+
 悪竜現象を無差別に広める災害ともよべるスキル。
 アヴェンジャーがダメージを負い、その血を浴びたもの(生物・無機物問わず)に悪竜の概念を付与し、自身の眷属として使役する。
 対抗するには精神防御系のスキル・及び宝具か、高いレベルの神性を保有している必要がある。
 A+ともなれば、Bランク以上の精神防護系のスキル・宝具や神性が必要となる。

【宝具】
『相克せし覇者の光輪(ドゥシュ・クワルナフ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:9~99 最大捕捉:1000人
 終末にてアヴェンジャーは世界の生物の三分の一を滅ぼすといわれる伝承の再現。
 熱を一切感じさせない光の輪。それは世界の指標たる光輪を具現化させたもの。
 一度その輪は解き放てば、伝承にたがわず世界の生物の三分の一を亡ぼす光がその輪を拡大させながら殲滅し続ける。
 尚、この宝具の効果は惑星に存在する生命全てを換算するため、規模が増減する。

【解説】
 古代ペルシア神話、ゾロアスター教の伝承などに登場する邪竜アジ・ダハーカ。
 容姿としては3頭3口6眼の容姿として伝わっており、頭はそれぞれが苦痛、苦悩、死を表している。
 その翼を展開すれば天を覆うほど巨大であり、また千の魔法を駆使し善なる者を滅ぼす。
 バビロンにあるとされるクリンタ城を根城する暴君であり、悪魔王アンリマユに創造された配下の一人でもあり、あらゆる悪の根源をなすものとして恐れられている。
 神話では善神アフラマズダの配下である神の一柱である火の神アータルと対峙し光輪(クワルナフ)を奪い合ったとされる。
 そんな邪竜にも凋落の時は訪れる、英雄であるスラエータオナに討伐され封印の為にダマーヴァント山の地下深くに幽閉されたという。
 終末の時に復活を果たし、神々の創造物3分の1を貪り尽くし最終的に英雄クルサースパに殺さる未来はすでに決まっているという。
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最終更新:2023年11月01日 23:30