【元ネタ】史実
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】長曽弥興里入道虎徹
【性別】男性
【身長・体重】168cm・65kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
刀剣には魔除けや厄除けといった力が宿るとされ、セイバーがそれを作り出し、共にしているが故にこのランクとなる。
【固有スキル】
一意専心:A
セイバーの場合は、刀剣、甲冑などの製作に対して発揮される。
道具作成スキルに対するプラス補正として働く。
刀匠:B+
伝説的な刀工として語り継がれるその技術がスキル化したもの。
道具作成(技術):Bと
陣地作成:B、
芸術審美(武器):D程度の複合スキルで望む場所に自身の鍛冶場を作ることが出来る。
血啜の名刀:C
─── 今宵の虎徹は血に飢えている。
...真偽はともかく、その様に後世で語られた事に由来するスキル。
セイバーが作成した刀に任意で低ランクの吸血スキルを付与し、血に濡れれば濡れる程斬れ味が強化される妖刀に変化させる。
贋作作成:A
セイバーの銘を冠した贋作が世に出回った事で得たスキル。
セイバーが見た装飾類を完全に再現できるが、真名解放をする事は出来ず、加護なども一切発揮されないので出来がいい贋作止まりである。
セイバーはその霊基にかつて己の贋作を作った者たちの霊基、そしてその贋作その物を取り込んでいる。
【宝具】
『
大黒天虎徹(だいこくてんこてつ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大捕捉:1人
かつてセイバーが求めた究極の甲冑、そして鍛冶師として研鑽を重ねた末に至った神威に至る道筋。
大黒天とはヒンドゥー教のシヴァ神の化身たるマハーカーラであり、それが仏教に取り入れられた存在である。
マハーカーラは『時を超越した者』や『死』を意味する。
純粋に着用した者のステータスを向上させるだけでなく、タイムパラドクス等の時間操作系の攻撃を無効にし、
あらゆる即死系攻撃をキャンセルする力を持つ。
まさしく神威の如き力を持つが、その霊威故にセイバーがこの宝具を出現させる事は彼の消滅をもたらす。
【解説】
江戸時代は寛文頃の刀工、入道名を虎徹と名乗った。
江戸へ移住の当初は、兜や古釘など古い鉄の処理に関する自信から「古鉄」と称していたが、のちにこの字に改めた。
かの李広が石を『虎』とみて射たところ、矢が石に『徹』った、という故事に因んだとも。
元々は甲冑師であったが、五十歳ほどで江戸へ移住、刀工に転向した。
作刀は非凡な切れ味と、見事な彫刻により人気を集めた。
切れ味は、最上大業物と格付けされ、彫刻内容は剣巻き竜が主だが、浦島太郎・大黒天・蓬莱山・風雷神などもあったとか。
江戸後期には彼の作刀は大名道具、大名差しと言われる代物となり、上流階級が所蔵する品であった。
その人気は高いのだが、贋作が非常に多いことで有名であり、興里の銘は偽銘が切りやすかった事もあってか、在銘品ほとんどが偽物だとも。
最終更新:2023年11月01日 23:28