【元ネタ】『マハーバーラタ』
【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】ドリシュタデュムナ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・66kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
自らが攻撃態勢に移ると
気配遮断のランクは大きく落ちる。
ただし宝具で定めた対象への攻撃であればこの限りではない。
【固有スキル】
心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、
その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
願望の受諾者(殺害):A
殺害の願望に限り、その願いを受け取る者。その性質。
アサシンが特定対象の殺害を願われ、対象と相対した場合、ステータスを二つ選択しワンランク向上させる。
怨敵殺害の願いを受けて誕生し、その願いを果たした故のスキル。
火天の化身:A
アグニの化身として燃え盛る火の中から生を受けた
アサシンは成人の体だったと言う。
アサシンの肉体には火に由来する一切の攻撃が魔力に変換されてしまい
アサシンの力の糧となる。
高ランクの神性、
魔力放出(炎)、
天性の肉体を合わせ持つ複合スキルである。
その身に宿す焔は
アサシンの目的が果たされるまで決して消える事はない。
【宝具】
『火天よ、瞋火を熾せ(アグニ・ヤジナ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
父の願い、怨敵の殺害の為に儀式により炎の中から誕生した逸話から生まれた宝具。
真名開放と共に
アサシンの肉体を炎が包みこむ。
そしてこの炎から
アサシンが出てきた時、
アサシンには対象一人を殺害する運命が刻み付けられる。
アサシンがその対象を殺害するまでの間、
アサシンの幸運は上昇し、更に対象への特攻、特防能力を得る。
ただしこの宝具を一度発動すると、殺害しない限り対象の変更、取り消しをすることは出来ない。
【解説】
クルクシェートラの戦いにてパーンダヴァ軍の司令官を務めた英雄。ドルパダ王の息子にして、ドラウパディー、シカンディンの兄。
父ドルパダとドローナは親しい友人であったが、パンチャーラ王となったドルパダは訪ねてきたドローナとの友情を否定する。
ドローナはクル国へ行き、クル族の王子たちの武術師範となり、成長したパーンダヴァをパンチャーラ国に派遣し、国土の半分を奪い取った。
この復讐を誓ったドルパダは、「ドローナを殺す子」を求め、儀式を行った。
その祭壇の炎の中から、成人した完全武装の戦士として生まれたのが、ドリシュタデュムナである。
この時妹のドラウパディーも一緒に生まれたという。
また彼は火神アグニの化身だとも。
そしてドリシュタデュムナはドローナの弟子となった。
クルクシェートラの戦いにおいて父はドローナに殺され、ドリシュタデュムナはドローナへの復讐を誓う。
そして戦争16日目、息子
アシュヴァッターマンが死んだという偽情報により動揺し、捕虜となり瞑想をしていたドローナを殺害し、首を切り落とした。
しかし戦争18日目、
アシュヴァッターマンのパーンダヴァ陣営への夜襲にて、ドリシュタデュムナは殺される事になる。
炎の中から生まれた彼の最後は、炎の中で死んでいくという物だった。
最終更新:2023年11月01日 23:20