【元ネタ】史実
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】グナエウス・ポンペイウス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・62kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
本来清らかな乙女以外には懐かず、飼い馴らすことは不可能とされる獰猛な幻馬ユニコーンを制御する
ライダーにはこのランクが相応しいだろう。
【固有スキル】
戦略:A
外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
嵐の航海者:A+
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
戦勝の寵児:B
数々の戦争で勝利を治め、民からの羨望の眼差しを得るまでに至った
ライダーの武功。
戦場における
ライダーの武勇が民に広まれば広まるほど
ライダーのステータスが上昇する。
しかし、民の眼差しが他の英雄に向けられれば、ステータス向上の恩恵は授かれない。
【宝具】
『波濤凪ぐ我らが海界(レックス・ガビニア)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~200 最大捕捉:1000人
地中海に蔓延る海賊を僅か三ヶ月で駆逐した討伐作戦の再現。
レンジ内を13のエリアに区分けし、最大500隻もの艦隊を各区に分配する形で展開する。
召喚された軍船・兵士の多くは練度こそ高いものの、特筆すべき能力を持たない。
しかし、
ライダーが指揮する区画のみ海賊・盗賊の経歴がある者へ有利な戦闘ボーナスを獲得し、隣接する区画への空間転移を可能とする。
同型の宝具の中でも上位の効果範囲・動員数を誇るが、それ以上に宝具展開から殲滅までの卓抜した迅速さこそがこの宝具の真の脅威であると言える。
『白皚たる凱旋の嘶き(カンディドゥム・マグヌス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:100人
生前に
ライダーが調伏した聖獣ユニコーン。
聖獣でありながら聖と魔、二つの属性を有し、その一本角からはあらゆる毒を取り除く事が出来る成分が分泌される。
一本角は攻撃にも転じる事ができ、その威力は巨象を屠り、岩石を容易く粉砕するほど。
また、
ライダーの持つ"マグヌス"の偉力が合わさり、聖獣ながら限りなく神獣に近い位階に至っている。
真名解放により、一本角から解き放たれる聖なる水を纏いながらあらゆる地形を走破し、対軍級の破壊を齎す。
一方で、純潔を保つ乙女の前では無力であり、戦闘状態を解いてしまうが仮に乙女が純潔ではなかった場合、あらゆる生物を貫く憤怒の魔獣となり果てる。
怒り狂う彼を御すことが出来るのは、
ライダーただ一人だけである。
【解説】
共和制ローマの軍人であり政治家。
家は裕福であり父もエリート街道を進んでいき、その父の呼びかけにより僅か18歳で戦争に従軍を果たす。
若き身でありながらも活躍し続ける内に、閥族派(オプティマテス)の指導者コルネリウス・スッラの目に留まり彼の元で武功を重ねる内に「インペラトル」の称号とマグヌスの名を与えられた。
また、数々の戦いに勝ち抜きその功績を持って25歳で凱旋式を上げる事となった。
スピキオ・アフリカヌスをも超える記録であり彼が早咲きの英雄と呼ばれる事ともなった。
当時、地中海を海賊が荒らしローマ人も被害にあっていた。この事態を重く見た元老院は海賊掃討作戦をポンペイウスに任命3年の期間が与えられたが、
彼はこれを僅か49日間でやり遂げ、その後はオリエント世界での戦争に参加しその地を征服。再びローマの地にて盛大な凱旋式を執り行った。
世界の歴史に名を遺した三頭政治の一角をなし権力を有する元老院で対抗出来る勢力を結成。
その後、ローマ内戦へと至りあのカエサルと対決する事に至り一度は優勢に駒を進めたものの最終的にはファルサルスの決戦で敗北。
激戦に敗れたポンペイウスは以前から縁のあったエジプトの地へ逃げ延びたがファラオの刺客によってその生涯を終わらせる事となった。
最終更新:2023年10月31日 21:33