【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ヌアザ
【性別】男性
【身長・体重】191cm・98kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
神性:A-
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ゼウスにも例えられるダーナ神族の王、高位の神霊であるセイバーは右腕を欠損し、王権を喪失した姿でしか基本的に現界は不可能である為、
神性はランクダウンし、王権に纏わるスキルを消失している。
魔力放出(水):A
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
セイバーの場合、迸る水が魔力となって使用武器に宿る。
単純に攻撃に使う以外にも水の膜による防御や、宝具である『銀の腕』との組み合わせによる浄化の水流など、他の魔力放出と比べ火力こそ譲るもののその分応用力、持続力に長けている。
戦神のカリスマ:B
セイバーが持っていた戦争の権能が神性の低下に伴い劣化したもの。
軍略、戦術眼、士気操作能力、勇士達に対する強力な統率力を兼ね備えた複合スキル。
幸運を齎す者:A-
セイバーの真名に由来するスキル。
己の身体のいずれかの部位を代償にして一時的に自軍全体の幸運を超大幅ブーストし、その効果は因果律にすら干渉するほど。
しかし、ケルトの掟に於いて身体の欠損は王権の喪失を意味し、既に片腕を失っている今の状態で使用すれば神性は更にランクダウンされ、
通常のサーヴァントと変わらない程度にまで霊格が低下してしまうため、セイバーはこのスキルを万能の物とは認識しておらず、いざという時のみに使用する。
王権:-
カリスマや軍略とは異なる、王としての絶対的な権限。
単独にして完成された王のカタチであり、確立されたスタンドアロン。
その魔力系統、テクスチャ自体が異なっているため、マスターを失ってもある程度限界を維持出来、デバフの類に耐性を得る。
王権を喪失した姿での現界の為、このスキルは失われている。
【宝具】
『病を祓え、銀色の腕(アガートラム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
医神ディアン・ケヒト作の銀造りの義手、戦神であるセイバーが用いたという神造兵装「銀の腕」
近接パラメーターを向上させ、白兵攻撃にボーナスを付与する他、この兵装自体が持つ極めて強力な「浄化」の属性により、
悪・魔性・病の属性を持つ存在に特効を持ち、ただ手で触れ、払い除けるだけでそれらの要素による弱体を祓い清める。
『我が闇を轢き裂け、耀ける銀色の腕よ(クレイヴ・ソリッシュ・アーギャッドラーウ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:600人
───銀の腕の正体、それは医神ディアン・ケヒトによって義手へと鍛え直された「ヌアザの剣」であった。
真名解放により義手は変形、拡大し、何者もこの剣から逃れることは出来ず、一度鞘から抜かれればこれを耐える者はいないと称された巨大な刃が姿を現す。
かの"ニーベルンゲンの魔剣"や"アイルランドの聖剣"と同一視された白き刃による文字通りの「手刀」はレンジ内を両断するだけに留まらず、
その奇跡が白銀の輝きと共に空間を裂き、一定時間凡ゆる不浄を浄化し続ける。
【解説】
ケルト神話における神話サイクル登場する主神であり、トゥアハ・デ・ダナーンの長。
フィル・ボルグ一族との戦いにおいて武功を挙げるも、右腕を失い「体の不自由な者は王になれない」という掟に従ってブレスに王位を譲った。
しかし、治癒の神ディアン・ケヒトから銀製の義手を受け取り力の回復を図る。
このことからヌアザは「銀の腕のヌアザ」と呼ばれるようになった。
その後ディアン・ケヒトの息子であるミアハによって腕は完治し王位に返り咲く。
ヌアザの王権復活とともに暴君と化し信望を失ったブレスは玉座から追放される。
これに不満を感じたブレスはフォモール族の力を借りる事でダーナ神族に戦いを挑む。
ヌアザもまた武器を手に立ち向かうもフォモール族の暴威に敗れる。
フォモール族の支配下の元、ダーナ神族は圧制を強いられる事となった。
それを良しとしなかったヌアザはルーの才気に目を付け対フォモール族の指導者になるよう懇願。
ルーの率いるダーナ神族とフォモール族との決戦の最中ヌアザは妻と共にバロールによって殺害されるがそのバロールもまたルーによって撃破される。
ダーナ神族は勝利を収め、ルーはヌアザの後釜としてトゥアハ・デ・ダナーンの王に君臨することとなる。
最終更新:2023年10月31日 21:23